不動車の定義と取扱い処分方法をご紹介

事故や水没など、車が何らかの理由で動かなくなることを「不動車」といいます。
不動車は自らの判断で勝手に動かすことができませんが、車を所有していることには変わりないため、放置していると維持費がかかってきてしまいます。
ここでは、不動車の定義や取扱い方法などを詳しく解説いたします。所有している不動車の対処にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
不動車の概要と特徴
事故や水没、その他さまざまな理由で自走できない状態の車のことを不動車といいます。
不動車の主な定義は次の3つです。
- エンジンがかからない車
- バッテリー切れなど内部機能の故障で動かない未修理の車
- 車検切れの車
不動車と聞くと、修理不可能な車をイメージするかもしれませんが、修理すれば動く車でも、未修理の状態だと不動車として扱われます。
また、車庫などで長期間放置され、動くかどうかわからない車も不動車です。
家にある不動車、どうすればいい?
どんな状態でも車を所有しているだけで自動車税や維持費(駐車場代)がかかってしまいます。
もし、今後も乗り続ける予定の車が車検切れによって動かせない状態にあるなら、早急に手続きを行い車を活用した方が経済的です。
もしも電気系統の故障など修理が不可能な不動車なら、できるだけ早く処分してしまった方がいいでしょう。
1. 車検切れの場合は車検更新のための手続きをする
車検切れが理由で不動車となっている場合は、仮ナンバーを発行する、またはレッカー等を手配し、車検を更新する必要があります。
車検更新するならまずは車検事業者に連絡
車検切れの車では、車検を受けるための移動ができません。車検切れの車で公道を走行するのは法律違反となり、罰金が科されてしまいます。
まずは車検事業者に確認を取り、レッカーや積載車を呼んで移動してもらいましょう。
仮ナンバーを発行する
仮ナンバー(自動車臨時運行許可)を発行して、自分で運転して車検を受ける方法もあります。
仮ナンバー発行には以下の書類などが必要です。
- 自賠責保険証
- 自動車車検証
- 本人確認ができるもの(原本)
- 印鑑
- 手数料(750円)
2. 業者に売却する
あまり知られていませんが、実は不動車でも売却は可能です。
状態が良く、新車を購入する予定があるのなら、車の販売業者に下取りしてもらうとお得です。
車の状態が良くないため下取りを断られた、新車を買う予定がないといった場合は、中古車販売業者に査定を依頼してみましょう。
3.廃車買取業者なら状態の悪い不動車の売却も可能
もし不動車の状態が悪く、下取りや買取を断れれてしまった場合は、廃車買取専門業者がおすすめです。車が動かなくても、パーツの状態によっては高値での売却を見込めるケースがあります。
状態の悪い不動車だからといって諦めず、まずは安心の廃車買取業者へ依頼をしましょう。
廃車買取業者に依頼すれば廃車手続きに困らない
もしも車を廃車する場合、故障した車はもちろん、車検切れの車も廃車手続きが必要です。
放置していると自動車税がかかり、金銭的負担に苦しむことになります。
廃車買取業者に任せれば、面倒な廃車手続きに困ることはありません。
不動車の売却は安心の専門業者がベスト!
不動車の処分は自分の判断で済ませないことがポイントです。
無料で出張査定をしてくれる業者もあります。まずは状態をチェックしてもらい、その後の流れを掴みましょう。
不動車を放置して余計な出費を膨らませることのないよう気を付けてください。
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