- 2025.12.19
車のリセールバリューランキング【10年後も高い車種を徹底比較】

車の購入を検討する際、車両本体の価格や燃費性能だけでなく、将来売却する際の価値、いわゆるリセールバリューも重要な判断基準となります。
特に、長期間乗り続けることを想定している場合、10年後も価値が下がりにくい車種を選ぶことは、長期的なコストパフォーマンスを大きく向上させる賢い選択です。
この記事では、10年落ちでも高いリセールバリューが期待できる国産車のランキングや、購入時・売却時に損をしないための具体的なポイントを詳しく解説します。

10年落ちの車は価値がない?リセールバリューの平均相場を解説
新車登録からの経過年数に応じて、車の価値は一般的に下落します。
リセールバリューの平均的な下落率は、1年で新車価格の70%前後、3年後の初回車検時には50〜60%程度まで下がることが多いです。
その後、5年で40〜50%、7年で30%前後と緩やかに下落し、10年が経過すると多くの車種では価値が大幅に低下する傾向にあります。
しかし、これはあくまで一般的な目安であり、車種や人気度によっては10年落ちでも高い価値を維持するモデルも存在します。
そうした車種は中古車市場での需要が非常に高く、一般的な相場とは異なる価格で取引されています。
【2024年最新】10年後も価値が落ちにくい!国産車リセールバリューランキングTOP10

新車登録から10年が経過しても高いリセールバリューを維持している国産車を、ランキング形式で紹介します。
このランキングは、実際の中古車市場の取引データや専門家の評価を基に作成しました。
上位にランクインする車種には、海外での高い人気や唯一無二の性能といった共通の特徴が見られます。
これらの情報を参考にすることで、将来的な資産価値を考慮した賢い車選びが可能です。
これから紹介する車種がなぜ高い価値を保ち続けるのか、その理由もあわせて見ていきましょう。
第1位:トヨタ ランドクルーザー
トヨタランドクルーザーは、圧倒的なリセールバリューを誇る車種として不動の地位を築いています。
その最大の理由は、過酷な環境下でも壊れない圧倒的な耐久性と信頼性、そして卓越した悪路走破性にあります。
これらの性能は世界中で高く評価されており、特に道路網が未整備な地域や紛争地域などでは、移動手段として不可欠な存在です。
そのため、国内だけでなく海外からの需要が非常に高く、中古車市場では常に品薄状態が続いています。
10年落ちであっても高値で取引されることが多く、盗難リスクが高いほどの人気ぶりが、その異常なまでの資産価値を物語っています。

第2位:トヨタ アルファード
トヨタアルファードは、豪華な内外装と広々とした室内空間で、高級ミニバンの代表格として高い人気を誇ります。
国内のファミリー層からの需要はもちろんのこと、特にアジア圏を中心とした海外での人気がリセールバリューを強力に下支えしています。
海外では富裕層のステータスシンボルとして認識されており、中古車であっても高値で取引される傾向が強いです。
耐久性の高いエンジンやしっかりとした足回りも評価されており、多走行の車両でも需要が落ちにくい点が特徴です。
アルファードのリセールバリューは一般的に高いとされていますが、年数が経過すると価値は下がる傾向にあります。
特に7年落ちの車両は、100万円以上の査定額が期待できる目安とされていますが、10年落ち以降は大幅に価値が下がる傾向が見られます。
一部のモデルや状態によっては10年後も高いリセールバリューを維持することもありますが、一般的には7年目での売却が、高額査定を狙う上で賢明な選択肢となるでしょう。

第3位:スズキ ジムニー
スズキジムニーは、軽自動車という枠組みながら、本格的なラダーフレーム構造とパートタイム4WDシステムを備えた唯一無二のオフロード車です。
その独自のキャラクターと悪路走破性の高さから、熱狂的なファンを多く抱えています。
モデルチェンジのサイクルが非常に長いことも特徴で、デザインが古びにくいことから、年式が古くても価値が下がりにくい傾向にあります。
また、コンパクトなボディは林道など日本の狭い道でも扱いやすく、アウトドア愛好家からの根強い需要があります。
これらの要因が組み合わさり、10年落ちでも高いリセールバリューを維持しています。

