2025.01.17

走行距離が10万キロ超えの車はあと何年乗れる?中古車購入時のポイントも徹底解説

走行距離が10万キロ超えの車はあと何年乗れる中古車購入時のポイントも徹底解説

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10万キロメートルを超えた車は、一体あと何年走り続けられるのでしょうか?中古車購入を検討中の方や、車の走行距離に不安を感じている方にとって、これは非常に重要な疑問ですよね。この記事では、走行距離10万キロメートルを超える中古車の選び方、車を乗り続けるか買い替えるかの判断基準、そして長期間にわたって車を維持するための効果的なメンテナンス方法を分かりやすくご説明します。

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走行距離が10万キロを超えた車はあと何年乗れる?

車の寿命は、初年度登録から13〜15年、走行距離15万キロ以上が一般的な目安です。一般財団法人自動車検査登録情報協会による調査結果でも、乗用車の平均使用年数は13.84年というデータが公表されています。

これをもとに考えると、走行距離1万キロ程度で約1年間走れる計算になります。車の寿命が走行距離15万キロで、すでに10万キロ走っているのであれば、単純計算であと5年ほど乗れることになるでしょう

ただし次のような場合は、車の寿命が短くなる可能性があります。

  • 短距離走行が多い
  • 急発進や急ブレーキが多い
  • 悪路を走行する機会が多い
  • 定期的なメンテナンスを怠っている

車の寿命はあくまでも目安であり、車の使用頻度や乗り方、メンテナンス状況によって大きく左右されます。

  
参考:一般財団法人自動車検査登録情報協会

走行距離が10万キロを超えた車はあと何年乗れる?

車の寿命は、初年度登録から13〜15年、走行距離15万キロ以上が一般的な目安です。一般財団法人自動車検査登録情報協会による調査結果でも、乗用車の平均使用年数は13.84年というデータが公表されています。

これをもとに考えると、走行距離1万キロ程度で約1年間走れる計算になります。車の寿命が走行距離15万キロで、すでに10万キロ走っているのであれば、単純計算であと5年ほど乗れることになるでしょう。

ただし次のような場合は、車の寿命が短くなる可能性があります。

  • 短距離走行が多い
  • 急発進や急ブレーキが多い
  • 悪路を走行する機会が多い
  • 定期的なメンテナンスを怠っている

車の寿命はあくまでも目安であり、車の使用頻度や乗り方、メンテナンス状況によって大きく左右されます。
参考:一般財団法人自動車検査登録情報協会

  

走行10万キロ超=寿命とは限らないが部品などは劣化している

走行10万キロ超=寿命とは限らないが部品などは劣化している

  

実際には車そのものは走行10万キロ超で必ず寿命を迎えるというわけではなく、メンテナンス次第ではその後も乗り続けることが可能です。ただし、10万キロという長い距離を走ってきた車であるために、部品などには大きな劣化が生じていることが多いので、かなりのメンテナンスが必要となってくるのも事実です。

走行距離10万キロ超の車はタイミングベルトを交換すべき

走行距離10万キロ超の車は、タイミングベルトの交換をすることが大切です。事実、多くの自動車メーカーは10万キロを目安にタイミングベルトの交換を推奨しています。このタイミングベルトの交換時には、ウォーターポンプなどをはじめとした、タイミングベルト周辺にあるほかの部品交換も勧められることもあります。それらを含めると交換にかかる費用は10万円程度までかかってきます。
関連記事:タイミングベルトの交換費用は?時期や相場について詳しく解説!

走行10万キロ超の車が交換すべき部品

走行10万キロ超の車が交換すべき部品は、タイミングベルトだけではありません。
もちろん、その車が日々どれだけきちんとメンテナンスされてきたかで差はありますが、おおむね以下のような部品が交換推奨の対象となるケースが多いです。

  • ブレーキホース
  • ラジエーターホース
  • ドライブシャフトダストブーツ
  • タイロットエンド
  • クラッチ

走行距離10万キロを超えた車は車検費用が高くなりやすい

走行距離が10万キロを超えた車は、タイミングベルトをはじめとして、これまであまり交換する機会がなかった部品も交換が必要なタイミングを迎えるため、車検費用が高額になりがちです。

乗りつぶすか手放すか迷ったら

乗りつぶすか手放すか迷ったら

  

