- 2023.08.08
事故車を処分する方法と必要な手続きについて

事故を起こしてしまったり、不運にも事故に巻き込まれてしまったりした場合、多くの方はパニックに陥ってしまいます。しかし、どんな状況であっても事故車をそのまま放置するわけにはいかないため、何らかの対処をしなければなりませんよね。
ただ、事故車を処分しようにも、どんな方法があり、どんな手続きをすればよいのか疑問に思う方も少なくないでしょう。
事故車といっても損傷がそれほど激しくなければ、修理して乗り続けることも可能ですし、中古車販売業者に売却することもできます。
今回は、損傷が激しく、前述のような修理や売却という手段を選択できない事故車の場合の処分方法と必要な手続きについてご紹介します。

損傷が激しい事故車の主な処分方法は2種類!
損傷が激しい事故車の処分方法は、主に以下の2種類が挙げられます。
*解体業者に解体を依頼して、手続きを行う
*車の買取専門業者に買い取ってもらい、手続きも代行してもらう
それでは、それぞれの処分方法や手続きについて詳しくみていきましょう。
解体業者に解体してもらう場合
事故車を解体業者に解体してもらう場合は、まず自動車解体の認可を得ている業者を探して依頼する必要があります。
車の所有者には、「自動車解体を適切な業者に依頼する」という責任がありますので、もしきちんと調べなかったことにより無認可の業者に解体を頼んでしまい、のちに不法投棄などのトラブルが発生した場合、所有者が責任を問われる可能性があるため注意しましょう。
また、解体業者に車を持ち込んだ場合、解体費用がかかるということも理解しておきましょう。
解体業者に解体してもらった後の抹消登録手続き
手続きについては、基本的にはご自身で行わなければならないケースが多いでしょう。解体業者に代行してもらうこともできますが、ほとんどの場合、手数料がかかるため手続きを依頼しようと思っているのであれば、必ず事前に確認しましょう。
ご自身で手続きを行う場合、解体後15日以内に管轄の運輸支局へ行き、永久抹消登録の手続きを行います。
【普通車の永久抹消登録手続きに必要な書類】
・車検証(原本)・ナンバープレート(前後2枚)
・車検証上の所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内で原本)
・所有者の実印(印鑑証明書と同じ印影のもの)
・身分証明書
・移動報告番号(リサイクル券に記載)
・解体報告記録日(解体された日付が分かればメモ書きでOK)
・手数料納付書(運輸支局で配布)
・永久抹消登録申請書(3号様式の3)
・自動車税、自動車取得税申告書(地域によって不要)
必要な書類をすべて揃え、記載事項に誤りがないか、署名捺印に漏れがないかを確認し、窓口へ提出しましょう。
車の買取専門業者に買い取ってもらう場合
事故車を買取専門業者に依頼する場合の流れとしては、まず査定をしてもらい、提示された金額に納得できれば成約、買い取りとなります。
買取専門業者は、事故車や故障車・不動車などの一般的にはワケありとされるような車の買取を専門的に取り扱う業者であり、損傷の激しい事故車であっても、処分費用なども不要で、買い取ってもらうことができるのです。
車の買取専門業者に買い取ってもらった場合の抹消登録手続き
買取専門業者に買い取ってもらった場合、基本的に業者が抹消登録手続きを代行してくれるケースが多いです。
ただ、解体業者に解体を依頼した場合の手続きは、抹消登録の中でも「永久抹消登録」のみですが、車の買取専門業者に買い取ってもらった場合の手続きは永久抹消登録に限らず、「一時抹消登録」を行う場合もあるでしょう。業者がどのような手続きを行おうとしているのかによって必要になる書類が異なりますので、確認するようにしましょう。
書類に関する注意点は、ご自身で手続きを行う場合でも業者に代行してもらう場合でも、手続きには車検証上の所有者の書類が必要になるということでしょう。車検証をよく確認し、ご自身の車の場合はどのような書類が必要なのか、きちんと業者と打ち合わせをして、間違えのないように書類を揃えて手続きを完了させましょう。
損傷の激しい事故車は適切に処分しよう
事故車は修理することも、中古車販売業者に買い取ってもらうこともできますが、損傷が激しい事故車の場合はその選択が難しいケースもあります。
損傷が激しい事故車の場合、解体業者に依頼して解体してもらうことも可能ですし、事故車などのワケあり車の買取を専門的に取り扱う買取専門業者に買い取ってもらうこともできますので諦めずに探してみることをおすすめします。
状況に合わせた処分方法を利用して必要な手続きを済ませましょう。

この記事の監修者
澤井 勝樹
税理士・行政書士 【法律と税務のプロが、クルマの手続きをわかりやすく解説】 1975年生まれ。約10年間の会計事務所勤務を経て、税理士・行政書士登録。IT系ベンチャー企業のIPO(新規上場)準備に携わるなど、企業法務・財務の第一線で活躍。現在は「株式会社はなまる(クルマ買取ソコカラ)」の監査役として、経営の適正性をチェックする立場にある。 複雑になりがちな「廃車手続き」や「自動車税・重量税」などの法律・行政手続きについて、専門家の知見を活かした正確かつ噛み砕いた解説に定評がある。プライベートでは愛車の日産セレナでドライブを楽しむ、家族想いのパパドライバーでもある。
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