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廃車の住所変更はどうするのか?

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廃車手続きは過失が許されないことから、本人確認も厳密に行われます。車検証と現住所が異なる場合、そのままでは手続きを進めるのは困難でしょう。

引っ越しをして住所変更していない車は、住所のつながりが分かる書類を提示しなければなりません。

本記事では、廃車の手続きで住所に不備があった場合の対処法や、車検証の住所変更方法を紹介します。

車検証と住所が違う場合の廃車手続き

引っ越しなどで住所が変わった場合、15日以内に車検証の住所変更を行うことが義務付けられています。[注1]

しかしこれを忘れたまま放置していると、廃車手続きで「住所が違う」と言われてしまうでしょう。

車検証と現住所が違う場合の廃車手続きについて紹介します。

[注1]

自動車の保管場所の確保等に関する法律(第七条の保管場所の変更届出等)

廃車する時は印鑑証明と車検証の住所が一致しなければならない

廃車手続きで提出する印鑑証明は、原則「3カ月以内に取得したもの」です。これにより、「自動車の所有者と廃車手続きの希望者が同一人物である」という事実を担保します。

一時抹消登録でも永久抹消登録でも、廃車手続きでは「印鑑証明」の住所と車検証に記載されている住所が同一であることが必須です。

両者の住所が異なる場合は、印鑑登録証明書以外の書類を添えて住所のつながりを証明しなければなりません。

引っ越しが1回なら住民票が必要

車検証の住所の次が現在の住所である場合は、住民票を取得しましょう。居住地の自治体の役所へ行けば、すぐに発行してくれます。

住民票を用意するのは、引っ越し前の住所が記載されているためです。車検証の住所から印鑑証明の住所に引越した場合は、住民票を提示すればつながりがすぐに分かります。ただし廃車手続きで提示する住民票は、「3カ月以内に取得したもの」と定められているため注意してください。

引っ越しが2回なら全ての住民票または戸籍の附表

2回以上引っ越ししている人は、住民票の住所をたどっても車検証の住所とは結び付きません。これでは両者が同じ人物とは証明できませんから、つながりが分かる書類をそろえましょう。

具体的には、住民票をさかのぼって複数枚用意するか、戸籍の附票を用意する方法があります。引っ越し回数が多い場合は、1枚で済む戸籍の附票が簡単かもしれません。

ただし、戸籍の附票を発行するのは本籍地の役所です。本籍地が遠方の場合は、取り寄せに時間がかかるかもしれません。

婚姻により住所変更があった場合は戸籍謄本を用意

婚姻により住所が変わった場合は、戸籍謄本を提示する必要があります。戸籍の附票と同様に、本籍地の自治体から取り寄せましょう。

取り寄せの詳細は自治体によって異なるため、まずは電話で確認を取ることをおすすめします。

廃車手続きの前に住所変更手続きをするべき?

廃車手続きも住所変更手続きも、管轄区の運輸支局・軽自動車検査協会で行います。「それなら住所変更手続きをしてから廃車手続きをすれば」と考える人もいるかもしれません。

しかし、車検証の住所変更には車庫証明の取得やナンバープレートの付け替えが必要です。すぐに廃車する車に手間を掛けるのは、時間やコストのムダでしょう。

加えて、永久抹消登録手続きをするなら、車はすでに解体済みのはずです。住所変更手続きからの廃車手続きは、現実的とはいえません。

車検証の住所を変更する方法

車検証の住所変更は運輸支局・軽自動車検査協会で行います。廃車の予定が未定なら、住所変更手続きをしておくと面倒がありません。

車検証の住所を変更する方法を紹介します。

必要な書類をそろえる

普通自動車の車検証の住所変更をする際は、以下の書類を用意しましょう。

  • 変更登録申請書 1号様式(軽自動車は「自動車検査証記入申請書(軽第1号様式)」)
  • 手数料納付書(検査登録印紙)
  • 自動車税・自動車取得税申告書

車庫証明は、最寄りの警察署にて手続きが必要です。このとき手数料として証紙を購入・提出する必要がありますが、額面は地域によって異なります。

少なくとも2~3,000円程度は用意しておくのがおすすめです。

なお、軽自動車は、軽自動車検査協会にて住所変更手続きを行います。必要な書類は普通自動車と同様ですが、車庫証明が不要な地域は少なくありません。

居住地の決まりがどのようになっているか、まずは確認しておきましょう。

運輸支局・軽自動車検査協会にて住所変更手続きを行う

必要な書類等を準備したら、管轄区の運輸支局・軽自動車検査協会に行って住所変更手続きを行います。

この時、陸運支局で以下の書類を取得しなければなりません。

  • 変更登録申請書 1号様式(軽自動車は「自動車検査証記入申請書(軽第1号様式)」)
  • 手数料納付書(検査登録印紙)
  • 自動車税・自動車取得税申告書

必要があればナンバープレートを変更する

管轄区をまたいで引っ越した場合は、ナンバープレートも変わります。今付いているナンバープレートを外して、新しく交付されたものに付け替えましょう。

取り外し・付け替えは全て自分で行うため、あらかじめ道具を持って行くと安心です。「プラスドライバー」「10mmレンチ」があると不自由なくプレートを外せるでしょう。

ただし道具がない場合は、運輸支局・軽自動車検査協会で借りられます。道具を忘れても、心配はいりません。

ナンバープレートを付け替えれば、車検証の住所変更手続きは完了です。

【まとめ】

スムーズに廃車するなら住所変更手続きを忘れずに

廃車手続きを行う際、印鑑証明と車検証の住所が不一致だと手続きを進められません。現住所と車検証に記載されている住所が一つながりになるよう、住所を追い掛けられる「住民票」「戸籍の附票」「戸籍謄本」を用意しましょう。

また、「今すぐに廃車にするわけではない」という人は、早めに住所変更手続きを行っておくと安心です。普通自動車なら管轄区の運輸支局、軽自動車なら軽自動車検査協会に必要書類をそろえて足を運びましょう。

住所変更が終わっていれば、いつでも好きなタイミングで廃車手続きを行えます。住所変更手続きをしないまま放置するのは違法ですから、なるべく早めに住所変更手続きを行ってください。


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この記事を書いた人

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたい。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆。

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