先にご説明したとおり、走行距離が10万キロを超えた車は、車検などの費用が高くなるというリスクを伴います。また、10万キロを超えた車のメンテナンス費用はその後も必要になってきますので、「このまま乗りつぶすか、新しい車に乗り換えるか」選択に悩む時期になります。結論は、車の使用年数や日々の使用状況によって変わってきますが、以下で判断基準を詳しく解説していきます。

走行距離10万キロを超えた車を手放す場合

車の乗り換えを検討する際に、一つの目安となるのが「初度登録から13年」です。この年数を境に、自動車税が高くなるだけでなく、経年劣化による故障や修理、交換が必要となる部品が増え、維持費が大幅に増加する傾向にあります。

維持費の増加が家計への負担となる前に、思いきって手放し、新たな車への買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

手放す際にはディーラーに下取りしてもらうという方法が一般的ですが、走行距離10万キロを超えた車の多くは、なかなか下取り価格がつかなかったり、かなり安い下取り価格になったりすることが多いのが実情です。

おすすめは事故車や故障車などの車買取に特化している廃車・事故車専門買取業者です。もちろん、走行距離10万キロを超えているだけでは事故車や故障車とはいえませんが、それだけ走っている分、走行距離が短い車と比べるとコンディション的には良くないので、廃車・事故車専門買取業者に見積もりを出した方が査定額が良い場合があります。

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関連記事:自動車税は13年経過で高くなる!?廃車にすべき?税額早見表や安くする方法を解説

走行距離10万キロを超えた車を乗りつぶす場合

車を乗りつぶした方が得かどうかは、車の状態や家族構成の変化、ライフプラン、経済状況などにより異なります。これらの要素に大きな変化が見られないのであれば、乗りつぶすという選択肢も十分に検討できます。長期間にわたって一台の車を所有することで、トータルコストを削減できる可能性が高いです。

しかし例えば、車が突然故障したり、お子様の独立などによって乗車人数が減ったり、生活圏が狭まったり、といった変化が生じた場合は、思い切って買い替えを検討してみるのも賢明な選択と言えるでしょう。新しい車への乗り換えが、結果的に経済的メリットをもたらすケースもあるからです。

10万キロを超えて乗り続けるためのコツ

10万キロを超えて乗り続けるためのコツ

   

走行距離10万キロを超え、さらに車を長く乗り続けるためのポイントとして、

  • こまめなメンテナンス
  • 車に優しい運転

の2つがあげられます。メンテナンスは、特に次の項目を定期的に点検しておきましょう。

エンジンオイル

劣化すると、車のパワーが低下したり燃費が悪くなったりします。車種や車の使用状況によって交換時期は異なりますが、一般的には5,000キロ~1万キロごとに交換するのがおすすめです。

関連記事:タービンブローの原因と予防策:早期発見で高額修理を防ぐ方法

バッテリー

経年劣化によって性能が低下し、始動不良などのトラブルを引き起こす可能性があります。3〜5年を目安に交換しましょう。

関連記事:【図説】バッテリー上がり時の適切な充電方法

タイヤ

タイヤは、走行時の安全性に大きく影響します。溝の減りや、ひび割れなどの劣化が見られたら早めに交換しましょう。

また、車に負担をかけないように運転することも大切です。激しい加減速や急ブレーキ、急発進などを繰り返すハードな乗り方は、車に大きな負荷がかかります。不具合や故障につながるリスクが高まるため、車に負担をかけない優しい運転を心がけましょう。

関連記事:タイヤがパンクした場合の対処法とやってはいけない3つの行為

10万キロ超えの中古車購入はあり?

10万キロ超えの中古車購入はあり?

