- 2026.08.18
車が水没したら保険と買取どちらがお得?【’26年8月】判断基準と輸出で高く売るコツ

監修者:浅野 悠 JAAI認定中古車査定士・元レーシングドライバー
水没した車は、外見がきれいでも内部で深刻なダメージが進行している可能性が高く、「スピード」と「正しい初期対応」が今後の金銭的負担を大きく左右します。
本記事では、車両保険の適用条件から、修理か廃車かを見極めるポイント、さらには水没車買取専門業者を活用して損失を抑える「最適解」までを徹底解説します。
この記事のポイント
- 水没直後にやってはいけないNG行動と初期対応
- 水没車に車両保険は使える?
- 水没車は輸出に強い会社に売るべき理由(買取事例有り)
【警告】水没直後に絶対やってはいけないNG行動と正しい初期対応
車が水没してしまった際、何よりも優先すべきは自身の安全確保です。安全な場所に避難し、水が引いた後であっても、車両の取り扱いには細心の注意が必要です。
【最重要】絶対にエンジンを始動させない
水没した車において、最もやってはいけないことが「エンジンをかけること」です。
「『ちょっとしか浸かってないから動くかも』とキーを回すのは絶対にやめてください!マフラーや吸気口から水が入っている状態でエンジンをかけると、内部の部品が破壊される『ウォーターハンマー現象』が起き、一発でエンジンが全損することも!また、電気系統がショートして車両火災に繋がる危険性もあります。」
自身の安全確保とロードサービス・保険会社への連絡
まずは周囲の安全を確認し、以下の手順で初期対応を進めましょう。
◆写真撮影::安全が確保できたら、水没している状態(または水が引いた後の泥の跡など)をスマートフォンで多角的に撮影しておきましょう。これは後の保険請求や査定時に重要な証拠となります。
◆保険会社へ連絡::加入している自動車保険のロードサービスを手配し、レッカー移動を依頼します。
◆無理に動かさない::焦って自力で車を押し出そうとするのは、怪我や感染症のリスクがあるため避けましょう。

不当な減額はありません
水没車に車両保険は使える?補償範囲と自己負担の落とし穴
車が水没した際、まず確認すべきなのが車両保険の内容です。
豪雨や洪水は基本的にカバーされる(津波は要注意)
今回の千葉水害のような豪雨や洪水、台風による浸水被害は「自然災害」に分類され、基本的に車両保険の補償対象となります。補償範囲を限定した「エコノミー型」の保険でもカバーされていることが一般的です。
ただし、注意が必要なのが「津波」による被害です。地震や津波による損害は通常の車両保険では対象外となり、「地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約」などの特別な付帯が必要です。
【注意】1等級ダウンと翌年以降の保険料アップ
車両保険を利用して修理を行う場合、「1等級ダウン」となり、「事故有係数適用期間」が1年間加算されます。つまり、翌年以降の保険料が確実に上がります。
修理費が少額の場合、保険を使わずに自己負担で直すか、そのまま売却した方がトータルコストが安くなるケースがあります。
| 状況 | 判断の目安 |
| 修理費 > 車両保険金額 | 全損扱い。保険金を受け取り、車は「ソコカラ」等の専門業者へ売却・買い替えがおすすめ。 |
| 修理費 < 車両保険金額 | 保険で修理可能。ただし翌年の保険料アップ分と天秤にかけて判断が必要。 |
修理か?売却(廃車)か?査定士が教える判断基準
愛車が水没した際、多くの人が直面する最も悩ましい選択が「修理か、手放すか」です。
浸水レベル別・修理にかかる費用と隠れたリスク
経済的な損失を抑えるためには、浸水の深さで客観的に判断することが重要です。
| 浸水レベル | 修理の可否 | 隠れたリスク・症状 |
| フロアマット下まで | 可能(要徹底点検) | 乾燥不足によるカビ・異臭、床下配線のサビ |
| 座面(シート)まで | 困難(高額修理) | エンジン下部への浸水、マフラーからの浸水、電気系統のショート |
| ダッシュボードまで | 修理不可(全損・廃車) | ECU(電子制御ユニット)の水没、全システムの破壊 |
「冠水車」の烙印…修理しても将来の査定額は大幅に下落する
フロア以上に水が浸かった車は、修理をおすすめしません。なぜなら、一度水没した車は中古車市場で『冠水車(水没車)』という履歴が残り、将来売却する際の価値が著しく下がるからです。また、数ヶ月後に突然配線が腐食してエンジンが止まるなど、命に関わるトラブルのリスクが常に付きまといます。
高額な修理費をかけて不安な状態で乗り続けるよりは、車両保険の保険金を受け取り、水没車でも高く買ってくれる業者に売却して、新しい車の購入資金に充てるのが最も賢い選択と言えます。
【事例紹介】水没車、冠水車など、最近の買取実績
実際に「車買取ソコカラ」で買取させていただいた水没車の事例をご紹介します。
【買取事例①】ハリアーハイブリッド(2023年式)冠水車 買取額:248万円

