2020.06.16

ラジエーターが故障した場合の症状と対処法

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車はさまざまな部品によって構成されており、そのどれもが故障してはいけない重要なものです。なかでもラジエーターは劣化に気づきにくいうえに、車のオーバーヒートを引き起こす可能性があるため、注意してメンテナンスを行わなくてはいけません。

そこでこの記事では、ラジエーターが故障した場合の症状や原因、対処方法についてご紹介します。

ラジエーターが故障したときの症状をわかりやすく解説

どのような症状が発生したら、ラジエーターの故障を疑うべきなのでしょうか。

通常はラジエーター内の冷却液がエンジンを冷やしてくれる

車のオーバーヒートとは、ラジエーター内の冷却液の温度が急激に上昇していく現象のことです。車はエンジンなどを常に回しているため、その可動部に熱が溜まりやすいという特徴を持っています。そのまま放置しておくとオーバーヒートしてしまうため、通常であればこの冷却液をエンジン内に循環させて、オーバーヒートを防止します。

ラジエーターが故障するとエンジンがオーバーヒートしてしまう

ラジエーターが故障してしまうと、この冷却液を冷やすことができません。つまりエンジンの温度が上昇しても、それを防ぐことができなくなり、エンジンがオーバーヒート状態となります。

このオーバーヒート状態は、ただ温度が高いだけではなく、最悪の場合エンジンが焼きついて走行不能となることもあるので、早急に対処することが必要です。

ラジエーターが故障する2つの原因

ラジエーターの故障に早く気づくためには、故障する原因を知っておくことが大切です。危険な状態で車を運転しないためにも、故障の原因となるような行動は避けるようにしましょう。

1.冷却水の交換不足

ラジエーター内部の冷却水は、車検の際に交換を行うのが基本的です。しかし、その交換周期では不足している可能性もあります。

ラジエーターの冷却水は、交換を怠っていると内部の樹脂を腐食させる要因となります。この内部樹脂の腐食がラジエーターの故障に繋がるケースは非常に多いのです。

また、冷却水が不足していた場合にオーバーヒートを防ぐため、車にはリザーバータンクというものが設けられています。これは緊急時にラジエーターの代わりにエンジンへ冷却水を送り込むための装置であり、あまり知られていない箇所でもあります。ラジエーターの冷却水を交換する際に、このリザーバータンクの冷却水も交換しましょう。

2.最も劣化しやすいのがラジエーターキャップ

ラジエーターキャップとは冷却水の通り道に圧力をかけることで、冷却水の温度が急上昇した場合でも沸騰しないようにするための装置です。このラジエーターキャップは非常に劣化しやすく、劣化すると圧力が低下して冷却水を沸騰させてしまいます。冷却水が沸騰すると、ホースやラジエーターの破損につながるため注意しましょう。

ラジエーターを故障させないためには、これらの部品や冷却水を定期的に交換することが重要です。

ラジエーターが故障したときの3つの対処法

ラジエーターが故障した場合は、どのように対処を行うべきでしょうか。

1.故障したままの運転は厳禁


まずは運転を直ちにやめましょう。発進する前に気づいたら問題ありませんが、運転中に気づいた場合は安全な場所に速やかに停車させるようにしましょう。

2.故障の原因を確認する

何が原因でラジエーターが故障したのか、確認しましょう。たとえば、ラジエーターを確認して冷却水が漏れたような痕跡がある場合は、ラジエーターキャップの破損が考えられます。

ほかにも水温計がCに触れている場合だと、ラジエーター本体の破損が考えられるため、その場では対処することができません。単なる水漏れの場合は、応急処置としてミネラルウォーターなどを補給するのが効果的です。

ただし、あくまでも応急処置なので速やかに整備工場に点検を依頼するようにしましょう。ラジエーター本体の故障の場合は、整備工場や自動車会社に連絡を行い、トラブルの内容、原因を説明して整備工場へ車の運搬をお願いしましょう。

3.旧車であれば買い換える

車というのは時間が経てば劣化していくものです。長期間乗っていると、パーツが劣化し、破損しやすくなっていきます。メンテナンスも困難な旧車に乗っている場合は、買い替えも視野に入れてみましょう。

車の買い替えというのは、お金も多く必要になるため、簡単なことではありません。定期的にメンテナンスを行い、長く乗れるようにすることも大切です。

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ラジエーターの故障は大事故につながる可能性がある

ラジエーターの故障はエンジンの不調と直結してしまうため、運転不良を引き起こし、場合によっては大事故につながる可能性もあります。事故を避けるため、定期的なメンテナンスを行い、それでも不良が続くようであれば車の買い替えを検討しましょう。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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