エンジン警告灯が点灯する原因と対処法 | 廃車買取のソコカラ

エンジン警告灯が点灯すると、とても焦ってしまうものです。どうしたらよいのかわからずパニックになれば、運転にも支障をきたしてしまいます。エンジン警告灯が点灯しても焦らず対処できるように、点灯する原因と対処法を知っておきましょう。

エンジン警告灯が点灯する主な5つの原因

エンジン警告灯が点灯しているということは、何かトラブルが発生しているということです。また車種によっては、トランスミッションの故障でエンジン警告灯が点灯する可能性もあります。 エンジン警告灯が光ったら、まずはどこにトラブルが起こっているかを確かめなければなりません。エンジン警告灯が点灯する原因は多岐にわたります。なぜ点灯してしまうのか、可能性として考えられる原因を見ていきましょう。

1. O2センサーの故障

酸素濃度を測るセンサーであるO2センサーが故障するとエンジン警告灯が点灯します。燃費が非常に悪くなり、燃料代が増えるだけでなく、車が排出するガスの中の有害物質が増えてしまうため、早めに修理が必要です。

2. イグニッションセンサーの異常

エンジン着火をチェックするセンサーが、イグニッションセンサーです。エンジン着火がうまくいかなかった場合にエンジン警告灯は点灯しますが、点火タイミングが少しずれただけでも反応しやすいため、大事に至らないこともあります。

3. バッテリーセンサーの異常

バッテリーの動作をチェックするセンサーが、バッテリーセンサーです。バッテリーセンサーによる異常の場合もあれば、バッテリーを交換したほうがよいという警告で点灯することもあります。点灯したら早めに状況を確認しましょう。

4. アクセルポジションセンサーの異常

アクセルの踏み込みや加速を測るセンサーのことを、アクセルポジションセンサーといいます。アクセルポジションセンサーに異常があると、変速・回転数などの不具合につながってしまいます。走行を続けるのは好ましくないため、ディーラーや修理業者に持ち込んで点検をする必要があります。

5. カム角度とクランク角度センサーの異常

カムシャフトとクランクシャフトの角度を測るセンサーです。角度がずれるとエンジン警告灯が点灯します。

センサーが異常な状態で走っていると、車の燃費が悪くなります。また、センサーが故障したことでエンジンが急に止まったり始動できなくなったりと不具合が生じることもあるため、放置はとても危険です。急にエンジンが止まるとほかの車の迷惑になるだけでなく、追突されて事故を起こしてしまう恐れもあります。早急にディーラーや修理業者に持ち込んで確認してもらいましょう。

エンジン警告灯が点灯した際の対処法

もしもエンジン警告灯が点灯したらどのように対処すべきでしょうか。正しい対処法を紹介します。

まずは冷静になる

エンジン警告灯が点灯しても、すぐに何か影響が出るわけではありません。運転中に点灯しても、焦ることなく安全な場所に移動させてください。余裕をもって行動し、ほかの車の迷惑にならない場所に停車します。焦ると周りが見えなくなってしまうため、まずは冷静になることを心がけましょう。

早めにプロに見てもらう

エンジン警告灯が点灯しても焦る必要はありませんないのですが、そのままにしておくのは危険です。車に何かしらトラブルが起きているサインですから点灯しているので、きちんと原因を確認しなければなりません。

走行している間に何か起こってしまうのは危険なため怖いので、できるだけ走行は控えてディーラーの整備工場や修理業者などで見てもらいましょう。原因が確認できたら、修理や部品の交換などを行ってもらいます。

大事なのは、自己判断で終わらせないことです。それほど大したことはないはず、修理や交換は必要がないはず、と自分で解決してしまうと後で大変なトラブルになってしまうかもしれません。必ずプロに見てもらって、悪いところは直してもらいましょう。

エンジン警告灯が点灯しても冷静に対処すれば大丈夫

エンジン警告灯と聞くと、エンジンに何か問題があるのでは…と不安になってしまいますが、決してエンジンのトラブルだけではありません。さまざまなトラブルによってエンジン警告灯は点灯します。まずは冷静になって、安全な場所に停めてから車の状態をチェックしてください。

自分では原因がわからない場合は、プロに依頼して必要に応じた修理をしてもらいましょう。とにかく焦らず、冷静に対処することが大切です。