- 2025.11.27
ジュニアシートは何歳から何歳まで使える? 義務や安全な選び方を徹底解説


ジュニアシートは何歳から使うものなの?と気になっているあなたへ
お子様の成長と共に、チャイルドシートからジュニアシートへの切り替えを考える時期がきます。
「ジュニアシートは何歳から使えるの?」「いつまで使えるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ジュニアシートに関する疑問を全て解決! 道路交通法上の義務から、年齢・身長・体重の目安、安全な選び方まで、徹底的に解説します。
この記事を読めば、ジュニアシートに関する不安を解消し、お子さんの安全を守るための正しい知識が身につきます。
お子様の成長や家族構成の変化に合わせてお車の買換えをご検討中の方もいらっしゃると思います。
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この記事のポイント
- ジュニアシートは何歳から使えるのか?
- ジュニアシートの使用義務と法律について
- ジュニアシートの選び方のポイント
- 取り付け方と注意点について解説

ジュニアシートは何歳から使える?
ジュニアシートはいつから使えるのか、チャイルドシートとの違いは何か、など疑問に思っている方も多いことと思います。
こちらでは、ジュニアシートを使い始める具体的な目安や、チャイルドシートからの切り替えに悩む際の判断基準について詳しく解説します。
ジュニアシートとチャイルドシートの違いは?
ジュニアシートとチャイルドシートの違いは、「身長(もしくは適応体重)」「使用する時期」「機能」の3点となります。
イメージとしては「乳幼児期から年少」の頃にチャイルドシートを使い、年少より上になるとジュニアシートを使う、と考えておくとよいでしょう。
シートタイプ別の目安表
| 種類 | ベビーシート | チャイルドシート | ジュニアシート |
|---|---|---|---|
| 年齢の目安 | 新生児~1歳頃 | 1歳~4歳頃 | 4歳~10歳頃まで |
| 身長 | 70センチ以下 | 65cm~100cm | 135cm以下 |
| 体重 | 10kg未満 | 9kg~18kg | 15kg~36kg |
| 特徴 設置向き | 後ろ向きで使用。 首が座っていないため、背中で衝撃を受け止める。 | 前向きで使用。 腰が座り、自分で座れるようになってから使用。ハーネスで固定。 | 前向きで使用。 車のシートベルトを適切な位置(肩・腰)に合わせるための座面。 |
ジュニアシートの開始年齢の目安
ジュニアシートを使い始める年齢には、法律で定められた明確な基準はありません。
しかし、一般的にはお子さんが3歳頃になり、体重が15kg以上、身長が100cm以上を目安に使い始めることが多いとされています。
これは、一般的なチャイルドシートの適応範囲を超え、かつ、お子さんが車のシートベルトを正しく着用できるようになる身体的成長が目安となるためです。
ただし、これらの数値はあくまで目安であり、ジュニアシートの製品によって適合する年齢、身長、体重は異なります。
お子さんの成長具合やお使いになるジュニアシートの取扱説明書をよく確認し、安全基準を満たしているかを確認することが非常に重要です。
チャイルドシートからの切り替え時期
チャイルドシートが窮屈そうになってきた、お子さんがチャイルドシートを嫌がるようになった、といったサインが見られたら、ジュニアシートへの切り替えを検討する時期かもしれません。
チャイルドシートからの切り替えを判断する具体的なポイントは以下の通りです。
- チャイルドシートの肩ベルトの位置:
お子さんの肩ベルトがお子さんの肩よりも下になっていたり、窮屈そうにしていたら、サイズが合わなくなっている可能性があります。 - 頭部がヘッドレストの上に出てしまった:
チャイルドシートのヘッドレストよりもお子さんの頭が上に出てしまった場合、安全性が低下していると考えられます。 - お子さんの体重・身長:
チャイルドシートの製品に定められた体重や身長の上限を超えた場合も、速やかに切り替えが必要です。 - お子さんの意思:
嫌がって座ろうとしない場合、無理強いすると安全な乗車姿勢を保てなくなる可能性があります。ただし、お子さんの安全を最優先に、ジュニアシートへの移行が適切か慎重に判断しましょう。
これらのサインが見られたら、次項で解説するジュニアシートの選び方のポイントを参考に、お子さんに合ったジュニアシートを選んであげてください。
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ジュニアシートの使用義務と法律
チャイルドシートやジュニアシートは、単にお子さんの快適性を保つだけでなく、万が一の事故の際に命を守るための重要な安全装置です。
では、法律ではどのように定められているのでしょうか。
このセクションでは、道路交通法におけるジュニアシートの使用義務と、違反した場合の罰則について詳しく解説します。
道路交通法におけるジュニアシートの義務
道路交通法では、運転者は、6歳未満の幼児を同乗させる場合、幼児用補助装置(チャイルドシートやジュニアシート)を使用しなければならないと定められています(道路交通法施行令第26条の3の2)。
これは、お子さんの体格や体重に合った安全基準を満たした補助装置を使用することを意味します。
ジュニアシートは、チャイルドシートからの切り替え時期に該当するお子さん(一般的に3歳頃から)が、シートベルトを適切に着用できるようになるまで使用される補助装置ですので、この法律の対象となります。
違反した場合の罰則
チャイルドシートやジュニアシートの不使用は、道路交通法違反となります。
違反点数は、座席ベルト装着義務違反として扱われ、1点が加算されます。
これは、同乗者全員がシートベルトを着用する義務があるためです。
罰金が科されることはありませんが、違反点数が加算されることで、将来的な保険料に影響する可能性も考えられます。
何よりも、大切な子どもの命を守るための義務ですので、必ずお子さんに合ったジュニアシートを使用し、安全運転を心がけましょう。
ジュニアシートは何歳まで使える?
