2020.12.14

事故車買取ならどの業者がおススメ?現役車輌査定マンが徹底解説!

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もしもある日、大切に乗っていた愛車が突然故障したり、事故や災害に巻き込まれたりしたら…。ケガや精神的なショックはもちろんのこと、経済的にも大きな負担を強いられる辛い出来事です。
1日でも早く日常生活を取り戻して頂くために、1円でも高い愛車の売却が実現できるクルマ業界の仕組みや業種ごとの特徴をお伝えたいと思います。

そもそも事故車とは?

よく“事故車”という表現をお聞きになる事があると思います。でも事故車の定義は?と聞かれると正確に答えられる人は少ないのではないでしょうか?まずはこの記事でも頻繁に出てくる“事故車”について、簡単にご紹介します。

“事故車”と“事故歴車(修復歴車)”の違い

事故車とは文字通り、事故により損傷している状態の車両のことを指します。この事故には飛来物の衝突など、交通事故以外の事故も含まれるのが一般的です。

よく混同されやすいのが、事故の後に損傷を修復した車両です。こちらは“事故歴車”または“修復歴車”と表現します。ただし、厳密にいうと“事故歴車”“修復歴車”は、自動車の骨格部分の交換や修正をした車両を指しますので、ドアをコツンとぶつけてしまって、ちょっと凹んだだけの車両は、修理をしても“事故歴車”にはあたりません。

事故車や修復歴車の定義については下記コラムで詳しくご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

■自動車業界における事故車と修復歴車の定義を知っておこう!    https://bit.ly/2V1ohsx

事故歴があるかないかはリセールに大きく影響します。とはいえ、専門的な知識がない限り、その損傷を直した時に事故歴が入るのかどうかの判断は難しいでしょう。
ここでは、『事故を起こして損傷し、まだ修理をしていない現状のままの車両を“事故車”という』と覚えておいてください。

クルマ業界の仕組み

次にクルマ業界の仕組みについてみてみましょう。
いわゆる“車屋さん”と呼ばれる業者やお店は、一言で“車屋さん”といってもその業態は多種多様です。
それぞれの業種やお店ごとに特徴や強み・弱みがあり、事故車買取を依頼する場合はメリット・デメリットも存在します。
まずはクルマ業界の仕組みから、その特徴をご説明します。

“車屋さん”の種類

いわゆる“車屋さん”と呼ばれる業者さんをあげてみましょう。

・ディーラー 新車店舗
・ディーラー 中古車店舗
・中古車販売店/業販店
・中古車買取専門店
・事故車買取専門業者
・廃車買取業者
・修理工場

などがあります。これに解体業者、レッカー業者、レンタカー業者、車検工場、パーツ業者、損害保険会社などが加わってクルマ業界を形成しています。

各業種のサービス特性

ではその中でも事故車買取を行っている業種に絞り、それぞれが提供しているサービス内容と事故車買取におけるメリットやデメリットを見てみましょう。

ディーラー 新車店舗

新車を取り扱うディーラーは自動車メーカーと特約店契約を結んだ販売店で、社名(または店舗名)には○○トヨタや日産□□などのようにそのメーカー名が入ってます。新車販売から点検・整備などのアフターサービスまでを一貫して行っており、新車販売については特約店契約を結んだメーカー車種のみを販売しています。

基本的に事故車買取は行っていませんが、乗り替えの新車をその店舗で購入する場合のみ、“下取り”というカタチで事故車買取を行うケースがあります。ディーラーの事故車買取(下取り)の特徴としては、一般的に以下の事がメリット・デメリットとして挙げられています。

事故車買取時のメリット

・乗り替えする新車の登録手続きと同時に、ワンストップで売却手続きが出来る
・納車と引取にタイムラグが無いため、保管場所の確保や代車の手配なども一切不要
・下取り金額をそのまま新車購入費用の一部に充てるため、お金の出し入れが無い
・同メーカー車種に強い
・同メーカーの高年式車は、中古車店舗で認定中古車(※後述)として販売が出来るため買取価格が高くなるケースがある
・新車の値引き交渉の不足を下取り額で調整してくれるケースがある

