2020.05.22

トラックを廃車にする場合の手続きについて

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トラックというと特別な廃車手続きが必要なイメージがありますが、基本的には普通車と同じです。 ただし、一時的に廃車にするのと、永久に廃車にするのとでは若干手続きのやり方が異なるので、廃車にかかる費用とあわせてチェックしておきましょう。

廃車には永久抹消登録と一時抹消登録がある

廃車には、永久抹消登録一時抹消登録という2つの種類があります。 二度とそのトラックに乗らないのであれば永久抹消登録、公道は走らないけど私道などでトラックを使用する場合は一時抹消登録を行います。 ここでは、2つの廃車方法の流れをご説明します。

永久抹消登録の手続き方法

事故を起こしたり災害により水没したり、 老朽化で車としての機能を果たせなくなったりしたトラックは、普通の中古車ディーラーでは引き取ってもらえません。そこで、自動車登録から永久に抹消する永久抹消登録を行います。 永久抹消登録をするには、必要書類と前後のナンバープレート2枚を提出する必要があるので、まずはナンバープレートを外しておきましょう。

次は車を解体しなくてはいけません。解体業者に依頼してトラックを解体してもらったら、申請に必要な移動報告番号と解体報告記録日を記入しておきます。 スクラップが終わり、書類の記入を済ませて準備ができたら陸運局で登録を抹消する手続きをします。
その後、 陸運局が発行してくれる登録事項等証明書を受け取ったら永久抹消登録が完了となります。

一時抹消登録の手続き方法

車の機能に問題はないがしばらく使用しない、私道でしか乗らないという場合は一時抹消登録をします。 一時抹消登録は車を解体する必要はありませんが、ナンバープレートは返却をしなくてはいけないので、前後2枚のナンバープレートを外します。 ナンバープレートを持って行かないと一時抹消登録ができないので注意してください。 後は、永久抹消登録と同じで、必要書類とナンバープレートを提出し、登録が終われば登録識別情報等通知書を発行してもらえます。

一時抹消登録は、再度申請をすれば車両登録ができるため、公道で運転することも可能です。 再登録の際は登録識別情報等通知書が必要です。再発行はできませんので大切に保管しておきましょう。

廃車に必要な書類

廃車に必要な書類は、自分で準備するものと陸運局に行ったときに入手できるものがあります。 陸運局で入手できる書類は、手続きに行ったときに記入すればいいのですが、自分で準備するものに不備があると手続きできません。必ず確認しておきましょう。

永久抹消登録に必要なもの

永久抹消登録では、車を解体したという証明が必要です。解体をした業者からもらえる移動報告番号と解体報告記録日が記載されたものは、準備する書類の中でももっとも重要です。
後は、車検証と前後2枚のナンバープレート、所有者の印鑑証明書(発行日から3ヵ月以内のもの)と実印、身分証を持って行きましょう。代理人が申請する場合は委任状も用意してください。

車検が1ヶ月以上残っている場合、重量税の還付を受けることができるため振込先の口座をメモしたものも一緒に持参しましょう。

一時抹消登録に必要なもの

一時抹消登録でも、ナンバープレートの返却は必須です。忘れずに外して持って行きましょう。 後は、所有者の印鑑証明書(発行日から3ヵ月以内のもの)と 実印、車検証、があれば大丈夫です。

永久抹消登録と同様に代理人が申請する場合は、委任状もあわせて用意しましょう。

廃車にかかる費用は意外に安い場合もある

廃車には高額な費用がかかるイメージがありますが、廃車の手続き自体には、ほとんど費用はかかりません。

提出書類の購入に約100円、一時抹消登録の場合は登録費用として350円がかかるだけです。 ただし、永久抹消登録の場合は車を解体しなくてはいけませんから、解体業者やトラックの大きさによって違いはあるものの、解体料がかかります。すでに動かない場合はレッカー代も支払わなくてはいけません。

廃車手続きをした後は税金の手続きも忘れずに

廃車手続きを行ったタイミングによっては、先に納めておいた自動車税が還付されます。 自動車税は、4月1日時点での所有者に対して1年分の請求が行われます。 そのため、廃車にした日から3月31日まで 1ヵ月以上残っているのであれば、その分の自動車税を還付してもらえるのです。

還付手続きは陸運局に併設されている税事務所でできるので、忘れずに手続きをしておきましょう。 また、還付金は後日振り込みとなるので、自動車税の還付を受ける場合には必要書類にあわせて振込先の口座をメモしたものも持って行くようにしてください。

廃車にする前に車買取専門業者に査定をしてもらうのもあり

公道を走れないようなトラックであっても売却できる可能性はゼロではありません。車買取専門業者であれば、パーツごとの状態を見て査定するため、買い取ってもらえる可能性が高いです。
廃車の手間をかけることなくトラックを処分できるので、まずは車買い取り業者に査定してもらうのがおすすめです。

トラックの廃車手続きをする際は

トラックを廃車にする際の手続きや必要書類について紹介しました。 永久抹消登録には廃車証明書ともに、ナンバープレートの返却が必要です。 手続き自体にかかる費用は少額ですが、永久抹消登録する場合は解体料やレッカー料 が必要になります。 できるだけ手間や費用を抑えたい、損をしたくない場合は、車買取専門業者に依頼することをおすすめします。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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