第4位:トヨタ ランドクルーザープラド
トヨタランドクルーザープラドは、兄貴分であるランドクルーザーと同様に、高い耐久性と悪路走破性を受け継ぎつつ、街乗りにも適したサイズ感で支持を集めています。
基本的な構造や信頼性がランドクルーザーに準じるため、海外での需要が非常に高く、リセールバリューを安定させる大きな要因となっています。
特にディーゼルエンジン搭載モデルは、力強い走りと経済性を両立していることから人気があります。
ランドクルーザープラドは、新車購入から5年経過しても高い残価率を維持するなど、リセールバリューが高い傾向にあります。
また、10年落ちの車両でも、一般的な国産車の3年落ち程度の残価率を維持しているとの情報もあります。
この本格的なオフロード性能と日常での使いやすさを兼ね備えたバランスの良さが、国内外の市場で長期にわたり評価され続ける理由の一つと考えられます。

第5位:レクサス LX
レクサスLXは、トヨタランドクルーザーをベースに、レクサスブランドならではの豪華な内外装と快適装備を施したフラッグシップSUVです。
ベース車両が持つ世界最高水準の信頼性・耐久性と、レクサスのブランドイメージが融合し、極めて高いリセールバリューを実現しています。
特に、中東の富裕層からの需要が絶大で、中古車市場での価格を強力に支えています。
国内での流通台数が少ないことも希少価値を高める一因となっており、10年が経過しても新車価格に近い価格で取引されることも珍しくありません。

第6位:トヨタ ハリアー
トヨタハリアーは、高級クロスオーバーSUVの先駆けとして、洗練された内外装デザインと上質な乗り心地で高い人気を確立しています。
都市部での使用を主眼に置いたスタイリッシュなデザインは、流行に左右されにくく、年式が古くなっても魅力を保ち続けます。
トヨタブランドが持つ信頼性の高さも、中古車市場での評価を高める要因です。
特に、ホワイトパールやブラックといった定番カラーの車両や、サンルーフなどの人気オプションを装備したモデルは、一般的にリセールバリューが高い傾向にあります。
ただし、10年後にはリセールバリューが大きく下がるケースもあるため、売却時期には注意が必要です。

第7位:レクサス RX
レクサスRXは、高級クロスオーバーSUV市場において世界的な人気を誇るモデルです。
レクサスブランドならではの上質な内外装、静粛性の高い快適な乗り心地、そして高い品質と信頼性が、リセールバリューを安定させています。
日本国内はもちろん、特に北米市場での人気が高く、中古車としての需要も底堅いものがあります。
定期的なメンテナンスをしっかりと受けてきた車両は、5年落ちまでは高いリセールバリューを維持する傾向にありますが、7年落ちからはリセールバリューが大きく下がる傾向が見られます。
一方で、10年が経過しても、他の車種と比較して高い残価率を維持する場合もあります。例えば、10年落ちのレクサスRXの平均残価率は20%~30%程度というデータもあります。
ハイブリッドモデルは燃費性能の良さから特に人気があり、査定額が高くなる傾向にあります。

第8位:スズキ ジムニーシエラ
スズキジムニーシエラは、軽自動車のジムニーをベースに、小型車規格のエンジンとワイドなオーバーフェンダーを装着したモデルです。
基本的な構造はジムニーと共通であり、本格的な悪路走破性を備えています。
ジムニーよりも排気量が大きく、トレッドが広いため、高速走行時の安定性や走行性能に余裕がある点が特徴です。
ジムニー同様、唯一無二の存在であることから世界中にファンが多く、海外からの需要も非常に高いです。
流通台数がジムニーよりも少ないため希少価値があり、10年落ちでも高値を維持しやすい傾向にあります。