お子さんの成長は著しいものですから、「チャイルドシートからジュニアシートへ」「ジュニアシートからシートベルトへ」と、いつ切り替えるべきか悩む親御さんも多いでしょう。
ここでは、ジュニアシートの使用期間の目安と、シートベルトへの切り替え時期について、安全性を最優先に解説します。
ジュニアシートの使用期間の目安
ジュニアシートは、お子さんの身長が140cmに達するまで使用することが推奨されています。
これは、一般的な自動車のシートベルトがおおむね身長140cm以上のお子さんの体格に合わせて設計されているためです。
単に年齢だけで判断するのではなく、お子さんの身長を目安にすることが非常に重要です。
お子さんの成長具合によっては、6歳を過ぎてもジュニアシートが必要な場合があります。
逆に、身長が140cmに達していなくても、体格によってはシートベルトが体にしっかりフィットするようであれば、卒業を検討するケースもありますが、安全性を第一に考えるなら、身長140cmを目安にするのが最も確実です。
シートベルトへの切り替え時期
ジュニアシートを卒業し、シートベルトのみで安全を確保できるのは、お子さんの身長が140cmを超え、シートベルトがお子さんの体に適切にフィットするようになった時です。
具体的には、以下の3つのポイントを満たしているかを確認しましょう。
- シートベルトの肩ベルトがお子さんの肩の中心を通っているか
- シートベルトの腰ベルトがお子さんの腰骨(腸骨)の上に水平にフィットしているか
- お子さんが自分で、足が床についた状態で、正しい姿勢を保てるか
これらの条件を満たしていれば、ジュニアシートなしでシートベルトのみを使用しても安全である可能性が高いです。
ただし、お子さんが自分で正しい姿勢を保てない場合や、シートベルトが体にフィットしない場合は、まだジュニアシートの使用を続けるか、ブースターシートなどを活用してシートベルトがお子さんの体に適切にフィットするように工夫することをおすすめします。
チャイルドシート専門家も、お子さんの成長に合わせて、シートベルトのフィット感を常に確認することを推奨しています。

ジュニアシートの選び方のポイント
ジュニアシートは何歳から使えるのか、そしていつまで使えるのかが分かったところで、次に気になるのは「どのようなジュニアシートを選べば良いのか」という点でしょう。
数多く存在するジュニアシートの中から、お子さんの年齢、身長、体重に合った、安全で使いやすい製品を選ぶための具体的なポイントを解説します。
安全基準(Eマーク、ISOFIX)やジュニアシートの種類についても網羅し、親御さんが迷わずに最適な製品を選べるようにサポートします。
年齢、身長、体重の適合
ジュニアシートを選ぶ上で最も基本となるのが、お子さんの年齢、身長、体重に適合しているかを確認することです。
製品ごとに「対象年齢:3歳頃~」「適応身長:100cm~140cm」「適応体重:15kg~36kg」といった具体的な数値が定められています。
これらの数値はお子さんの成長段階に合わせて安全性を確保するために非常に重要です。
例えば、まだ身長や体重が満たないお子さんにジュニアシートを使用すると、シートベルトがお子さんの体に正しくフィットせず、万が一の事故の際に十分な保護が得られない可能性があります。
逆に、すでに基準を超えているお子さんにチャイルドシートを使い続けると、窮屈で快適な移動ができず、お子さんが嫌がる原因にもなりかねません。
必ず、お子さんの現在の体格に合った製品を選びましょう。
安全基準(Eマーク、ISOFIX)
ジュニアシートの安全性を判断する上で、いくつかの重要な安全基準があります。
まず「Eマーク」です。これは、欧州経済領域(EEA)の安全基準を満たしていることを示すマークで、日本国内でも法的に有効な安全基準とされています。
Eマークが付いている製品は、一定の安全性が確保されていると判断できます。
さらに、近年では「ISOFIX(アイソフィックス)」対応のジュニアシートも増えています。
ISOFIXは、チャイルドシートやジュニアシートを車に固定するための国際的な取付規格です。
シートベルトを使わずに、車本体のISOFIXアンカーに直接カチッと接続できるため、取り付けミスが少なく、確実かつ安全に固定できるのが大きなメリットです。
