自動車検査証返納証明書の役割と紛失した場合について
こちらでは、廃車手続きにおける自動車検査証返納証明書について説明いたします。

自動車検査証返納証明書とは
自動車検査証返納証明書とは、軽自動車の登録情報を一定期間のみ抹消する一時使用中止の手続きを行うと交付される書面のことです。
自動車検査証返納証明書が必要な手続き
自動車検査証返納証明書は、主に下記の手続きを行う際に必要になります。
- 一時使用中止後の中古車新規登録
- 自賠責保険料の返金手続き
- 任意保険の引継ぎ
- 一時使用中止後の輸出予定届出
- 解体届出
解体届出、一時使用中止後の輸出予定届出については、下記にて詳しく説明しておりますのでご参照ください。
自動車検査証返納証明書を紛失した場合
自動車検査証返納証明書は、再発行をすることができません。そのため、紛失してしまった場合は下記の必要書類を揃え、軽自動車検査協会にて新たに中古車新規登録を行う必要があります。ただし、この場合は中古車新規登録の前に事前審査を受けなくてはならず、審査に1週間程度かかります。また、自動車検査証返納証明書を紛失した場合、ソコカラにてお車を売却いただくことはできませんのでご注意ください。
- 1自動車検査証返納証明書の遺失等に係る新規検査願出書
- 2新規検査願出誓約書
- 3自動車検査証返納証明書紛顛末・誓約書
- 4車台番号の拓本
- 5印鑑登録証明書
※1の自動車検査証返納証明書の遺失等に係る新規検査願出書には、「届出を行った警察署名」「届出年月日」「受理番号」を記入しなくてはなりません。そのため、現住所管轄の警察署に自動車検査証返納証明書の遺失届を出し、これらを控えておく必要があります。