第9位:三菱 デリカD:5
三菱デリカD:5は、「ミニバン随一の悪路走破性」という独自のコンセプトを持つオールラウンドミニバンです。
電子制御4WDシステムと頑強なボディ構造により、他のミニバンでは走行が困難な雪道や未舗装路でも安定した走りを発揮します。
この唯一無二の性能が、アウトドアやウィンタースポーツを楽しむファミリー層から支持を集めており、中古車市場でも高い需要があります。
特に、経済的で力強い走りが魅力のディーゼルエンジン搭載モデルは人気が高い傾向にあります。
しかし、デリカD:5のディーゼルモデルは10年が経過しても価値が完全に失われるわけではありませんが、買取相場は徐々に下がるとされています。
10年落ちのデリカD:5は、走行距離が短い車両ほど高値で取引される傾向があり、走行距離が8万km以上になると買取価格は下がり始めるといわれています。

第10位:トヨタ RAV4
トヨタRAV4は、スタイリッシュなデザインと優れた走行性能を両立させたクロスオーバーSUVです。
現行モデルは、SUVらしい力強さと洗練されたデザインで幅広い層から人気を集めています。
トヨタが誇るハイブリッドシステムや、高性能な4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を搭載したモデルは、中古車市場でも特に需要が高いです。
トヨタ車全般に言える信頼性の高さも相まって、リセールバリューは安定しています。
10年後を見据えた場合でも、SUV市場の人気が継続する限り、高い価値を維持することが期待できます。

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【ボディタイプ別】10年落ちでも高く売れる人気車種ランキング

総合ランキングで上位に入る車種以外にも、ボディタイプごとにリセールバリューが高い傾向を持つモデルは存在します。
近年世界的なブームとなっているSUVはもちろん、ファミリー層から安定した需要があるミニバン、趣味性の高さから根強いファンを持つスポーツカーなど、それぞれのカテゴリで価値が落ちにくい人気車種があります。
ここでは、特にリセールバリューが期待できる車種をボディタイプ別に紹介し、それぞれの人気の理由を解説します。
SUV部門|アウトドア人気で価値が下がらない車種
SUVは、近年のアウトドアブームや悪路走破性の高さ、スタイリッシュなデザインから、世界的に人気が高いボディタイプです。
特に、トヨタのランドクルーザーやランドクルーザープラド、スズキのジムニーといった、本格的なラダーフレーム構造を持つクロスカントリー車は、圧倒的な耐久性と走破性から海外需要が非常に高く、10年落ちでも驚くほど高いリセールバリューを維持します。
また、トヨタのハリアーやRAV4のような都市型のクロスオーバーSUVも、洗練されたデザインと使い勝手の良さから中古車市場で安定した人気を誇っています。
ミニバン部門|ファミリー層に根強い需要がある車種
ミニバンは、広い室内空間とスライドドアによる利便性の高さから、特に子供のいるファミリー層から安定した需要があります。
この底堅い需要が、中古車市場での価格を支える大きな要因です。
中でも、トヨタのアルファードやヴェルファイアといったLサイズミニバンは、豪華な内装と快適性から国内だけでなく海外でも絶大な人気を誇り、非常に高いリセールバリューを維持します。
また、三菱のデリカD:5のように、4WD性能を強化して悪路走破性という付加価値を持たせたミニバンも、特定のユーザー層から強く支持されており、価格が下がりにくい傾向にあります。
軽自動車部門|維持費の安さで安定した人気を誇る車種
軽自動車は、税金や保険料といった維持費の安さから、セカンドカーや日常の移動手段として常に高い需要があり、中古車市場での価格が安定しています。
その中でも特にリセールバリューが高いのは、スズキのジムニーです。
軽自動車でありながら本格的なオフロード性能を持つという唯一無二のキャラクターが、趣味性を求める層から熱烈な支持を受けています。
また、ホンダのN-BOXやダイハツのタントに代表されるスーパーハイトワゴンは、広い室内空間と使い勝手の良さからファミリー層に人気が高く、安定したリセールバリューが期待できるジャンルです。
参考:軽自動車の査定額がアップするポイントは?高値で売る方法を解説
10年経っても価値が落ちにくい車に共通する3つの特徴
これまで紹介してきたリセールバリューの高い車種には、いくつかの共通した特徴が見られます。
これらの特徴を把握しておくことで、ランキングに載っていない車種や今後発売される新型車の将来的な価値をある程度予測することが可能になります。
なぜこれらの車が10年という長い期間を経ても価値を維持し続けるのか、その背景にある3つの重要な要素を詳しく見ていきましょう。
この視点を持つことで、より賢明な車選びができるようになります。

