- 2021.05.19
車の売却は下取りだけじゃない!買取りという選択肢についても解説します!
「そろそろ車を処分したい!」「新しい車に乗り換えたい!」と考えたとき、車の売却方法がわからず悩んだ経験はありませんか?
車の売却方法には「下取り」と「買取り」の2種類があります。どちらも耳にしたことはあるけれど、違いまではわからないという方が多いのではないでしょうか。
今回は、下取りと買取りの違いから、それぞれのメリット・デメリットまでを徹底解説します。
また、高価買取りのためのチェックポイントもぜひ参考になさってください。
下取りと買取りの違い
下取りと買取りはどちらも「車を売却する」という意味では同じですが、「下取り」は、現在乗っている車と新しい車を引き替える必要があるため、次に車を購入することを前提とする売却方法です。
反対に「買取り」は、次に車を購入する予定がなくても車を処分することができる売却方法と考えていただければいいでしょう。
つまり、下取りはディーラーへ、買取りはご自身で選んだ中古車買取り業者へ売却を行うといった流れになります。
下取りと買取りのそれぞれのメリット・デメリット
下取りと買取りの違いを知っていただいたところで、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
どちらがご自身に合った売却方法かを考えていきましょう。
下取りのメリット
下取りの最大のメリットは、あまり手間がかからないという点でしょう。
下取りの場合、次の車を購入するディーラーで売買が完結するため、自分で中古車買取り業者を探したり複数の業者とやり取りをしたりという手間がかかりません。
また、一連の流れをディーラーに任せることができるため、新車の納車に合わせて古い車を処分することも可能です。
とにかく手間をかけずに処分したい!いう方には最適な売却方法と言えるでしょう。
下取りのデメリット
下取りのデメリットを挙げるとすれば、買取り金額が低くなってしまう可能性があるという点です。
下取りの査定は、ディーラーがマニュアルを基に行うため、中古車市場の需要などが反映されず、高額で買い取ってもらうことが厳しくなってきます。
また、下取りで提示された代金はそのまま新車の購入金額から差し引かれるため、手元には残りません。
今まで大切に乗ってきた愛車を1円でも高く売却したい!という方や、手元にお金を残したい!という方には不向きかもしれません。
買取りのメリット
買取りの最大のメリットは、高額で買取ってもらえる可能性があるという点です。
中古車買取り業者は、車を買取り、販売することで利益を得ており、オークションへそのまま出品することもあれば、系列の販売店へ引き渡したり提携の業者へパーツとして販売したりといった再販ルートも所有しています。
また、中古車だけでなく、故障車や事故車などの車の買取りを専門としている業者もあるため、ご自身の車の状態に合わせた査定をしてもらうことも可能です。
このように買取りの場合、その時々の中古車市場のニーズや経験、ノウハウを基に査定を行っているため、複数の買取り業者を比較して見積りを出してもらうことで、想像以上の買取り金額を提示してもらえる可能性があります。
愛車を少しでも高く売却したい!という方や、売却で得たお金を自由に使いたい!という方には非常に最適な売却方法です。
買取りのデメリット
買取りのデメリットを挙げるとすれば、下取りに比べると少し手間がかかるという点です。
買取りの場合、ご自身で複数の業者を調べなければならないうえに、業者が決まってからも車の引取りや廃車の手続きに必要な書類に関する打ち合わせの電話対応で時間を要することがあります。
業者によって対応スピードが異なることや、手間と感じる点は個人差がありますが、少しでも早く楽に処理をしたい!という方には不向きかもしれません。
高価買取りのためにチェックしたい2つのポイント
車の売却は下取りだけでなく、買取りという方法もあることをご理解いただけたかと思います。せっかく買取りに出すのであれば、できるだけ高額で買取りをしてもらいたいですよね。
ここからは、高価で買取りをしてもらうためにチェックしておきたいポイントについて2つ紹介します。
1, 車外・車内の清掃を最低限しておこう!
車を査定するにあたって重視されるのは、車種や年式、走行距離などの車の基本情報やエンジンの状態に加え、その車の修復歴や事故歴です。
そのため、完璧に掃除をしたことで査定額が大幅に上がることはあまりありませんが、車の査定には査定士の主観が含まれることも否定できません。
きちんと掃除され綺麗な状態になっていると「大切に乗っていた車」=「状態がよい車」というイメージがつきます。
あらかじめ洗車や車内清掃をしておくだけで査定額がアップする可能性があるのであれば、やっていて損はありませんよね。
車内清掃は、目につくゴミの放棄、床の掃除機がけ、車内の匂いを除去するための換気や消臭剤の設置などを行うとよいでしょう。
2, 傷やへこみの事前修理には要注意!
前述のように車の清掃を行っていると、ボディの細かい傷やへこみまで気になってしまい、査定前に直しておこうと考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、中途半端に直してしまうと、逆に修理痕が目立ち減点対象になってしまうことや、再度修理が必要となり安価での買取りになってしまうケースもあります。
車を売却する際は、ご自身に負担のかからない範囲で清掃を行い、そのままの状態で査定依頼することをおすすめします。
まとめ
車の売却を考えたときに、下取りだけでなく買取りという選択肢も存在し、それぞれにメリット・デメリットがあるということもご理解いただけたかと思います。
ご自身の愛車の状態や今後のカーライフによって、正しい売却方法を選択してくださいね。
中古車はもちろん、事故車・故障車などの車の売却にお困りの方は、ぜひはなまるの査定に出してみませんか?
お電話・オンラインからいつでもご依頼をお待ちしております。
https://www.hanamaru870.net/
この記事の監修者
澤井 勝樹
「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。
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