より安全性を重視するなら、Eマークに加えてISOFIX対応かも確認すると良いでしょう。
ジュニアシートの種類
ジュニアシートには、主に「背もたれ付きジュニアシート」と「座面のみのブースターシート」の2種類があります。
背もたれ付きジュニアシートは、お子さんの成長に合わせてヘッドレストの高さを調整でき、側面からの衝撃を緩和するヘッドサポートやサイドプロテクションを備えているものが多いのが特徴です。
特に、まだ体格が小さく、車のシートベルトがお子さんの体にしっかりとフィットしない場合や、長時間ドライブをする際におすすめです。
一方、ブースターシートは、座面だけのタイプで、車のシートベルトがお子さんの肩や腰に正しくかかるように、座面を高くするのが主な目的です。
比較的安価で、持ち運びしやすいというメリットがあります。
お子さんの身長が120cmを超え、車のシートベルトがおおむね正しい位置にくるようになったら、ブースターシートへの移行も検討できます。
どちらを選ぶかは、お子さんの体格、車のシート形状、そして使用する頻度などを考慮して決定しましょう。
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安全なジュニアシートの選び方
ここからは、お子さんの安全を第一に考えたジュニアシートの選び方について、より詳しく解説していきます。単に基準を満たすだけでなく、第三者機関による評価や、実際の使用感を考慮した製品選びが大切です。
衝突試験の結果
ジュニアシートの安全性を判断する上で、第三者機関による衝突試験の結果は非常に重要な指標となります。
これらの試験では、実際の交通事故を想定した厳しい条件でシートの性能が評価されます。
例えば、欧州の安全基準である「ECE R44」や、より新しい「ECE R129(i-Size)」といった基準を満たしているかどうかが、まず確認すべき点です。
これらの安全基準に適合している製品は、一定水準以上の安全性が確保されていると考えられます。
さらに、自動車アセスメント(JNCAP)のような国内の評価機関による試験結果も参考になります。
これらの評価では、前面衝突、側面衝突、後面衝突など、様々な角度からの衝撃に対する保護性能が詳細に分析され、星の数などで分かりやすく示されることがあります。
これらの試験結果を比較することで、より安全性の高いジュニアシートを見つけることができます。
おすすめのジュニアシート紹介
ここでは、安全性、機能性、使いやすさの観点から、おすすめのジュニアシートをいくつかご紹介します。
具体的な製品名は、最新の情報や個々のニーズに合わせてご自身で確認していただく必要がありますが、選ぶ際の参考として、以下のような特徴を持つ製品が人気です。
- 背もたれ付きハイバックタイプ
側面からの衝撃保護に優れ、ヘッドレスト部分の調整範囲が広いものが多く、お子さんの成長に合わせて長く使用できます。リクライニング機能が付いている製品は、長時間のドライブでもお子さんが快適に過ごせます。 - ブースターシート(背もたれなし)
コンパクトで軽量なため、車への取り付け・取り外しが容易です。主に座面部分でシートベルトを正しい位置に保持する役割を果たします。簡易的ながらも、Eマークなどの安全基準を満たしている製品を選びましょう。 - ISOFIX対応製品
ISOFIXとは、チャイルドシートやジュニアシートを車に固定するための国際規格です。専用の金具でシートに直接固定するため、取り付けミスが少なく、確実な固定が可能です。万が一の事故の際にも、シートがずれにくく高い安全性が期待できます。
これらの製品を選ぶ際には、必ずご自身の車のシートベルトの形状や、ISOFIXの有無などを確認してください。
また、お子さんの身長や体重に合っているか、シートの幅がお子さんにとって快適かどうかも重要なポイントです。可能であれば、実際に店舗で試座してみることをお勧めします。
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ジュニアシートの取り付け方と注意点
ジュニアシートをお子さんの安全のために正しく使用するためには、取り付け方が非常に重要です。
ここでは、車への基本的な取り付け方法や、使用中に注意すべきポイントについて詳しく解説します。安全で快適なカーライフを送るために、ぜひ参考にしてください。