| 年式 | 2023年/令和5年 |
| グレード | ハイブリッド G |
| 走行距離 | 3.4万km |
| 買取金額 | 248万円 |
| 地域 | 熊本県熊本市 |
| 状態 | タイヤまで浸水。エンジン始動可。 |
【買取事例②】プリウス(2024年式)冠水車 買取額:182万円

| 年式 | 2024年/令和6年 |
| グレード | ハイブリッド Z |
| 走行距離 | 1.5万km |
| 買取金額 | 182万円 |
| 地域 | 熊本県熊本市 |
| 状態 | フロアまで浸水。エンジン始動可。 |
「ハリアーやプリウスは海外での需要が底知れません。国内では難しい状態でしたが、独自の海外輸出ルートを活用し、お客様も驚く高額買取を実現しました。」
水没車を高く売るなら輸出に強い「ソコカラ」一択の理由
ディーラーや一般的な中古車買取店に水没車を持ち込むと、「再販価値がない」として買取額が0円になり、逆に数万円の廃車手数料を請求されることがほとんどです。
しかし、水害車買取を得意とする「車買取ソコカラ」なら、動かない車でも高価買取が可能です。
なぜソコカラは「動かない水没車」でも高価買取できるのか?
ソコカラが高価買取できる理由は、車を「走る乗り物」としてだけでなく、「資源やパーツの集合体」として評価できる独自の仕組みを持っているからです。
①中古パーツとしての再販ルート
水没してエンジンがダメになっても、ドア、ガラス、ライト、バンパーなど無事な部品は世界中で需要があります。
②海外への輸出ネットワーク
日本車は海外で絶大な人気があり、修理して乗る前提の国々への輸出ルートを確立しています。
③金属資源としてのリサイクル
鉄やアルミなど、素材そのものの価値を正確に算出し、利益に還元しています。
レッカー代・廃車手続き代行もすべて無料!
被災直後の大変な時期に、面倒な手続きを自分で行うのは大きな負担です。ソコカラでは、動かない水没車の引き取り(レッカー代)から、陸運局での面倒な廃車手続きまで「すべて無料」で代行いたします。
さらに、廃車に伴う自動車税や重量税の還付金も、お客様がしっかり受け取れるようサポートいたします。
よくある質問(FAQ)

Q: 水に浸かったか微妙なラインなのですが、査定してもらえますか?
A: もちろんです。外から見て分からなくても、プロの査定士が下回りやフロアカーペットの裏側などを確認し、正確な状態を診断して適正な価格をご提示します。
Q: ローンが残っている車でも買取可能ですか?
A: 可能です。所有権解除の手続きなど、面倒なローン会社とのやり取りもソコカラのスタッフがサポートいたしますのでご安心ください。
Q: 車検証などの書類も水没してドロドロになってしまいました……
A: 問題ありません。再発行の手続きも含めて当社でサポートいたしますので、そのままの状態でお問い合わせください。
まとめ:水没車は放置厳禁!まずは「車買取ソコカラ」の無料査定へ
愛車が水没するという事態は非常に精神的負荷が大きいものですが、感情的な判断を避け、冷静に手順を踏むことが経済的な損失を最小限に食い止めるカギとなります。
最後に最も重要なことをお伝えします。
水没した車は、放置すればするほど内部のサビやカビが進行し、買取価値が毎日下がっていきます。
「いつか直すかも」「落ち着いたら考えよう」と放置せず、被害に気づいた時点ですぐに動くことが重要です。ディーラーで「廃車費用がかかる」と言われて諦める前に、まずは水没車買取のプロである「車買取ソコカラ」にご相談ください。
査定士の浅野をはじめとするプロのスタッフが、お客様の負担を少しでも減らせるよう全力でサポートいたします。まずは無料査定で、あなたの愛車の「本当の価値」を確かめてみませんか?
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