   

10万キロを超えた中古車は、「過走行車」と呼ばれ、一般的には敬遠されがちです。しかし適切にメンテナンスされている車であれば、10万キロを超えていても問題なく乗れるでしょう。中には、20万キロ以上乗れる車もあります。

10万キロオーバーの車は魅力的だけど、ちょっと不安ですよね?  走行距離が10万キロを超える中古車には、メリットとデメリットの両面が存在します。以下では、その両面を詳しく見ていきます。賢い中古車選びの参考になれば幸いです。

関連記事:走行距離が20万キロを超えた車は買い替えがおすすめ?乗り続けるメリット・デメリットや長く乗り続けるコツを解説

10万キロ超えの中古車購入の3つのメリット

  1. 価格が安い
  2. メンテナンスされていることが多い
  3. 車種が豊富

それでは、それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

①価格が安い

走行距離が10万キロを超える中古車は、市場価値が比較的低く抑えられているため、予算を抑えたい方にとって魅力的な選択肢となります。車種にもよりますが、多くの場合100万円以下で購入できるものが多く見られます。

もちろん、10万キロオーバーでも、適切なメンテナンスを継続することで、5年~10年、場合によってはそれ以上の期間、安心して乗り続けることが可能です。実際、中古車市場には走行距離10万キロを超える車が数多く流通しており、決して需要が少ないとは言えません。

また、走行距離が10万キロを超えている車は市場価格が安くなっているため、人気車種や高級車でも購入しやすいでしょう。

②メンテナンスされていることが多い

中古車を購入する際、ディーラーや販売店では、ほとんどの車が販売前に点検を受け、故障や不具合がないか確認されています。中には、車検整備済みの状態で販売される車もあり、予算を抑えつつ、安心して乗れる一台を見つけられるチャンスです。10万キロを超える走行距離の車でも、購入後の故障リスクを軽減できるよう、整備された状態での販売が一般的になりつつあります。万が一、不具合が発生した場合でも、販売店への相談や修理対応がスムーズに行えるため、安心です。

③車種が豊富

中古車市場には、新車にはない多様な車種が揃っており、まさに選択肢の宝庫と言えるでしょう。

10万キロ超えの中古車購入の5つのデメリット

  1. メーカーの保証がついていない
  2. 故障のリスクが高い
  3. 売却するときに価格がつきにくいことがある
  4. 維持費がかかってくる
  5. 部品交換が難しい場合がある

それでは、それぞれのデメリットを詳しく見ていきましょう。

①メーカーの保証がついていない

10万キロを超える中古車の場合、保証期間が終了している可能性が高いため、故障が発生した際には、自己負担で修理費用を支払わなければなりません。

新車購入時のメーカー保証は、通常、初度登録から3年間有効です。この期間を過ぎると、保証を受けるには追加費用を支払って延長する必要があります。保証内容は、エンジンやトランスミッションといった主要な部品の故障をカバーするものが一般的です。

購入価格が安い分、修理費用などのリスクを考慮することが重要です。購入前に、しっかりと車両の状態をチェックし、必要であれば専門家の意見を聞くことをおすすめします。経済的なメリットとリスクを天秤にかけて、賢い選択をしていきましょう。

②故障のリスクが高い

老朽化や走行距離が10万キロを超える車は、故障のリスクがぐっと高まります。つまり、値段が安くても、故障の不安はつきまといます。特に、中古車を購入する際は、前オーナーの整備履歴をしっかり確認することが大切です。きちんとメンテナンスされていれば、消耗部品の交換も適切に行われている可能性が高く、安心できます。

③売却するときに価格がつきにくいことがある

車の売却を検討されている皆さん、リセールバリューを最大化するには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。特に、長期間の使用や走行距離の増加は、査定額に大きく影響します。10万キロを超える走行距離の車は、下取りに出すと予想外の低価格になる可能性も。車の価値を最大限に引き出すには、買取査定を利用することがおすすめです。

下取りは、新車を購入する際にディーラーが引き取る方法ですが、買取は車買取業者が直接買い取る方法です。買取の方が、最新の市場価格を反映した適正な価格で査定してもらえるため、より高値で売却できる可能性が高いと言えるでしょう。車を高く売りたいなら、ぜひ買取査定を検討してみてください。

④維持費がかかってくる

10万キロメートルを超える走行距離の車は、消耗品の交換や故障修理といった予期せぬ出費に見舞われる可能性が高まります。さらに、新車購入から13年以上経過した車両は、自動車税と重量税の増税も控えています。税額は15~20%程度アップし、維持費の増加は避けられないでしょう。車の維持には、より一層の費用負担が必要となります。