特徴1:海外での需要が高く輸出ルートが確立されている
国内での人気だけでなく、海外での需要の高さがリセールバリューを左右する最も大きな要因の一つです。
特に、トヨタのランドクルーザーやアルファードは、その優れた耐久性や信頼性から中東や東南アジア諸国で絶大な人気を誇ります。
これらの国々への中古車輸出ルートが確立されているため、国内で需要が低下しても海外のバイヤーが積極的に買い付けてくれます。
この海外需要が国内の中古車相場を強力に下支えし、年式や走行距離が進んでも価格が下がりにくい状況を生み出しているのです。
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特徴2:モデルチェンジのサイクルが長くデザインが古びない
頻繁にフルモデルチェンジが行われる車種は、新型が登場するたびに旧型の価値が大きく下落する傾向にあります。
一方で、スズキのジムニーやトヨタのランドクルーザーのように、10年以上の長い期間にわたって基本設計やデザインコンセプトを維持し続けるモデルは、型落ち感が少なく価値を保ちやすいです。
完成された普遍的なデザインは流行に左右されにくく、長年にわたって多くのファンに愛され続けます。
その結果、旧型モデルであっても中古車市場で指名買いされることが多く、安定した価格で取引されることになります。
特徴3:悪路走破性など唯一無二の性能を持っている
他の車種では代替することができない、独自の性能や際立った個性を持つ車は、リセールバリューが高くなる傾向が顕著です。
例えば、スズキのジムニーが持つ軽自動車規格での本格的な悪路走破性や、三菱のデリカD:5が提供するミニバンとSUVを融合させた性能は、他に競合するモデルがほとんど存在しません。
このような「オンリーワン」の魅力は、特定の趣味やライフスタイルを持つユーザーから強く支持され、安定した需要を生み出します。
そのため、発売から時間が経過しても価格競争に巻き込まれにくく、高い資産価値を維持し続けるのです。
購入時に意識したい!将来のリセールバリューを高めるポイント

