事故車の定義とは？修復歴車との違いや高く売るための３ステップについて解説

事故車として扱われる車とは？

事故車とは、どのように定義されるのでしょうか。事故車の定義は日本自動車査定協会、日本中古車販売協会連合会、自動車公正取引協議会の定めた規約によると、「交通事故やその他の災害により、損傷した骨格部分を交換、あるいは修復した車」となっています。
ということは、事故で損傷を受けたとしても骨格部分の修復や交換を行っていない車は事故車として扱われることはありません。事故で損傷を受けていなくても災害や水害などにより、骨格部分の修復や交換を行っている車は事故車として扱われることとなります。

事故車と修復歴車は違うのか？

事故車と修復歴車にはどのような違いがあるのでしょうか。どちらの場合も事故や損傷の有無に関係なく「骨格部分を交換、あるいは修復した車」のことを意味するため、ほぼ同じ意味合いの言葉となります。
ですが一般的には、事故や災害による骨格部分の交換・修復を行っていなくても、事故や災害により損傷を受けた車のことをまとめて事故車と呼ばれることが多いため、修復歴車と分けて考えられることが多くなります。

事故車・修復歴車として扱われることになるパーツ

以下に列挙するパーツは車の骨格部分に相当するパーツです。交換や修復を行うと事故車や修復歴有りの車両として扱われることになります。

ただし、上記のパーツの交換や修復を行っていたとしても、ボディーの構造や形状、事故による損傷の程度などによって、事故車、修復歴車として扱われない場合もあります。また、骨格部分の中でも溶接した部分のみが対象となり、ネジにより止められた部分は対象とはなりません。

事故車の買取査定に及ぼす影響

車の骨格部分は一度事故や災害によって損傷してしまうと元の状態に戻すことが困難であり、交換や修復を行ったとしても傷跡やゆがみが残りやすいため、そのまま走行を続けていると不具合が生じてしまう可能性が高いです。
こういった理由から事故車の査定額は低くなりやすく、事故車でない車と比べると、査定額が30～40万円ほど低くなるとも言われています。

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事故車を高く売るための３つのステップ