2020.06.10

雪道で車を運転するのに注意すべきポイント

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車は少し雪が積もっただけでも滑ったり、立ち往生したりすることがあります。
「これくらいの雪なら平気だろう」という油断が大きな事故を招くことがあるため、雪道を走る際の注意点を正確に知っておく必要があります。
寒い地域にお住いの人はもちろん、雪が少ない地域の人もいざというときのためにぜひお読みください。

雪道に強い車のボディタイプは「SUV」、駆動方式は「4WD」

車は車体の形や大きさ、色などの見た目だけでなく、排気量や駆動方式などさまざまな個性があります。

1. 路面の状況を選ばない高い走行性能のSUV

車のボディタイプには様々なタイプがあります。
セダン
ワンボックスカー
コンパクトカー
SUV
などなど…。

そんな中でも雪道に強いのは「SUV」です。
SUVは「Sport Utility Vehicle」の頭文字を取ったものです。アウトドア向きなので坂道や悪路に強く、雪道でもその力を発揮します。
車体が重すぎず、最低地上高が高めという特徴を持っています。

車体が重すぎると雪道や凍結路でブレーキを踏んでから停止するまでの距離が長くなり、スリップ時のリカバリーが難しいです。雪道に慣れていない人はとくに車体重量が重すぎない方が対処しやすいです。

最低地上高は地面から車体の1番低い部分までの高さのことで、雪道やぬかるんだ道などの悪路を走るときは高い方が安全です。
高さがあれば雪や水が内部に入りにくく、凹凸のあるところでも車体を擦りにくくなるからです。

2. 圧倒的な安定感の4WDは悪路に強い

雪が積もった道や凍結路で高い走行性能を見せるのはフルタイム4WDです。
前輪か後輪だけが動いている2WDに対して、フルタイム4WDは前輪と後輪4つのタイヤすべてが常時動いています。

2WDは、前輪か後輪のどちらかが雪にはまった際、車を押し出す力が足りず、身動きが取れなくなります。
しかし4つのすべてのタイヤが動く4WDであれば、仮に1つのタイヤがはまってしまっても、残り3つのタイヤの力によって抜けだせる可能性があります。
雪が積もった道やぬかるんだ場所で発生するトラブルに対して強い駆動方式といえます。

雪道を走行するときの2つの注意点

SUVや4WDでも、雪道で事故が起きないわけではありません。
雪道を安全に走行するには、以下の2つにはとくに注意しましょう。

1. 急な操作をしない

雪道は凍結している場合、驚くほどタイヤが滑り事故が起きやすいです。
そこで急なハンドル操作や急ブレーキをすると、一気にスリップして制御できなくなります。
車間距離は通常の2倍を意識し、ハンドル操作とブレーキはゆっくり行い、タイヤが滑らないように意識することが重要です。
車の発進時はもちろん、走行時も急なアクセル操作は事故に繋がります。
慎重にアクセルを踏み込み、雪が積もっているときはタイヤが滑っていないことを確認しながら速度を出してください。
急激な加速が必要な追い抜きは雪道では非常に危険なのでNGです。

2. エンジンブレーキを活用する

ABS(Anti-lock Brake System)が搭載されている車は雪道でブレーキをかけたときもロックしにくくなっていますが、フットブレーキをあまり使わないほうが雪道を安全に走行できます。
車間距離を十分にとりつつ、エンジンブレーキを早めに使い、ゆるやかに減速するように心がけましょう。

雪道ではタイヤが非常に重要

雪道を走行する際の安定性には、雪と接するタイヤが大きく関係しています。
エンジンや駆動方式がどんなに優秀でも、タイヤが雪道に適していないと事故を起こしてしまいます。
逆にいえば、どんな車でもタイヤを雪道向けにすることで、ある程度の安定した走行ができます。

もっとも簡単な方法はチェーンを巻くことです。
チェーンが付いたタイヤはスリップのリスクが下がります。
ただし、チェーンを自分でつける場合には慣れが必要で、間違った付け方をしていると走行中に外れてしまうこともあるので注意が必要です。

スノータイヤは名前のとおり雪用タイヤです。毎日雪の中を走るような環境で活躍します。
車種ごとにタイヤの大きさが異なるため、初めてスノータイヤを購入する場合は今ついているタイヤのサイズを確認してください。

また、スノータイヤはさまざまなメーカーが販売しており、価格も性能も様々です。
より確実な安全性を求めるのであれば、価格ではなく性能を重視して選びましょう。

買い替えも手段のひとつ

雪道を走行する際にはタイヤに加えて、車体の重さや駆動方式が安定性を左右します。
一般的に軽自動車やコンパクトカーなど、車体が軽すぎると雪道は走りにくいといわれています。

また、古い車も目に見えない部分が劣化していることがあります。
通常より負担 がかかる雪道走行では、思わぬ故障をする危険性があり、豪雪地帯の雪の中での立ち往生は生死に関わることもあります。
深い雪道を走る場合や、毎日のように雪や凍結がある道を走る環境にいるなら、雪道に強い新しい車に買い替えるのもひとつの手です。

【まとめ】 雪道にあったタイヤを準備し操作は慎重に

雪道で車を運転する際には、タイヤを雪道向けのものに変えてハンドルとブレーキの操作を丁寧に行うことが事故防止に繋がります。
タイヤはチェーンを正しく巻くか、スノータイヤに交換することで雪道での危険性を下げることができます。

チェーンは雪道に入ってからや雪が積もってからでは遅いので、前もって付けておくことが必須です。
地域によっては道路にチェーンを装着するスペースがあるので、冬の豪雪地帯や山道を抜ける場合はそういった場所を利用して早めに対応しておきましょう。

古い車はタイヤが摩耗していることが多いため、雪道を走るときには特に注意が必要です。
エンジンの不調や電気系統に雪道走行の負担がかかり不具合を引き起こすこともあるので、不安があるようなら雪に強い車種に買い替えるのもよいかもしれません。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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