セダンとは？SUVとの違いやセダンのメリットを解説！ | 廃車買取のソコカラ

近年はスポーツタイプのSUVが人気ですが、昔ながらの「セダン」も根強い支持を集めています。SUVと比べて、セダンにはどのような魅力があるのでしょうか。

また、セダンに乗るとどんなメリットがあるのでしょうか。この記事では、セダンとSUVの違いや、セダンの乗り心地や安全性について解説していきます。

セダンとは？国産車・輸入車問わず根強い人気がある3ボックスカー

SUVやミニバンといった車両タイプが人気を集める一方で、古くからあるセダンも未だに根強い人気を誇っています。この記事では、セダンの魅力や優れている部分、セダンよりもスポーティーなSUVとの違いについて解説します。

セダンとは？居住空間と荷室が独立した車両タイプのこと

セダンとは、車の居住空間（キャビン）と荷室（リアデッキ）がセパレートになった、伝統的な車両タイプのひとつです。後部窓ガラス（リアウィンドウ）がなだらかなカーブを描くノッチバックスタイルの車が多く、現在は4ドアのセダンが主流です。

セダンという名前の由来は、17世紀前半の「セダンチェア」と呼ばれる、日本でいうところの駕籠（かご）に似た乗り物からきており、古くから車好きに親しまれてきました。代表的な車種として、トヨタのクラウン、日産のスカイライン、スバルのレガシィなどがあります。

SUVとの違いは？走行性能や乗り心地を比較

人気のSUV（スポーツ用多目的車）と比べて、セダンにはどんな魅力があるのでしょうか。セダンとSUVの走行性能や乗り心地の違いを表にまとめました。

セダンは走行性能や乗り心地に優れ、安全で快適に走行できる車です。また、国産セダンは「燃費激戦区」と呼ばれるほどメーカーが燃費性能を競い合い、燃費の良い車を多数送り出しています。乗り降りのしづらさ、見通しの悪さといった欠点はありますが、人気のSUVやミニバンに引けを取らない魅力があります。

セダンの優れた3つの特徴

他の車両タイプと比べて、セダンには3つの優れた特徴があります。

乗り心地が良く、SUVよりも静粛性が高い

セダンは居住空間と荷室が分離されているため、車内空間がゆったりしており、乗り心地が良いのがポイントです。エンジンノイズやロードノイズも小さく、静粛性が高いラインナップが多数あります。

また、SUVよりも車高が低いため、車体の重心が低く、運動性能が高いのも特徴です。もちろん、SUVもとくに2WD車（二輪駆動）は車内空間が広くとられ、乗り心地が良いモデルも少なくありません。

しかし、ワイドサイズのSUVはオフロード性能と静粛性能がトレードオフになりがちで、市街地の走行でも静粛性が低いモデルもあります。車内空間の快適さ、静音性、市街地走行時の運動性能を求めるならセダンがおすすめです。

走行中の安全性が高く、前後からの衝突に強い

セダンは車体が軽量な割りにボディ剛性が高く、走行中の安全性に優れた車です。居住空間の前にはボンネットが、後ろにはトランクがあるため、前後からの衝突に強いという特徴があります。

前方に強くぶつかってしまった場合や、後続車からの追突に遭ってしまった場合でも、セダンならボンネットやトランクが衝撃を吸収し、車内を守ってくれます。

また、セダンは車高が低いため、後続車からの見通しが良くなり、追突されるリスクそのものが低下します。

同じ予算でSUVやミニバンよりグレードの高い車が買える

セダンはSUVやミニバンと比べてリセールバリュー（再販価値）が低い一方で、中古車の価格が安いというメリットがあります。同じ予算で、SUVやミニバンよりもグレードの高い車を購入可能です。

もちろん、セダンの中でも人気車種はリセールバリューが高いため、売りに出す場合は高額買取りが期待できます。

たとえば、トヨタのクラウン、レクサスLSやレクサスGS、日産のスカイライン、ホンダのレジェンドハイブリッド、マツダのアテンザ、スバルのレガシィといった車種は、ユーザーからの人気が高いため、買取り価格が高騰しています。

乗り心地や走行中の安全性を求めるならセダンがおすすめ！

SUVやミニバンが近年注目を集める一方で、セダンも依然として根強い人気を誇ります。セダンはSUVと比べて、居住空間と荷室がセパレートになっているため乗り心地が良く、走行中の安全性が高いのが特徴です。

リセールバリューは低いものの、人気車種であれば高額買取りも期待できます。セダンの魅力や優れたポイントについて知り、自分に合ったタイプの車を選ぶことが大切です。