- 2020.01.06
リサイクルパーツって?お得なカーライフを送るための豆知識

リサイクルパーツとは
実は車のパーツほど種類が多く在庫を探すのが大変なものはないと言われていること、そして車の修理にリサイクルパーツというものが利用できることをご存知でしょうか。
リサイクルパーツとは、事故車・廃車になった車から、まだ使用可能な部品を取り外しメンテナンスして修理部品として使用しているものの事です。
リサイクルパーツが作られるまでの流れとしては、
- 廃車となった車を解体業者が引取
- 使用可能な部品を取り外す
- 洗浄、不良箇所の交換
となります。
リサイクルパーツのメリット・デメリット
リサイクルパーツを利用して車を修理するとメリットがたくさんあります。
メリット
①新品に劣らない機能性
②新品と比べてリーズナブル
③保証付き(※業者による)
④環境保護に役立つ
リサイクルパーツは、解体業者で正常に作動するかの検査が行われているため、新品に劣らない機能性を発揮し、さらに価格がリーズナブルです。
万が一不具合があった場合には、無償で交換してくれるという保証つきの業者もあります。
ディーラーに修理を依頼する場合でも、リサイクルパーツを使用することで修理費を安く抑えられる場合もあります。
また新たにパーツを作る場合、フロンガスや二酸化炭素などを排出することが多いですが、リサイクルパーツを利用することによりそれを抑えることができます。
では、デメリットはどのようなものがあるでしょうか?
デメリット
①品質にバラつきがある
②部品によってはリサイクルパーツが存在しない
③保証があっても再度修理工場まで足を運ぶ必要がある
リサイクルパーツには国やメーカーで定めている基準が無いため、品質が安定しないというデメリットがあります。
また、需要のない部品はストックされないため、必要な部品が必ずしもリサイクルパーツで補えるという保証もありません。
リサイクルパーツはどこで手に入る?
リサイクルパーツはディーラー・整備工場だけに留まらず、リサイクルパーツ販売サイトや解体業者からも購入できる場合があります。
一般的には、車検証に記載されている【車体番号】【型式指定番号】【類別区分番号】を確認して、購入したい部品を探してもらう…という流れです。
もしも問い合わせた解体業者にそのリサイクル部品が無かったとしても、各解体業者のネットワークからリサイクル部品を取り寄せてもらうことも可能です。 こうしたリサイクルパーツを活用する事によって、リーズナブルにカーライフを送ることができるかもしれません。

この記事の監修者
澤井 勝樹
「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。
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