事故車買取時のデメリット

・事故車や水害車などの損害車は買い取ってもらえないケースが多い
・事故車などの損害車を買い買い取る場合も、事故車買取専門業者に依頼して査定金額を算出しているケースが多い
・乗り替えの新車を購入しないと事故車買取は行わない
・他社メーカー車種は安い
・下取り価格は新車購入費用に充てられるため、手元にお金は入らない

ディーラー 中古車店舗

前述のディーラーにおいて、下取り車両などの中古車を専門に扱う店舗です。多くの場合、新車店舗の隣やすぐ近くに店舗があります。一部他社メーカーの車両在庫を持つ店舗もありますが、多くは自社メーカー車種の中古車のみで、販売前に整備点検を徹底し、メーカーとしての品質を保証した”認定中古車“として販売するのが特徴です。
一般的に次に購入する車両が新車か中古車かで、新車店舗と振り分けられます。
事故車買取時のメリット・デメリットについては新車店舗と同じと言って良いでしょう。

中古車販売店/業販店

メーカーの縛りがなく、全メーカーの中古車の販売をしているお店のことを指します。
全国に何十、何百店舗を展開する大規模店もあれば個人経営の地場業者もあり、業態は千差万別です。近年はSUV専門店や軽自動車専門店など、ジャンルに特化した在庫展開をする店舗も増えています。

販売店の中でも、メーカー系ディーラーとの販売協力関係を結び、新車の販売も行っている店舗を業販店と呼んでいます。一般的には業販店は複数のメーカーと販売協力を結びます。街中の個人経営の“車屋”さんで、スズキとダイハツ両方の看板が掲げられている光景を1度は見かけた事があるのではないでしょうか?

中古車販売店の事故車買取の特徴には以下が挙げられます。

事故車買取時のメリット

・ディーラー同様、乗り替えをその店舗で行う場合にはワンストップでの手続きが可能
・全メーカー車種の事故車買取が可能
・乗り替え無しでも事故車買取をしてもらえる
・一括査定サイトなどから依頼すると、複数の会社の見積もりが簡単にとれる
・装備やカスタムが査定加点となるケースがある

事故車買取時のデメリット

・事故車や損害車については事故車買取専門業者に依頼して査定金額を算出しているケースが多く、その金額から自社利益を抜いて査定金額を確定する為、事故車の査定金額が安くなるケースもある
・買取した車両は基本全国のオークション会場で売却するため、オークション相場の変動に則して価格変動が大きく、タイミングや車種によって査定額が低くなる事がある
・買取した車両の再販における利益を重要視する傾向にある為、特に事故車については状況によっては提示金額が安くなる傾向がある
・店舗ごとの価格差が大きい

中古車買取専門店/中古車買取業者

販売は一切行わず、車の買取査定だけを専門で行っているお店です。店舗を設けて持込み査定も随時行っているお店と、店舗を持たず出張査定やメール査定で買取を行っている業者に分かれます。全国展開している中古車販売店などが買取専門の店舗を設けている場合も多く、査定金額については中古車販売店や業販店と比較的近い傾向にあります。

事故車買取時のメリット

・全メーカー車種の事故車買取が可能
・乗り替え無しでも事故車買取をしてもらえる
・一括査定サイトなどから依頼すると、複数の会社の見積もりが簡単にとれる
・装備やカスタムが査定加点となるケースがある

事故車買取時のデメリット

・事故車や損害車については事故車買取専門業者に依頼して査定金額を算出しているケースが多く、その金額から自社利益を抜いて査定金額を確定させるため、事故車の場合は査定金額が安くなるケースもある。
・買取した車両は基本全国のオークション会場で売却するため、オークション相場の変動に則して価格変動が大きく、タイミングや車種によって査定額が低くなる事がある
・買取した車両の再販における利益を重要視する傾向にあるため、特に事故車については状況によっては提示金額が安くなる傾向がある
・店舗ごとの査定額の価格差が大きい

事故車買取専門業者

その名の通り、事故や災害などにより損傷した車両をメインに買取を行っている業者です。

事故車、故障車や放置車両、廃車と言われる低年式車や過走行車などをメインで買取しています。事故車買取専門業者には、中古車買取を行っているところも多く、すべての状態の車両買取ができるのが特徴です。