⑤部品交換が難しい場合がある

10万キロメートルを超える走行距離の車は、経年劣化による部品の生産終了リスクが高く、修理や交換が困難になる可能性があります。自動車部品メーカーは、部品の保管期間を通常10年前後で設定しており、期間経過後は供給が終了します。そのため、修理が必要になった際に、必要な部品が入手できないケースも考えられます。代替品やリビルト品を使用するといった対応が必要になる場合もあります。各メーカーの部品供給期間は異なるため、必要な部品は早めに交換しておくことをお勧めします。

10万キロ超えの中古車を購入する際のチェックポイント

走行距離が10万キロを超えている中古車を購入する際は、いくつか気をつけたいポイントがあります。ここでは、10万キロ超えの中古車を購入する際のチェックポイントを紹介します。

①整備記録が残っているか

10万キロを超えた中古車を購入する際、整備記録が残っているかどうかを確認しましょう。整備記録とは、オイル交換や部品交換、車検整備などの履歴が記載された書類であり、車の「履歴書」とも言えます。整備記録があれば、過去のメンテナンス状況だけではなく、記載の内容から車の状態をある程度推測可能です。

例えば、オイル漏れや異音などの異常を修理していた場合は、整備記録に記載されている可能性があるでしょう。過去の整備履歴がわかれば、購入後のメンテナンス予定を立てるときにも役立ちます。10万キロ超えの中古車を購入する場合は、できるだけ整備記録が残っている車を選びましょう。

②修復歴はないか

修復歴の有無は、車の安全性に関わるため、必ず確認しましょう。修復歴とは、フレームやボディなどの主要部品を修理した経歴のことです。

修復歴のある車は、フレームがゆがみや変形により、車体の安定性が損なわれている可能性があります。少しの衝撃でも大きな事故に繋つながるケースもあるため、修復歴のある中古車は避けた方がよいでしょう。車の修復歴は、販売店で聞けば教えてもらえます。

③外装と内装に問題ないか

車の外装と内装もチェックしておくべきポイントです。傷や汚れがないかを確認しましょう。傷や汚れは、一見車の性能と関係ないように思えるかもしれません。しかし、外装や内装がきれいな状態であれば車を大切に扱っていた可能性が高く、メンテナンスも行き届いている可能性が高いでしょう。

足回りやエンジンルームも確認が必要なポイントです。雪国や沿岸部を走行していた車は、除雪剤や海水の影響により、錆やカビが発生していることがあります。そのため、エンジンルーム、足回り、タイヤ回りなども特に注意してチェックしてください。その際、車体に歪みがないか、ドアの隙間が左右均等かも確認しましょう。もし曲がっているようであれば、その車は避けた方がよいでしょう。

④異音や異臭がしないか

エンジンをかけたときや走行中に異音がしないか、車に乗ったときに変な臭いがしないかを確認してください。「ゴトゴト」「カラカラ」「ジジジ…」などの異音がする場合は、車に何かしらの不具合が起きている可能性があります。安全性が心配ですから、その車は避けた方が良いでしょう。

タバコやペット、食べ物のにおいが染みついている場合も、あまり良い状態とは言えません。掃除が行き届いておらず、車内に錆びやカビが発生している可能性があります。

またエアコンを作業したときに、カビのにおいがしないかも確認しましょう。カビが含まれている空気が原因で健康を損なう恐れがあります。

⑤まっすぐに走るか

車を購入する前に試乗して、走行時の安定性を確認しましょう。車がまっすぐ走るか、ブレーキをかけた時にまっすぐ止まるかをチェックします。ハンドルが重かったり、まっすぐ走らず曲がってしまったりする場合は、車の状態が悪く事故に繋がるリスクがあるでしょう。

⑥年式と走行距離のバランスが悪くないか

年式と走行距離のバランスも確認しておきたいポイントです。年式に対して走行距離が多い場合は、車がハードに使われていた可能性があります。車の部品の消耗も激しい場合があるため注意が必要です。逆に年式が古いのに走行距離が少ない場合は、車にほとんど乗っていなかった可能性があります。車は動かさないと部品が傷むため、場合によっては走行距離が多い車よりも状態が悪い可能性もあるでしょう。

まとめ

車は10万キロメートルを超えると、タイミングベルト交換など、大がかりなメンテナンスが必要になり、出費も気になりますよね。車検費用もかさみ、維持費の増加に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。そんな時は、乗り続けるより売却を検討してみるのも賢い選択です。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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