正しい取り付け位置
ジュニアシートの取り付けには、主にシートベルト固定式とISOFIX固定式があります。
どちらのタイプを使用する場合でも、取扱説明書を必ず確認し、車種に適合しているかを確認してから取り付けてください。
一般的に、後部座席の中央や助手席側への取り付けが推奨されることが多いですが、車種によっては推奨される座席が異なる場合があります。
取扱説明書には、シートベルトの通し方やISOFIXコネクターの接続方法が詳しく記載されているため、一つ一つの手順を丁寧に進めましょう。
特にシートベルト固定式の場合は、ベルトがねじれていないか、しっかりと固定されているかを複数回確認することが大切です。
また、取り付け後にお子さんを座らせた際に、シートがぐらつかないかどうかも重要な確認ポイントです。
注意すべきポイント
ジュニアシートを安全に使用し続けるためには、いくつかの注意点があります。
- ハーネス(シートベルト)の締め付け具合は非常に重要です。
お子さんの体にぴったりとフィットさせ、かつ窮屈すぎないように調整しましょう。
目安としては、ハーネスとお子さんの体の間に指が1~2本入る程度が理想的です。 - 定期的な点検も欠かせません。
シート本体に破損がないか、バックルが正常に機能するか、ベルトにほつれや傷みがないかなどを定期的にチェックしましょう。特に、事故の衝撃を受けたジュニアシートは、見た目に問題がなくても安全性が低下している可能性があります。万が一事故に遭った場合は、専門家やメーカーに相談し、交換を検討してください。 - 清掃方法にも注意が必要です。
洗剤を使用する場合は、ジュニアシートの素材を傷めない中性のものを選び、説明書に記載されている方法に従って清掃しましょう。直射日光での乾燥は素材を傷める可能性があるため、陰干しが推奨されます。これらの点に注意することで、ジュニアシートの安全性を長く保つことができます。
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ジュニアシートに関するよくある質問と答え
この記事では、そんなジュニアシートに関する疑問を、分かりやすくQ&A形式で解説します。
Q1: ジュニアシートはいつから使えますか?
A1: 法律で「〇歳から」といった明確な基準はありませんが、一般的にはお子さんが3歳頃になり、体重が15kg以上、身長が100cm以上を目安に使い始めることが多いとされています。
これは、お子さんの体格がチャイルドシートの適応範囲を超え、かつ車のシートベルトを正しく着用できるようになるための成長段階が目安となるためです。
ただし、製品によって適合する年齢、身長、体重は異なりますので、お使いになるジュニアシートの取扱説明書をよく確認することが非常に重要です。
Q2: チャイルドシートからの切り替え時期のサインは何ですか?
A2: チャイルドシートが窮屈そうになってきた、お子さんがチャイルドシートを嫌がるようになった、といったサインが見られたら、ジュニアシートへの切り替えを検討する時期かもしれません。
具体的には、チャイルドシートの肩ベルトがお子さんの肩よりも下になっていたり、頭部がヘッドレストの上に出てしまった場合、またはチャイルドシートの製品に定められた体重や身長の上限を超えた場合も、切り替えの目安となります。
Q3: ジュニアシートの使用は法律で義務付けられていますか?
A3: はい、道路交通法では、運転者は6歳未満の幼児を同乗させる場合、幼児用補助装置(チャイルドシートやジュニアシート)を使用しなければならないと定められています。
これは、お子さんの体格や体重に合った安全基準を満たした補助装置を使用することを義務付けるものです。
Q4: ジュニアシートを使用しない場合の罰則はありますか?
A4: チャイルドシートやジュニアシートの不使用は、道路交通法違反となり、「座席ベルト装着義務違反」として扱われ、1点の違反点が加算されます。
罰金が科されることはありませんが、違反点数が加算されることで、将来的な保険料に影響する可能性も考えられます。
何よりも、大切な子どもの命を守るための義務ですので、必ずお子さんに合ったジュニアシートを使用しましょう。
Q5: ジュニアシートは何歳まで、またはいつまで使えますか?
