車の手続きにかかる期間ってどれくらい？ | 廃車買取のソコカラ

車を持っていると、車両登録をしている限り税金や自賠責保険の支払いが発生します。そのため、故障して乗らなくなったり不要になったりした場合は、すぐに廃車の手続きを行うことをおすすめします。
この記事では、廃車手続きにかかる時間を解説していますので、ぜひチェックしておきましょう。

手続きにかかる期間は手続きの種類によって異なる

一般的には「廃車」といわれていますが、登録を解除する手続きは「抹消登録」と呼ばれ、永久抹消登録と一時抹消登録という2種類があります。手続きにかかる期間はどちらの抹消登録を行うかで違ってきますので、自分が行う手続きに合わせて日数をチェックしておきましょう。

永久抹消登録は行うことがおすすめ

永久抹消登録は、完全に車を使用せず解体する際に行う登録です。車の整備に膨大な費用がかかる、車が劣化しすぎていて整備をしてもすぐに不具合が出る、といった場合は永久抹消登録をするのが一般的です。

永久抹消登録の手続き自体は即日完了しますが、手続きに必要な事前準備を済ませる期間を入れると数週間かかります。

なぜなら、永久抹消登録の申請には車を解体しておく必要があるからです。そのためにまずは解体業者を探さなくてはいけません。車の解体には費用がかかるので、複数の解体業者に見積りをもらって、料金を比較した後に決めることが多いため、より時間がかかってしまうのです。

良心的な価格で解体をしている業者だと、解体予約が埋まっていることも多いため、解体完了までにかなりの時間を要します。つまり、永久抹消登録が完了するまでの期間は、解体業者にかかっているともいえますから、早めに準備を始めましょう。

一時抹消登録は基本的に即日で完了する

一時抹消登録は、名前のとおり一時的に登録を抹消するものです。いずれまた乗るかもしれないが長期間乗る予定がない、私道でのみ乗るという場合は、そのままにしておくと無駄な費用が発生してしまうので、必要になったときに再度登録できるように一時抹消登録をしておきます。

永久抹消登録と違い、車を解体しなくても申請ができる一時抹消登録には、そこまで期間がかかることはありません。印鑑証明書など必要な書類を用意するための時間は必要ですが、必要書類を陸運局に提出すれば、即日で手続きは完了します。

手続きの準備に時間がかかる

実は、抹消登録は陸運局での手続きよりも手続きのための準備のほうに時間がかかります。所有者の印鑑証明書を取りに行ったり、ナンバープレートを外したりというのはもちろん、解体業者を探したり車を引き渡す手配をしたり、解体後の移動報告番号や解体報告記録日を記載した書類を用意したりと、かなりの時間がかかってしまいます。

思っている以上に時間を取られることで、焦って準備を行うと不備が出てしまうことも少なくありません。必要な書類に不備があると、修正して申請を行わなくてはいけないので、より手間と時間がかかってしまうため注意が必要です

業者に依頼すればスピーディーに手続きが可能

一時抹消登録であれば、自分で手続きをしてもそれほど時間はかかりません。しかし、永久抹消登録をする場合は、自分でするよりも業者に依頼してしまったほうが早く完了します。

業者であれば、解体作業はもちろん、陸運局の手続きも代行してもらえる場合もあります。必要書類さえ用意すれば、後は業者に車を預けてしまうだけで解体から手続きまで完了するので、手続きを早急に完了させたいという場合は業者に依頼するのが正解です。

業者に依頼した場合にかかる期間は約5日で、早ければ3日で完了するケースもあります。さまざまな手続き代行を行っている業者はたくさんありますが、無料で見積りをしてくれる業者も多いので、まずは見積りを取って料金を比較してみるとよいでしょう。

廃車を検討しているなら買取専門業者に依頼しよう！

車両登録をしている限り税金や自賠責保険などさまざまな費用が発生するので、今は使わない車や不要な車がお手元にある場合は、1日でも早く手続きを始めましょう。ただし、永久抹消登録の手続きを行う場合、自分で必要な書類を集めたり、車を解体してもらう業者を探したり、解体の完了報告を受けるまでの期間を考慮すると、どうしても時間がかかってしまいます。

時間を短縮するには、車の手続きに詳しい車買取業者に依頼してしまうのがベストです。車の状態によっては買い取りをしてもらえるので、自動車税等の還付金よりも高い買取金額で得をすることもありますから、まずは買取専門業者に相談してみましょう。