- 2023.01.18
旅行先で車を運転する前に!都道府県別の交通事故について知っておこう!
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長期休暇を利用してリフレッシュのため、またさまざまなキャンペーンを利用するなど、旅行を楽しむ方もいらっしゃいますよね。県外への旅行の場合、普段運転しない不慣れな道路を走行するため、事故を起こしてしまう可能性があるかもしれません。
旅先での事故・トラブルを避けるために旅先の都道府県の交通事故の統計を見てみるのはいかがでしょうか。
今回は警察庁が発表している2019年の交通事故数統計を元にさまざまな県について比較し考えてみましょう。
【参考URL】
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000031910507&fileKind=2
都道府県別交通事故死者数が多い県
まずは、都道府県別交通事故死者数が多い県についてです。
警視庁の発表によると死者数最多は千葉県で172人。続いて2位が愛知県で156人。3位が北海道の152人となっています。
千葉県と愛知県は一般的に「都会」といわれ、交通量も多いことから交通事故の死者数が多いことも予想がつきますよね。
愛知県は、自動車の保有台数が多いことや幅の広い道路が多いためスピードを出しやすいという要因があるようです。
では、北海道はなぜワースト3位なのでしょうか。
北海道の死亡事故は
・道路の幅が広く、信号も少ないため、スピードを出してしまう
・初冬は特に、まだ雪が積もったり凍ったりした冬道に慣れていない
・交通事故が発生しやすいとされる夕方に交通量が多くなる
という3つの大きな要因があると言われています。
普段と違い道幅が広く、信号が少ない道路の場合、旅先であるという解放感からスピードを出して走行をしてしまうのかもしれません。これは北海道という地域だけでなく、旅先へ向かう高速道路での運転や、信号や渋滞の多い都心から田舎へ旅行に行くときにも注意しなければならない点でしょう。
また、降雪が予想される地域への旅行は、事前の運転知識や冬道への対策準備をしてトラブルを回避しましょう。
ちなみに、日の入りが早い地域は暗くなるのが早く、暗い道ではドライバーは無意識にスピードを出しすぎてしまったり、視界不良から危険察知が遅れたりする傾向があります。旅先だけでなく、日頃から安全運転を意識することが大切です。
都道府県別交通事故死者数が少ない県
次に交通事故による死者数が少ない県をみていきましょう。
山梨県と島根県が同率1位で25人。3位が石川県・福井県で31人となっています。
警視庁が発表しているデータによると、山梨県は過去に飲酒運転事故件数が全国ワースト2位だった年がありました。また、「山梨ルール」という地域独自の運転ルールなるものがあり、交通事故が多い県とも言われていました。
山梨ルールとは「右折車優先」や「横断歩行者に道を譲らない」など一般的な交通ルールからは逸脱したもののようで、ルールを知らない他県から来た旅行客がトラブルに巻き込まれてしまい交通事故件数が増えてしまう原因になっていたのかもしれません。しかし、2019年には交通事故死者数を32.4%も減少させ、死亡者数が最も少ない県になりました。
このように各地域にあるローカル運転ルールを旅行前にチェックしていくことで落ち着いて運転ができるかもしれませんね。
一方、山梨県同様に交通事故死亡者数が最も少ない島根県ですが、交通事故が少ない理由としては
・1車線しかない道が多く、右折がしやすい。
・高速道路等が少ないため車の往来が激しくない。
・人口減少が進んでいる。
などの理由が挙げられています。右折がしやすいというと点から、交通事故を避けるには交差点進入時の注意・予測が大切ということが考えられます。
2020年のコロナ禍の交通事故情勢について
2020年はコロナウィルス感染症の大流行により、密になる公共交通機関の利用を控え、移動手段を車へ変更する方が増えましたが、長い自粛期間も影響し、2020年1月~4月では、交通事故死者数が前年同期比で4.1%減少という結果になったようです。
しかし、東京都だけをクローズアップすると4月単月では死亡事故が前年よりも増加したというデータもあります。
要因としては、都心の交通量が閑散としたことによる、車両の速度増加や運転手の注意力散漫、また歩行者や自転車の法令違反などが挙げられています。やはり交通事故の要因はスピードや特殊な状況での注意散漫・油断などが考えられそうです。
まとめ
交通事故の減少には交通量の減少が最も大きい要因として挙げられることはご理解いただけたでしょうか。しかし、交通量が減少することでスピード超過・不注意からの交通事故が一定数起きるということもわかりました。普段と違った風景や解放感、地域独自のローカル運転ルールが重なると思わぬ事故やトラブルを起こしてしまいます。
交通ルールを守って慎重な運転を心掛けましょう。
この記事の監修者
澤井 勝樹
「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。
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