2020.07.16

タービンブローが起こる原因と対処法

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タービンブローが起きると、いくらアクセルを踏んでも車が加速しないなどの異常が生じます。その状態で放っておくと車の内部がどんどん劣化してしまうため、結果的に多額の修理代がかかってしまうおそれがあります。

今回の記事では、タービンブローの概要、タービンブローが起こる原因、対処法、予防法についてご紹介します。

タービンブローとはターボチャージャーの故障による走行トラブル

タービンブローとは、ターボチャージャーが故障することによって車の走行に異常が生じるトラブルです。

ターボチャージャーは、単にターボと呼ばれることもある部品で、エンジンのシリンダーに空気を送ることが主な機能です。エンジンに空気を送ると、排気量以上の馬力を生み出すことができるので、以前はスポーツカーに搭載されるのが一般的でした。

しかし近年では、ダウンサイジングターボの登場により、軽自動車などにも広く用いられるようになってきました。

タービンブローが起こると、ブーストが掛けられなくなり、いくらアクセルを踏んでもスピードが上がらないといった症状が現れます。

タービンブローが起こる際は、いくつか特徴的な前兆が見られます。代表的な前兆には、マフラーから白い煙が上がる、エンジンから変な音がする、エンジンオイルの消費が速いといったものが挙げられます。

真冬の寒い時期では、マフラーから白い水蒸気が出ることがありますが、これはタービンの故障とは無関係です。タービンに問題がある場合は、臭いのある白い煙が出るので、水蒸気の場合との違いにすぐに気付きます。

タービンが故障すると、エンジンが上手く回らず、いつもとは違うエンジン音になります。この音でタービンブローによる異常を察知することも可能です。

エンジンオイルが急激に減少するのも、タービンブローを知る手掛かりになります。日頃からエンジンオイルの量に気を配るようにすれば、早期に異常を感知できるでしょう。

タービンブローの原因

タービンブローが起こる原因は、

  • タービンの破損や劣化
  • エンジンオイルの劣化や不足
  • 異物の混入

の3つが考えられます。

タービンが破損すると、その破損した欠片がエンジン内部に混入し、エンジンの動作に異常をきたします。これにより、タービンブローが起き、エンジンから聞きなれない音が鳴ったり、白煙が上がったりします。

エンジンオイルの劣化もタービンブローを引き起こす要因のひとつです。

エンジンオイルが不足すると、タービンやシャフトといった部品の滑りが悪くなります。滑りが悪くなると、摩擦が大きくなり、部品は熱を帯びるようになります。この熱によりエンジンが焼き付いてしまいます。

また、エンジンオイルにゴミが混入すると、オイル詰まりによりタービンに異常が起きます。これもタービンブローの原因になります。

ターボチャージャーでの異物混入もターボブローを引き起こす要因のひとつです。異物が混入すると、部品の破損してしまい、エンジンが正常に動作しなくなります。

タービンブローが起こってしまった場合の対処法

タービンブローが起きた場合は、早急に専門業者に修理を依頼することが大切です。なぜなら、タービンブローがひどくなると、エンジン本体交換などの高額な修理費用を請求される場合があるからです。   

タービンブローが起きても、すぐに車が動かなくなるわけではありません。タービンの位置に少しずれが生じた程度であれば、問題無く走行でき、車を加速させることができる場合もあります。

しかし、タービンが破損している場合は、エンジン音に異常が生じるばかりか、いくらアクセルを踏み込んでも加速しないといった症状が現れ、走行に問題が生じます。

タービンブローは放置せずに初期段階で修理依頼しよう

症状が出ているのにも関わらず、継続して車を使用すると、破損した部品がエンジンの奥深くまで入り込んでしまう可能性があります。エンジンの奥に部品が混入すると、タービン以外の部品まで破損してしまい、車は動かなくなり、最悪の場合、廃車せざるをえない状況にまで陥ります。

タービンブローの初期段階であれば、車は自走可能であるので、わざわざレッカーを手配する必要はありません。また、損傷が少なく済むので、修理費用も低く抑えることができます。被害を最小限にとどめるために、少しでもエンジンに異常を感じたら、迅速に対応するよう心掛けてください。

タービンブローの予防法

タービンブローになると、車の走行に異常が生じ、最悪の場合、廃車せざるをえなくなります。日頃からメンテナンスに気を配り、トラブル防止に努めましょう。

タービンブローを防ぐために大切なのは、マメにエンジンオイルを交換することです。タービンブローの原因の多くは、エンジンオイルの劣化によるものです。エンジンオイルが劣化すると、オイル詰まりや焼き付けが起こりやすくなり、各種部品の破損につながります。

エンジンオイルの交換時期は、ターボチャージャー搭載車の場合、走行距離が5,000㎞、もしくは半年程度です。忘れないように目につきやすいところにメモなどを残すようにしておくとよいでしょう。

過度な加速もエンジンに大きな負荷を与えるので避けるべきです。また、アフターアイドリングもタービンブロー対策におすすめです。

走行して少し時間をおいた後にエンジンを停止させると、オーバーヒートによるエンジンへの負荷を減らすことができます。

タービンブローは予防と迅速な対応が大切

タービンブローの概要や原因、タービンブローへの対処法についてご紹介しました。タービンブローが起こると、マフラーから白煙が上がる、エンジン音に異常が生じる、加速ができないなどの症状が現れます。

これらの状態を放置しておくと、エンジン以外の場所にまでダメージが波及し、高額な修理代を請求されてしまいます。そうならないためにも、エンジンオイルの交換を定期的に行い、少しでも異常を感じたら、すぐに専門業者に修理を依頼するようにしてください。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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