あなたはいくつ知ってる?あの車の名前の由来とは

プリウス、クラウン、インプレッサ…
車には通称『車名』と呼ばれる名前が付けられていますが、その由来はご存知でしょうか?
それぞれの車名には、作り手の思いや熱意が込められています。
今回は、そんな車の名前の由来に注目してみましょう。
トヨタ
『クラウン』
クラウンは日本語で「王冠」を意味する「crown」から名付けられました。
国産車を常にリードし続ける王座の印という意味が込められているそうです。
トヨタには「カローラ(花冠)」「コロナ(太陽冠)」「カムリ(冠)」など…
「冠」という意味を持つ言葉を車名にする歴史があり、それは現代でも脈々と受け継がれています。
『プリウス』
ラテン語の「prius」には「~に先駆けて」という意味があります。
世界初の量産型ハイブリットカーであったことから、まさに当時の先駆者(先駆車?)的存在になれるようにとの願いが込められていたのでしょう。
スバル
『インプレッサ』
「Impresa」には、日本語で「紋章」「金言」などの意味があります。
さらに、インプレッサは若さや軽快さ・スポーティ等のイメージから「新しい時代に新鮮な印象=Impressionを与える」という、ダブルミーニングになっています。
『フォレスター』
「 Forester」には、日本語で「森に住む人」「森をはぐくむ人」という意味があります。
実は、フォレスターは当初「ストリーガ」と名付けられる予定でした。
しかし、 語源の一つの「Strega」がスペイン語では「魔女」を意味するため、ネガティブなイメージがつくことや、魔女狩りの暗い歴史を連想してしまうため、「フォレスター」になったという、ちょっと悲しい経緯がある車です。
『レヴォーグ』
「レヴォーグ」は「レガシィ・レボリューション・ツーリング」…すなわちレガシィ・ツーリングの革命を起こす、という意味を込めて作られた造語です。
これまでのスバルを尊重し、受け継ぎつつ、これからの時代を作っていくという情熱が伝わってくる車名ですね。
日産
『エクストレイル』
エクストレイルの「エクス」は、X-treme(=extreme)sportsという、過激さが醍醐味と言われる人気のスポーツ競技のXから由来し、TRAILは、足跡、オフロード、荒れた道などの意味。
2つの言葉を掛け合わせることで、4×4(四輪駆動)を想起させるネーミングになっています。
『ノート』
「ノート」というと、文房具のノートが真っ先に思い浮かびますね。
この車名には、毎日をリズミカルに楽しく過ごすイメージを込めた「NOTE(音符)」と、そんな毎日を記録しておく「NOTE(ノート)」の2つの意味があるそうです。
ホンダ
『ヴェゼル』
日本語で「カットした宝石の小さな面」の意味を持つ「Bezel」という言葉と、車を意味する「Vehicle」を組み合わせた造語です。
宝石の角度を変えるとキラキラと美しく輝くように、多面的な魅力と価値をもつ車でありますように、という思いが込められているそうです。
『N-BOX』
不動の人気をほこるN-BOX。
「N」には、ホンダで初だった本格量産四輪モデル「N360」の「N」から、「もう一度原点に立ち返って、新時代を築く四輪車を造りたい」という意味を表します。
また、CMでもおなじみのフレーズ『「New」「Next」「Nippon(日本)」「Norimono(乗り物)」』の頭文字もとっており、『N』にはホンダの様々な思いが込められているのです。
まとめ
由来を知るとその車に込められた意味や作り手の情熱を知ることができます。
あなたの車の名前の由来も調べてみてください。
その奥深さにさらに愛着がわくかもしれませんよ。
この記事を書いた人
この記事が気に入ったらいいねしよう!最新記事をお届けします。