多くの事故車買取業者は、買取した車両をそのままオークション会場に持込み売却をしていますが、ごくわずかな大手業者は自社でオークションを運営しており、国内外に独自の売却網を構築しています。また大手業者数社は全国のメガ損保をはじめとする損害保険会社や共済とも委託契約を締結し、事故や災害に遭われたユーザーの事故車両引取や書類手続きの代行なども行っており、その取扱台数は数万台にのぼります。

事故車買取時のメリット

・損害車(事故車・被災車・故障車など)について、実績に基づくデータ量が豊富で、スピーディーな査定金額の回答が得られる
・大手業者は国内外に販路が豊富なため、事故車についてはその他業種や小規模業者と比べて圧倒的に査定金額が高いケースが多い
・全メーカー全車種、いかなる状態でもすべての車両の買取が可能
・簡単に動かせない不動車であっても、陸送や書類手続きなどもすべて無料で行っているところが多い
・大手業者は全国に支店と車両保管場所(ヤード)を展開しており、一部の業者は自社積載車も保有しているので急ぎでの対応などにも応じてくれる
・必要に応じて、現車査定やメール査定、電話査定等を選択でき、事故車や故障車であっても適正な金額算出が可能
・自社オークションをもつ大手業者は、再販時のコストがかからないため、その分を買取金額に上乗せ出来るため、事故車の査定金額が高めの傾向

事故車買取時のデメリット

・現車査定の場合を除き、顔を合わせての商談ができない
・一般的な知名度はディーラーや大手中古車販売店などと比べると低い
・国内での再販が可能な人気車種の高年式中古車については、中古車の小売り販売を行っているディーラーや中古車販売店などより安いケースもある

廃車買取業者

主に解体業の許認可を持つ解体業者と、廃車専門の買取業者の2つに分類されます。

不要車や低年式車や過走行車、事故車、故障車などの買取を行っています。特徴として事故車買取業者と比較すると一般ユーザーからの買取比率が高い傾向にあります。廃車買取業者については事故車買取業者と同様に、大手業者は自社で運営するオークションにて国内外に売却を行っており、落札業者が用途に応じて適正に処理しています。解体業者については買取した車両を解体処理する過程で、まだ使える部品をリサイクルパーツとして再生しており、どちらも不要となった車を再利用するリサイクルやリユースの活動に大きく貢献しています。

事故車買取時のメリット

・事故車買取業者同様、引取や書類手続きが基本的に無料
・他業種では値段のつかない車両にも査定金額が付くケースが多い
・大手廃車買取業者は実績が豊富で、対応が迅速
・解体業者については地場密着業者が多く、安心感がある
・大手廃車買取業者は事故車買取業者と同様、海外販路が豊富で、国内では需要のない車両についても思わぬ高額査定が付くこともある

事故車買取時のデメリット

・高年式の中古車や損害車については、査定額が安いケースがある
・解体車両については排気量毎の査定金額算出になるため、オプションや装備などは考慮されないケースが多い

修理工場

事故による損傷や故障した車の修理を行う業者です。修理が本業ですが、ユーザーに依頼に応じて事故車の買取査定を行うケースもあります。

事故車買取時のメリット

・軽度の損傷の場合は、部品代だけで自社修理が可能なため、査定額が高くなるケースがある

事故車買取時のデメリット

・中古車相場などには疎く、事故車や損害車については損害車買取専門業者に依頼して査定金額を算出しているケースが多い。その金額から自社利益を抜いて査定金額を確定させるため、査定金額が安くなるケースがある。
・本業が修理のため、修理か乗り替えかで悩む場合など、リセール時の損得関係なしに修理を勧められるケースがある

事故車買取のメリットを見極めて、自分に合った業者へ依頼しよう

いかがでしたでしょうか?一言で“車屋さん”と言ってもこれだけの種類と違いがある事がお判りいただけたのではないでしょうか?ご自身の愛車の年式・車種・状態から、どこに売却する事が一番お得なのかを一度検討してみてください。

今回のテーマである“事故車をどこに売るのが得か?”という事であれば、やはり専門性の高い事故車買取専門業者がおススメです。その中でも販売先などに独自性の強い、自社オークションを運営するような大手業者は特にメリットが大きいです。

最後になりますが、査定自体は無料の業者がほとんどです。
悩んだときはいくつかの業種の業者に相見積もりをお願いして、もっともお得に、そして安心して売却できる業者をじっくりと探しましょう。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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