2020.05.21

車のギアの意味と仕組みを詳しく解説!

ギア

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車種にかかわらず、自動車を動かすにはギアチェンジが必要不可欠です。
AT車の場合、ほぼ自動的にギアチェンジを行ってくれるため、普段ギアのことを気にしている方は少ないでしょう。

ギアは長年使用していると劣化が進み、故障や不具合を起こす危険性があります。
万一の場合に備え、ギアの基本的な知識や仕組みを知っておくことがおすすめです。 本記事で車のギアの意味と仕組みについて、わかりやすく解説します。

ギアの必要性と仕組み

ギアとは、すべての車に搭載されている変速機(トランスミッション)を構成する主要パーツのことです。
トランスミッションは、ギア(歯車)とシャフト(回転軸)で構成されており、エンジンから出力される駆動力をタイヤに伝える役割を果たしています。
トランスミッションのギアを変更すると、エンジンから伝わる動力のトルクや回転数・回転方向を調整可能です。その瞬間の走行状況に適した駆動力を生み出せます。
たとえば低速ギアに入れると回転数は低下しますが、小さな力でより大きな力を生み出せるため、発進時や急坂の走行に適しています。

一方、平地では走行している間に徐々に勢いがつくので、ギアを上げた方が回転率がアップして効率よく走行できるのです。
かつては、走行状況に合わせてギアを手動で入れ替えるマニュアルトランスミッション(MT)車が主流でしたが、近年は状況に応じて自動的にギアチェンジしてくれるオートマチックトランスミッション(AT)車が9割以上の割合を占めています。

AT車のギアの意味を解説

手動でギアを入れ替える必要のあるMT車と、自動でギアチェンジ可能なAT車では、搭載されているギアの種類が異なります。本章でAT車のギアについて解説します。

パーキング(P)

駐車時に使用するギアです。
ギアをパーキングに入れるとトランスミッションの内部でロックがかかり、車が動かせない状態になります。 ただ、何らかの理由で車が動いてしまう可能性もゼロではありません。あわせてパーキングブレーキを使用することが大切です。

リバース(R)

車をバックさせる際に使用するギアです。 大抵の車はRに入れると音が鳴り、他のギアと区別がつきやすい仕組みになっています。

ドライブ(D)

車を発進・走行させる際に使用するギアです。 自動でギアチェンジしてくれるAT車の場合、走行時のギアは基本的にDに入れたままになります。

ニュートラル(N)

エンジンとタイヤを一時的に切り離し、動力が伝わらないようにするギアのことです。 AT車の場合、たとえアクセルペダルを踏んでいなくても、時速数km/h程度のスピードでのろのろと車が前進する「クリープ現象」が発生しますが、ギアをNに入れていれば車を停止できます。

セカンド(2)

ギアを2速に固定する際に使うギアです。 2速までしか変速されないため、坂道を上っている際や、長めの下り坂でスピードを抑えたい際に使用します。

ロー(L)

最も低い1速で走る際に使用するギアです。 急坂を下る際など、セカンドギアよりも強くエンジンブレーキをかける際はLにギアを入れます。

オーバードライブ(OD)

最速ギアのことです。 5速AT車なら最高の5速にあたり、一般的にはシフトノブの横についているスイッチを押し込むことでON/OFFを切り替えられます。
ODをONにしたまま走行すると、エンジン回転数を押さえながら走行できるため、燃費や運転時の静粛性を高められます。
ただ山道など道路状況が悪い場所の運転には不向きです。 普段はONにしておいて、オフロード走行時のみ手動でOFFに切り替えた方がよいでしょう。

MT車のギアの意味を解説

MT車では、走行状況に応じて運転手が自らギアチェンジしなければなりません。 AT車よりも各ギアの意味を理解し、適切なギアチェンジを行ってスムーズな運転を目指しましょう。

ローギア(L)

発進時や急坂を上る際に使用します。

セカンドギア(2)

発進の次に使用するギアです。長い坂道を下る際や、エンジンブレーキを効かせたい際に活用します。

サードギア(3)

2の次に使用するギアです。エンジン回転数に応じて使用します。

トップギア(4)

3の次に使用するギアです。60km程度のスピードを出す際に多く使用します。

オーバートップギア(5)

5速のギアで、主に高速道路で使用します。

リバース・バックギア(R)

車をバックさせる際に使用します。

なお、車によってはトップギアが5速、オーバートップギアが6速の場合もありますが、基本的な役割は同じです。

ギアの意味と仕組みを理解し、効率の良い運転を心がけよう

車のギアはそれぞれに意味があり、走行状況に応じて上手に使い分けるのがポイントです。
AT車はMT車に比べるとひんぱんなギアチェンジは不要ですが、急坂や高速道路を走行する際など、適切なギアに入れ替えれば車への負担を減らせます。

逆に、適切なギアチェンジを行わないと車に負担がかかり、故障や不具合の原因になるので注意してください。 トランスミッションの修理には多額の費用がかかりますので、ギアチェンジは正しく行い、安全&快適なドライブを楽しみましょう。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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