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車の鍵を紛失してしまった!そんなときの対処法と事前にできる防止策をご紹介!

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車で外出しようとしたとき、車の鍵がない!とパニックになった経験はありませんか?
どこを探しても見つからない!という場合や、うっかりインロック・インキーをしてしまった!という場合、どのように対応すればいいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、車の鍵を紛失してしまったときの対処法を解説したうえで、紛失を事前に防ぐための対策もご紹介します。

車の鍵を紛失したときの4つの対処法

まずは、以下の4つの対処法を知って、ご自身の状況に合わせて慌てずに対応してください。

1, もう一度よく探してみる

基本的なことですが、もう一度どこかに車の鍵がないか隈なく捜索してみましょう。
この時、やみくもに探すのではなく、最後に車に乗ったのはいつか、その時にどの服を着ていたか、誰かに車を貸したことはないか、など自分の行動を思い返してみると良いでしょう。

また、子どもやペットが車の鍵で遊んでいた、なんてケースもよくあります。
まずは、慌てずにもう一度よく探してみてください。

よく探したが見つからない!という場合は、外出先で落としてしまった可能性もあるので、警察に遺失届を提出しましょう。
この時も、落とした可能性のある日時や場所、鍵の特徴などの情報が必要になりますので、思い出せる範囲で伝えられるようにしておきましょう。

2, 鍵開けの専門業者を呼ぶ

次の手っ取り早い対処法は、鍵開けの専門業者に電話をして駆けつけてもらう方法です。
家の鍵を紛失したときに依頼するイメージの強い鍵開けの専門業者ですが、インロック・インキーをしてしまった場合の鍵開けやスペアキーの作成など、車の鍵にも対応してくれます。

車の盗難防止対策のため、ほとんどの業者が車検証と免許証の両方の提示を求めますので注意が必要です。どちらも車内にある場合には、後に提示できる旨を必ず事前に伝えておきましょう。

また、車が会社で使用していて自分のものでない場合には、別途社員証や名刺などの提示も必要なケースや、鍵開けや鍵作成自体を引き受けてもらえないケースもあるので、あらかじめ業者に確認しておきましょう。

3, 車を購入したディーラーに依頼する

次の対処法として、車を購入したディーラーへ依頼してもう一度同じ鍵を作成してもらいましょう。
車を購入したディーラーの場合、必ず正しい鍵を作ってくれるので安心して任せることができます。

ただし、見積もりや鍵の作成に時間を要すため、鍵を紛失した当日にどうしても車に乗りたい!という場合は避けたほうがよいでしょう。
また、料金も高額になってしまうことが多いので、しっかりと確認してから依頼してください。

4, JAF・ロードサービスに依頼する

次に、インロック・インキーをしてしまったときに最適な対処法として、JAFなどのロードサービスの利用です。
JAFでは、ドアの鍵を開けることと指定の場所までけん引することができます。
会員であれば、ドアの鍵開けは無料、けん引も15kmまで無料で対応してくれます。
非会員であれば、ドアの鍵開けは15,230円、けん引は13,130円になります。

ただし、JAFには鍵作成のサービスがないので、鍵を完全に紛失した場合は避けたほうがよいでしょう。

鍵の形状の種類を知っておこう!

車の鍵を紛失したときの対処法はご理解いただけたと思います。
鍵を開けてもらうとき、以下のどの種類に当てはまるのか確認される場合がありますので、ご自身が使用している鍵がどの種類のものなのかも把握しておきましょう。

・従来型の鍵
従来型の鍵とは、昔からよくある鍵穴に差し込んで開ける鍵のことです。
ドアの解錠・施錠からエンジンをかけるまでを鍵一本で行うことができます。

・リモコンキー
リモコンキーとは、ドアの解錠・施錠をすることができるリモコンが付いた鍵のことです。
スマートキーと同様に、ボタン一つでドアの解錠・施錠ができますが、エンジンをかけるには鍵穴に鍵を差し込む必要があります。

 ・スマートキー
スマートキーとは、多くの車に採用されているワイヤレスで操作する鍵のことです。
電波を利用して自動でドアの解錠・施錠ができ、キーを差さなくてもブレーキを踏みながらスタートボタンを押すことで、エンジンをかけることもできます。
スマートキーはメーカーによって名称が変わってきますが役割は同じです。

・イモビライザーキー
イモビライザーキーとは、鍵内部がコンピュータ式になっている鍵のことです。
鍵の中に小さなチップが格納されており、チップに書き込まれたIDと車本体のIDを照合させて解錠・施錠を行います。
チップと車のIDが一致しない限り、エンジンをかけることもできません。

車の鍵を紛失する前に!3つの防止策をとっておこう!

車の鍵の紛失は、事前に防止策をとっておくことで、リスクを減らすことができます。
簡単にできるものもあるので参考にしてみてください。

1, 指定の場所に置くように心がける

車を使用したら必ず鍵を置いておく指定の場所を作りましょう。
指定の場所を作ることで使用したら戻す習慣がつき、紛失を防ぐことができます。
簡単にできる防止策なので、ぜひ実践してみてください。

2 スペアキーを作成する

事前にスペアキーを作成しておけば、紛失しても慌てずに車に乗ることができます。
スペアキーは、ホームセンター・鍵屋・カー用品店・ディーラーなどさまざまな場所で作成してもらえます。
作成にかかる費用は、依頼する業者や鍵の形状によって変わってくるので、業者にしっかり確認しましょう。

3, 紛失防止タグを使用する

紛失防止タグとは、鍵に付けたタグとスマートフォンをBluetooth機能で連携させることにより、タグがついた鍵とスマートフォンの距離が一定以上離れると通知をしてくれるものになります。鍵をどこかに落としたときすぐに気づくことができ、GPS機能を使用して落とした場所も特定することができます。
紛失防止タグは、カー用品店だけでなくインターネットの通販サイトでも気軽に購入することができるので、一度購入して試してみるのもおすすめです。

まとめ

車の鍵を紛失してしまったり、インロック・インキーをしてしまったりすると、焦ってしまいどの業者になにを依頼すればいいか迷ってしまいますが、それぞれの状況に合った対処法を知っておけば安心です。
まずは、事前にできる防止策を取り入れて、車の鍵を紛失しないように心がけましょう。

この記事を書いた人

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたい。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆。

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