2020.07.09

ホイールアライメントとは?調整が必要になるのはどんなケース?

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車で快適に走行するためには、ホイールアライメントの調整が必要不可欠です。また、タイヤを長持ちさせるうえでもとても重要です。

今回の記事では、ホイールアライメントとは何か、ホイールアライメントの調整が必要になるケース、ホイールアライメントのずれにより起こるトラブルについてご紹介します。ぜひご覧ください。

ホイールアライメントとは車のホイールの角度を調整すること

ホイールアライメントとは、車のホイールの角度を調整することを意味します。具体的には、各社メーカーが定めるトー角、キャンバー角、キャスター角に調整することです。サスペンションアライメントという名称で呼ばれることもあります。

ホイールアライメントは、快適な走行を行ううえで、とても重要です。ホイールアライメントが適切な状態であると、タイヤの摩耗が軽減され、車が長持ちします。さらに、タイヤの抵抗が小さくなるので、車の操作性が上がり、乗り心地もよくなります。

ホイールアライメントで重要となる3つの角度

ホイールアライメントでは、「トー角」「キャンバー角」「キャスター角」の3つの角度の調整が行われます。下記では、これら3つの角度の意味について解説します。

直進道路走行時の快適さに関わるトー角

トー角は、車を上から見た際に、車の中心線とタイヤがなす角度として定義されています。トー角は、車が直進道路を走行する際の快適さを決める重要な指標です。トー角は、角度によってトーインとトーアウトの2つに分類できます。

トーインとは、タイヤの前方側の部分が内側に向き、後方側が外側を向いている状態を指す言葉です。トーインの角度が大きいと、トレッドの外側のエッジが摩耗しやすくなってしまいます。

一方、トーアウトは、トーインとは逆に、タイヤの後方部分が内側を向き、前方部分が外側を向いた状態です。トーアウトの角度が大きくなると、トレッドの内側のエッジが擦り減りやすくなります。

なお、ほとんどの車は、トーイン、もしくは車の中心線とタイヤが水平なトーゼロに設定されています。

旋回性能に影響を与えるキャンバー角

キャンバー角とは、前方から車を見たときに、地面と垂直な方向とタイヤのなす角です。キャンバー角は、車の直進方向と旋回方向の性能に影響を与えます。キャンバー角も、角度に応じてポジティブキャンバーとネガティブキャンバーの2つに分類できます。

ポジティブキャンバーは、タイヤの上側の部分が外側に、下側の部分が内側に向いた状態のことです。過度なポジティブキャンバーは、タイヤの外側の部分の摩耗を悪化させます。

一方、ネガティブキャンバーとは、タイヤの上側部分が内側に、下側部分が外側に向いている状態のことです。過度なネガティブキャンバーは、タイヤの内側部分を擦り減らします。FF車は、ネガティブキャンバーである場合が多いです。

キャンバー角が左右のタイヤで異なっていると、横方向の力が不均一になります。その結果、ハンドルが流れるといった症状が現れます。

車のふらつきに関わるキャスター角

キャスター角とは、車を真横から見たときに、地面と垂直な方向とキングピン軸の向きがなす角です。キングピンは、ハンドル操作による動きをタイヤに伝える働きを持つ部品です。通常、キングピン軸は、車の進行方向とは逆側に傾いており、キャスター角が小さいと、車がふらつきやすくなります。

キャスター角も、左右のバランスが大切です。左右のタイヤでキャスター角が異なると、ハンドルが流れてしまう、右と左でハンドルの戻りのスピードが異なるといった症状が現れます。

ホイールアライメント調整が必要になるケース

ホイールアライメントの調整が必要になる代表的なタイミングをご紹介します。

車に強い衝撃が加わったとき

たとえば、車を壁やガードレールにぶつけてしまったときや、事故により車同士が衝突したときなど、強い衝撃が加わるとホイールアライメントがずれてしまうことがあります。

サスペンションが劣化したとき

サスペンションが劣化した場合や新品のものに交換した場合にも、ホイールアライメントにずれが生じてしまう可能性があります。一度ホイールアライメントの調整を検討すべきでしょう。

ホイールアライメントのずれにより引き起こされること

ホイールアライメントのずれを調整せずにいると、以下のようなトラブルが引き起こされます。

車の操作性が低下する

車の操作性が低下し、以下のような状態が引き起こされることがあります。

*走行時に片側に流れてしまう
*カーブした後になかなかハンドルが戻らない
*直進道路を走行しているのにハンドルが傾く

操作しにくいことが思わぬ事故につながってしまう場合もあるので要注意です。

偏摩耗を引き起こしタイヤの寿命が短くなる

タイヤの角度が適切でないと、タイヤへの負荷が大きくなり、偏摩耗を引き起こすことがあります。タイヤの寿命が短くなるので、タイヤの交換回数が増え、出費もかさばります。

ホイールアライメントの調整で快適なドライブを!

ホイールアライメントは、快適な走行を行うためにとても重要です。タイヤの角度が適切に維持されていると、タイヤを長持ちさせられるので、経済的な面でもメリットがあります。近頃、車の操作性が悪く感じるのであれば、ホイールアライメントの調整を試みてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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