プロフィール
車両の引き上げや回送を担当するドライバーのMさんは、2024年に中途入社。前職はテーマパークとホテル間を結ぶシャトルバスの運転手として勤務。現在は、故障車や事故車を安全にトラックへ積み込む業務に従事し、臨機応変な対応力と確かな経験で活躍中。土日の休日は家族との時間を大切にしながら、現場の第一線でソコカラを支えている。
今回お話を伺ったのは、ソコカラでドライバーとして活躍されているMさんです。前職ではテーマパークのシャトルバスドライバーとして勤務していたMさんが、入社から約1年が経過した現在、どのような想いで日々の業務に取り組んでいるのか深掘りします。ソコカラのドライバー職のリアルな魅力に迫ります。
自己紹介・経歴
まずは簡単な自己紹介と、ご入社前、入社後までの簡単なご経歴のご紹介をお願いいたします。
以前は、テーマパークとその周辺のホテルを結ぶシャトルバスの運転手を務めておりました。このシャトルバスの仕事は、お客様を乗せて決まったルートを運行する、いわゆる「人」を運ぶ役割が主でしたね。2024年の6月にソコカラに入社し、ドライバー業務を約1年間行っております。
入社の経緯
Mさんがソコカラへ入社されたきっかけや、決め手は何だったのでしょうか?
一番の決め手は、家族との時間の両立です。結婚して子どもが生まれたタイミングで、「もっと家庭の時間を大切にしたい」と思うようになりました。以前のバスの仕事はシフト制で勤務時間も不規則、休みも少なかったので、家族と過ごす時間がほとんど取れなかったんです。
その点、はなまるは土日祝が基本的にお休みで、家から近い場所にちょうど千葉車輌管理センターがあったこともあって、ここなら家庭と両立できるかもしれないと思いました。車の知識はまったくなかったですが、運転自体は苦にならなかったので、思い切って応募してみたんです。
仕事内容
現在のお仕事の内容について詳しく教えてください。
ドライバーの主な業務は、市場で売買される「中古車両」や、事故などで破損して動かなくなってしまった「損害車両」の引き上げ作業になります。損害車両というのは、例えば事故で車体が大きく変形してしまったり、タイヤが外れてしまったり、エンジンが故障して自力では全く走れない状態の車を指します。そういった車を安全に回収することが私たちの重要な任務です。
自力で走行できる車両は、私たちが運転して積載車(車を積んで運ぶための特別なトラックのこと)に積み込みますが、損害車両などで自走できない車については、積載車に装備されているウインチ(ワイヤーを巻き取って物を引っ張る機械)を使って引っ張って荷台に乗せております。このウインチ作業は、車の損傷具合や現場の状況によって、とても繊細な操作が求められます。
就業時間は定時で午前9時から午後6時までです。忙しい時でも、基本的には午後6時前後には帰宅できることが多いですが、お客様の都合で遅い時間に引き上げを指定されたりすると、もう少し帰りが遅くなる時もありますね。
やりがいと大変だったこと
この仕事でやりがいを感じる瞬間はどのような時ですか?
やっぱり、たとえ時間がかかっても、困難な状態にある車両の引き上げ作業を無事に積み込むことができた時には、大きな達成感がありますね。特に損害車両は、事故の衝撃で車体が歪んでいたり、狭い路地や傾斜のある場所だったこともあり、どうやって積載車に乗せるか頭を悩ませることも少なくありません。そうした中で、自分の知識と経験、そして積載車に備わった特殊な道具を駆使して無事に作業を終えられた時は、「よし、やったぞ!この難題を乗り越えられた!」という充実感で満たされます。
あとは、忙しい日程の時でも、引き上げ作業が営業時間内に無事に終わった時も、達成感を感じます。お客様のご都合や交通状況によっては、タイトな時間の中で複数の車両を引き上げなければならないこともあります。そんな時間的なプレッシャーがある状況で、計画通りに、またはそれ以上に効率よく業務を遂行できた時には、今日一日頑張ったなという気持ちになります。
逆に、この仕事で大変だと感じることはありますか?
基本的に損害車両など、自力で動かせない車を扱う時は大変なことが多いです。無理に引っ張るとさらに車両を損傷させたり、積載車から落ちてしまったり、荷台の上で車両が安定しなかったりするリスクがあるため、非常に注意が必要です。
もしそうなってしまった場合は、一度ウインチを緩めてやり直したり、車両の向きを微調整して、安全な状態に修正します。それで終わりにするのではなく、ドライバー間で情報共有をして、「次はどうすればもっと安全に、スムーズにできるか」を共有して、改善に努めています。
また、夏場の炎天下での作業は、車の下に潜り込んだり、重い道具を扱ったりすることもあるため、汗だくになります。そうした中で、常に冷静な判断と慎重な操作が求められるため、肉体的にも精神的にも大きな負担となります。
仕事の魅力
日々の業務の中で、特に意識されていることはありますか?
ドライバーは毎回行く場所が違いますし、同じ車のを対応することがありません。そのため、もちろん安全運転を心がけておりますし、事故を起こさないことはもちろん、車両の積み下ろし作業中に自分や周囲の方々に危険がないように、常に安全を意識して取り組んでいます。
その他には、お客様からお預かりする書類は、車両に関する重要な書類ですので、回収から管理まで細心の注意を払って行っています。
この仕事の魅力を教えてください。
車を扱うことができるというのが、この仕事の最大の魅力だと感じています。車が好きな方にとっては、普段なかなか触れることのできないような珍しい車種や、最新の車を間近で見たり、時には運転したりする機会もあるので、とても楽しい仕事だと思います。
また、ソコカラのドライバーの仕事は、損害車両を扱うことが多く大変な面もありますが、色々な場所に行くことができたり、多様な車に乗れたりするので、その分楽しいことも多いです。
以前と比べて、ご家族との過ごし方というのは変わりましたか?
大きく変わったと思います。以前は子供が寝てから帰宅することがほとんどでしたので、毎朝慌ただしく送り出すだけで、ゆっくりと顔を合わせる時間が持てませんでしたが、今では業務を終えて帰宅しても、まだ家族で夜ご飯を食べることもできる日もありますし、大体いつも子供が起きている時間には帰宅できています。
仕事が終わった後、家に帰って子供と遊ぶことが一番の楽しみです。一日の疲れも、子供たちの元気な姿を見ると癒されます。
応募者へのメッセージ
応募を検討している方にメッセージをお願いします。
この仕事は確かに中古車だけではなく、損害車両を扱うこともあるので、大変なことも多いですが、先ほど申し上げたように、色々な車に乗れたりと、楽しいこともたくさんあります。
私自身、実は車に関してそれほど詳しいわけではありませんでした。入社する前は「自分に専門知識がなくても、ちゃんと仕事ができるだろうか」という不安もありましたが、先輩方が車の積み方や道具の使い方、現場でのトラブルへの対処法まで、本当に手取り足取り、丁寧に教えてくださるので、安心して業務に取り組むことができました。専門知識がなくても、やる気さえあれば十分にチャレンジできる環境なので、未経験の方でも安心して飛び込めると思います。
そして何より、プライベートも充実させることができる仕事です。仕事と私生活のバランスを大切にしたい方にとっては、非常に魅力的な職場だと思います。もし「車が好き」「新しいことにチャレンジしたい」「仕事もプライベートも充実させたい」という方がいらっしゃいましたら、心からお待ちしております!
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