A5: ジュニアシートは、お子さんの身長が140cmに達するまで使用することが推奨されています。
これは、一般的な自動車のシートベルトがおおむね身長140cm以上のお子さんの体格に合わせて設計されているためです。
単に年齢だけで判断するのではなく、お子さんの身長を目安にすることが非常に重要です。
Q6: ジュニアシートからチャイルドシート(またはシートベルトのみ)へ切り替えるタイミングはいつですか?
A6: ジュニアシートを卒業し、シートベルトのみで安全を確保できるのは、お子さんの身長が140cmを超え、シートベルトがお子さんの体に適切にフィットするようになった時です。
具体的には、シートベルトの肩ベルトがお子さんの肩の中心を通っているか、腰ベルトがお子さんの腰骨(腸骨)の上に水平にフィットしているか、そしてお子さんが自分で、足が床についた状態で、正しい姿勢を保てるかを確認しましょう。
Q7: ジュニアシートを選ぶ際の重要なポイントは何ですか?
A7: 最も基本となるのは、お子さんの年齢、身長、体重に適合しているかを確認することです。
製品ごとに定められた具体的な数値(対象年齢、適応身長、適応体重)を確認し、お子さんの現在の体格に合った製品を選びましょう。
また、EマークやISOFIXといった安全基準を満たしているかも、安全性を判断する上で重要なポイントです。
Q8: 安全性の高いジュニアシートを選ぶには、どのような基準を確認すれば良いですか?
A8: 第三者機関による衝突試験の結果は、安全性を判断する上で非常に重要な指標となります。
欧州の安全基準である「ECE R44」や、より新しい「ECE R129(i-Size)」といった基準を満たしているか、また、自動車アセスメント(JNCAP)などの国内の評価機関による試験結果も参考になります。
これらの評価を比較することで、より安全性の高いジュニアシートを見つけることができます。
Q9: ジュニアシートにはどのような種類がありますか?
A9: ジュニアシートには、主に「背もたれ付きジュニアシート」と「座面のみのブースターシート」の2種類があります。
背もたれ付きは、ヘッドレストの高さを調整でき、側面からの衝撃を緩和する機能を持つものが多いのが特徴です。
ブースターシートは、車のシートベルトがお子さんの肩や腰に正しくかかるように、座面を高くするのが主な目的です。
お子さんの体格、車のシート形状、使用頻度などを考慮して決定しましょう。
Q10: ジュニアシートの取り付け方で注意すべき点はありますか?
A10: ジュニアシートの取り付けには、主にシートベルト固定式とISOFIX固定式があります。
どちらの場合でも、取扱説明書を必ず確認し、車種に適合しているかを確認してから、指示通りに丁寧に取り付けましょう。
取り付け後にお子さんを座らせた際に、シートがぐらつかないかどうかも重要な確認ポイントです。
Q11: ジュニアシートを安全に使用し続けるための注意点は何ですか?
A11: ハーネス(シートベルト)の締め付け具合は、お子さんの体にぴったりとフィットさせ、かつ窮屈すぎないように調整しましょう。
目安は、ハーネスとお子さんの体の間に指が1~2本入る程度です。
また、定期的な点検も欠かせません。シート本体に破損がないか、バックルが正常に機能するか、ベルトにほつれや傷みがないかなどを定期的にチェックしましょう。
万が一、事故の衝撃を受けたジュニアシートは、見た目に問題がなくても安全性が低下している可能性がありますので、専門家やメーカーに相談し、交換を検討してください。
まとめ:ジュニアシートで子どもの安全を守ろう
この記事では、ジュニアシートの開始年齢の目安から、道路交通法上の義務、そして安全な選び方まで、ジュニアシートに関するあらゆる疑問を網羅的に解説してきました。
お子さんの成長に合わせて適切なタイミングでジュニアシートへ切り替えることは、単に法律を守るだけでなく、何よりも大切なお子さんの命を守るための重要なステップです。
ジュニアシートは、お子さんの成長段階に合わせて、シートベルトがお子さんの体にしっかりとフィットするように調整する役割を果たします。
これにより、万が一の事故の際に、シートベルトの効果を最大限に引き出し、お子さんへのダメージを最小限に抑えることができます。
また、適切なジュニアシートを選ぶことで、お子さんの快適性も向上し、長時間のドライブでもぐずりにくくなるでしょう。
この記事でご紹介した選び方のポイントや注意点を参考に、ぜひお子さんにぴったりの安全なジュニアシートを見つけてください。
お子さんの成長を温かく見守りながら、安全で快適なカーライフを送りましょう。この記事が、皆さんの育児における安心感の一助となれば幸いです。
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この記事の監修者
浅野 悠
「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。
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