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キャブ車とは?キャブレターの仕組みとキャブ車を解説!

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キャブ車という言葉はあまり聞かなくなりましたが、一部のファンの間では根強い人気があります。この記事では、キャブ車の特徴や仕組み、メリット・デメリットなどを紹介します。キャブ車やキャブレターについて詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

キャブ車とはキャブレターを採用した車

キャブ車とは、エンジンの燃料供給装置としてキャブレターを採用している車のことです。車は、ガソリンと空気を混ぜて燃焼させることで動きます。ただ、液体のままのガソリンは燃焼しにくいため、気体にしたうえで空気と混ぜ、燃焼させなければなりません。

キャブレターとはガソリンを気体に変化させる装置

ガソリンを液体から気体に変化させるのがキャブレターの役割です。キャブレターは霧吹きのような仕組みで、吸気量に応じて燃料の供給量を変化させながら、ガソリンを霧状に変化させます。

ただし、キャブレターの構造は単純であり、精密な燃料の制御はできないため、強化された排気ガス規制には対応できません。現在では、新しく製造されているキャブ車はなく、キャブレターの代わりにインジェクションを搭載した車が製造されています。

インジェクション車は電子制御により有害物質の発生を抑制できる

ガソリンを燃焼させる際、空気と燃料の比率を14.7:1とすると、有害物質の発生を最も抑えられます。キャブレターでは、その比率を維持することが難しいため、多くの有害物質を排出してしまうのです。電子制御を行うインジェクションであれば、燃料供給量を適切に制御できるため、有害物質を減らすことができます。

キャブ車の3つのメリット

新しく製造されているキャブ車はないのですが、さまざまなメリットや魅力があるため、一部のファンの間では根強い人気があります。ここでは、キャブ車の3つのメリットや魅力を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1.自分でチューニングできる

インジェクションは電子制御であるため、自分でチューニングすることはできません。一方のキャブレターは、自由にチューニングできるため、道路状況や気候、自分の好みなどに合わせて運転できます。車に詳しい人やマシンのチューニングが好きな人にとっては、大きな魅力といえるでしょう。

2.故障した場合の修理費用が安い

キャブレターの構造は単純であるため、故障した場合の修理費用や部品の交換費用はあまりかからないでしょう。簡単な洗浄や部品の手入れだけで、故障が直るケースもあります。

3.メーカーによる音の違いを楽しめる

キャブレターごとの音の違いを楽しめることも、キャブ車の魅力のひとつです。キャブレターの基本的な仕組みはどれも同じですが、細かな構造や運転時の音などはメーカーによって大きく異なります。運転したときの感覚が変わるのは、マニアにはたまらない魅力といえるでしょう。

キャブ車の3つのデメリット

キャブ車には、気候による影響を受けやすい、ランオンやオーバーフローなどのトラブルが起こる、といったデメリットがあります。順番に確認しておきましょう。

1.気温や気圧の変化による影響を受けやすい

気候による影響を受けやすいことは、キャブ車のデメリットのひとつです。キャブレターは、エンジン内の気圧変化によって燃料を供給しているため、外部の気圧や気温の変化の影響を強く受けてしまいます。気圧の変化が大きい山道や、気温の変化が激しい地域では、安定した走りを実現できないケースもあるでしょう。

2.ランオンやオーバーフローといったトラブルが起こりやすい

ランオンやオーバーフローといったトラブルが起こりやすいことも、キャブ車のデメリットといえるでしょう。ランオンとは、エンジンを切ったにも関わらず、キャブレターが誤作動を起こして、燃料が消費されてしまうトラブルです。オーバーフローとは、バルブの劣化やゴミ詰まりなどの原因で、キャブレターから燃料が漏れ出てしまう現象です。電子制御であるインジェクションの場合は、これらのトラブルは避けられます。

3.燃費が悪い

燃費が悪いこともキャブ車のデメリットのひとつです。キャブレターを用いて燃料供給を制御すると、量やタイミングの精度が低く、燃焼効率が悪くなってしまいます。インジェクション車と比較すると、多くのガソリン代がかかってしまうでしょう。

キャブ車に乗りたい場合は中古車を探そう!

今回は、キャブ車の仕組みやメリット・デメリットなどを紹介しました。キャブ車は燃費が悪く、有害物質の発生も抑制しにくいため、現在は製造されていませんが、さまざまな魅力があるため根強い人気があります。どうしても乗りたい場合は、中古車を扱う業者などに問い合わせてみるとよいでしょう。

この記事を書いた人

広報部として、日々車に関するあらゆるノウハウを学ぶ。 おもに、車に起きるトラブルの対処法やお役だち成功など、車の豆知識に関するコラムを執筆。

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