将来のリセールバリューは、購入する車種だけでなく、選択するボディカラーやオプションによっても大きく変わってきます。
同じ車種であっても、中古車市場で人気のある仕様を選ぶことで、数年後の査定額に数十万円の差がつくことも少なくありません。
これから車を購入する段階で、将来の売却まで見据えた選択をすることが、結果的に総所有コストを抑えることにつながります。
ここでは、購入時に意識しておきたい具体的なポイントを3つ紹介します。
定番カラーのホワイト系やブラック系を選ぶ
車のボディカラーは、リセールバリューに直接的な影響を与える重要な要素です。
中古車市場では、個性的で奇抜な色よりも、性別や年齢を問わず幅広い層に受け入れられる定番カラーの需要が圧倒的に高いです。
具体的には、パールホワイト系やブラック系が最も人気があり、査定時にプラス評価となることが多くあります。
逆に、レッド、イエロー、ブルーといった原色系や、特殊な限定カラーなどは好みが分かれるため、買い手が限定されやすく査定額が低くなる可能性があります。
リセールバリューを最優先に考えるのであれば、定番カラーを選ぶのが賢明な選択です。
メーカー純正のカーナビやオプションを装備する
カーナビやオーディオ、エアロパーツといった装備は、社外品よりもメーカー純正品の方が中古車市場での評価が高くなる傾向にあります。
メーカー純正品は、車両のデザインとの一体感があり、機能的な連携もスムーズであるため、中古車として購入するユーザーからの信頼性が高いからです。
特に、工場でしか取り付けられないメーカーオプションのナビゲーションシステムや、先進安全装備などは、後付けができないため希少価値が生まれます。
購入時に初期費用はかかりますが、将来のプラス査定を考慮すれば、純正オプションを選択するメリットは大きいです。
査定額アップにつながりやすいサンルーフや本革シートを付ける
数あるオプションの中でも、サンルーフと本革シートはリセールバリューを大きく向上させる二大人気オプションとして知られています。
これらの装備は後付けすることが極めて困難であり、新車購入時にしか選択できない特別な価値を持っています。
サンルーフは車内に開放感をもたらし、本革シートは高級感を演出するため、中古車を探しているユーザーにとって大きな魅力となります。
そのため、査定士もこれらの装備を高く評価し、査定額に大きく反映させます。
将来的な売却を考えるなら、これらの人気オプションを付けておくことは非常に有効な投資と言えるでしょう。
愛車の価値を最大化する!10年落ちの車を少しでも高く売るコツ
リセールバリューが高い車種を選び、人気のオプションを装備したとしても、売却時の行動次第で手元に残る金額は大きく変わってしまいます。
特に10年落ちの車を売却する際は、少しでも高く評価してもらうための工夫が重要になります。
これから紹介するいくつかのコツを実践するだけで、査定額が数万円、場合によってはそれ以上変わることもあります。
愛車の価値を正当に評価してもらい、次の車の購入資金につなげるためにも、ぜひ参考にしてください。
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複数の買取業者に査定を依頼して金額を比較検討する
愛車を少しでも高く売却するための最も効果的で基本的な方法は、複数の買取業者に査定を依頼し、提示された金額を比較することです。
買取業者によって、得意な車種や販売ルート、在庫状況が異なるため、同じ車でも査定額には差が出ます。
1社だけの査定ではその金額が適正価格なのか判断できませんが、複数社に競わせることで、業者間の競争原理が働き、より高い金額を引き出せる可能性が高まります。
最近はインターネットの一括査定サービスも充実しており、手軽に複数の業者へ依頼できるため、必ず相見積もりを取りましょう。
売却前に洗車や車内清掃を済ませておく

車の査定を受ける前には、洗車や車内清掃をしておくことが推奨されます。
これらの清掃が直接的に査定額を上げることは基本的にありませんが、臭いや汚れによるマイナス評価を防ぐ効果が期待できます。
また、きれいに手入れされた車は査定士に良い印象を与える可能性があります。
高価なワックスがけや専門的なクリーニングは必須ではありません。
外装の泥汚れを落とし、車内のゴミを片付けて掃除機をかける程度の清掃で十分です。
特に、タバコのヤニ汚れやペットの毛、強い芳香剤の臭いはマイナス評価の対象になりやすいため、重点的に清掃しておきましょう。
純正パーツやメンテナンスノートを揃えておく
査定時には、車両本体だけでなく、付属品が揃っているかも評価の対象となります。
特に、定期的な点検や整備の履歴が記録されているメンテナンスノートは、その車の信頼性を証明する重要な書類です。
これがあるだけで、適切に維持管理されてきたことが伝わり、査定士の心証が良くなります。
また、もし社外品のホイールやマフラーに交換している場合は、取り外した純正パーツも必ず保管しておき、査定時に一緒に提示してください。
中古車市場では純正状態を好むユーザーが多いため、純正パーツが揃っていることはプラス評価につながります。
まとめ
10年経過後も高いリセールバリューを維持する車種には、海外での高い需要、モデルチェンジサイクルの長さ、そして悪路走破性のような代替不可能な性能という共通点が存在します。
トヨタのランドクルーザーやアルファード、スズキのジムニーなどがその代表例です。
将来の売却価格は、購入時のボディカラーやオプションの選択によっても変動します。
ホワイトやブラックといった定番色や、サンルーフ、メーカー純正ナビなどはプラス査定につながりやすい傾向です。
最終的に愛車の価値を最大化するためには、複数の買取業者へ査定を依頼し、清掃や付属品の準備を怠らないことが重要になります。
これらの情報を総合的に活用し、自身の利用目的や予算と照らし合わせながら、最適な一台を選択することが求められます。
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この記事の監修者
浅野 悠
「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。
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