2020.07.13

車のオイル漏れが起こってしまう原因と修理にかかる費用

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車のオイル漏れが起きる原因は、パーツの破損・経年劣化・摩耗・痩せなどです。オイル漏れを放置すると、火事の原因になったり道交法違反で車検に通らなくなったりしてしまいます。車のパーツが正常な状態なら、エンジンオイルやブレーキオイル、ミッションオイルといった各種オイルが漏れることはありません。

今回は、オイル漏れを見逃すことなく対処できるように、トラブルの原因や修理費用の目安を解説していきます。

パッキンの破損や経年劣化など!車のオイル漏れの原因

車のオイル漏れは、おもにエンジンオイルが車の外に垂れてしまう外部漏れと、漏れ出たオイルをガソリンと一緒に燃やしてしまう内部漏れのどちらかです。ただし、内部漏れは、年式の古い車やトラックなどに多く起きる現象なので、基本的には外部漏れの原因を知っておけば、対処できるでしょう。

オイル下がり

*バルブガイドの摩耗
*バルブステムシールのバルブステムシールの劣化

といった問題があると、オイル下がりという現象が起こります。オイル下がりとは、潤滑用のオイルが上から下へと垂れてエンジンの燃焼室に入ってしまい、本来ガソリンと空気を混ぜたもの、混合気を燃やすための空間でオイルも一緒に燃やしてしまっている状態のことです。

上から下へオイルが垂れるため、シンプルにオイル下がりと呼ばれています。オイル下がりを起こしている状態で修理をせずに放置すると、本来エンジンの潤滑に必要なオイルが足りなくなってしまい、エンジンが焼き付いたり燃焼室にダメージが蓄積されたりするため、注意が必要です。

エンジンが焼き付くと、エンジン全体をオーバーホールしたり取り替えたりする必要が出てきます。日頃からエンジンオイルの定期的なメンテナンスをすることにより、摩耗や劣化を防ぐことが出来ます。早期発見・早期対処すれば修理費用も抑えられるので、普段からこまめに車の状態をチェックする習慣をつけておきましょう。

なお、オイル下がりによる外部漏れを起こしている場合、車の下に粘着性の高い黒いオイルが垂れます。注意していれば、比較的簡単に気づけるでしょう。

オイル上がり

ピストンとシリンダーの間から、燃焼室へオイルが入り込んでしまう状態のことを、オイル上がりと呼びます。

*シリンダーの摩耗・変形
*ピストンリングの劣化

など、シリンダーかピストンリングのどちらかに問題がある場合に起きるトラブルです。放置すると、マフラーから出てくる煙が白く濁ったような状態になったり、スパークプラグが汚れてエンジンがかかりづらくなったりする可能性があります。

とはいえ、エンジンのシリンダーもピストンリングも簡単に壊れるパーツではありません。基本的には、年式の古い車で起こりやすいトラブルです。シリンダーやピストンリングなどに問題がある場合、エンジンのオーバーホールが必要になるため、修理費用も高くなってしまいます。

オイル漏れの修理費用は数千円から最大100万円

オイル漏れの修理費用は、安くて数千円、高ければ100万円ほどです。原因や必要な対処によって修理費用が大きく変わってくるので、修理すべきか買い替えるかを考えるためにも、修理費用の目安を知っておきましょう。

ゴムパーツの劣化を遅らせる添加剤は数千円で購入できる

ゴムパーツの劣化による軽度のオイル下がりなら、数千円から1万円程度で販売されている「添加剤(オイル漏れ止め剤)」をエンジンオイルに注入することで、エンジンを延命できます。ただし、ガスケットの破損など、ゴムパーツ以外の部分に問題が起きている場合は、パーツ交換が必要です。

ボルトの締め直しも数千円程度

ボルトのゆるみが原因でオイルが漏れている場合、ゆるんだボルトを締め直すだけでトラブルを回避できます。そのほかの問題がなければ、ボルトの締め直しにかかる工賃は数千円程度です。

簡単なパーツ交換の目安は2万円前後

ガスケットや劣化したオイルパンなど、オイル関連のパーツ交換が必要な場合、パーツの代金と工賃込みでおおよそ1万円から2万円程度の修理費用がかかります。壊れているのが一部分であれば、2万円前後のお金でオイル漏れを修理できるでしょう。

エンジンの組み直しが必要になると約100万円の費用が必要

シリンダーやピストンリングが破損・摩耗してオイル上がりが起きている場合、エンジンの組み直しが必要です。エンジン全体に手を出す必要があるため、修理には安くても20万円~、高ければ100万円ほどかかります。想像以上に修理費用が高くなる場合、また車検の期限が迫っている場合は、思い切って廃車にし、次の車へ買い替えることも検討しましょう。

オイル漏れの原因や修理費用の目安を知ってエンジン漏れに対処する

車のオイル漏れは、出火やエンジンの焼き付きといったトラブルにつながります。基本的に、オイル漏れはゴムパーツの劣化や物理的な部品の破損、ボルトのゆるみなどが原因で起きるため、オイル漏れを発見したらすぐに修理するのがおすすめです。

ただし、金額によっては修理せずに廃車し、次の車を買ったほうがお得になる場合もあります。車の状態によって適切な判断は変わってくるので、オイル漏れに気づいたらすぐに整備工場へ車を持っていき、修理の見積りを出してもらいましょう。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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