2020.12.09

脱輪とは?自動車が脱輪した時どうする?車へのダメージなどを解説!

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脱輪とは、車の車輪が側溝などに嵌まってしまい、脱出不能になってしまうことです。
脱輪をしてしまうとどのように対処していいか分からず焦ってしまうものです。
この記事では、自動車が脱輪した時の対処法3つと、車へのダメージのチェックポイントを紹介します。

自動車が脱輪してしまった際の3つの対処法

自動車が脱輪した時の対処法は、3つあります。
それぞれの方法を見ていきましょう。

1.ハンドルを切って脱出できないか試みる

自動車の車種や溝の深さにもよりますが、ハンドルを切るだけで脱出できる場合があります。
この際、自動車の駆動輪と脱輪している状況を観察して、左右のどちらにハンドルを切り、前後のどちらに進むべきかを考えます。
ハンドルを切る際のポイントは、ハンドルを思いきり切って、側溝に食い込ませるようにすることです。
しっかりとタイヤが側溝に食い込めば、タイヤを空転させずに自動車を進められるからです。
なお、脱輪からの脱出を試みる際は、ハザードランプを点灯させるなどして、周囲に危険を知らせることも忘れずに行いましょう。

2.ジャッキで車体を持ち上げられないか確認する

ハンドルを切っただけで脱出できない場合は、車載ジャッキで車体を持ち上げられないかの確認をします。
車体を持ち上げることができれば、タイヤの下に石やブロック等を置けば、より脱出しやすい状況でハンドルを切る方法が試せます。
また、前輪と後輪の両方が脱輪している場合は、どちらかだけでも脱出できれば、完全に抜け出せる可能性が高くなります。
ただし、脱輪した車体をジャッキで持ち上げるのは、相当危険を伴う作業になります。
安全に十分配慮するのはもちろん、自分の命を守るためにも、絶対に無理をしないでください。

3.ロードサービスに救援を要請する

JAFに加入している、あるいは、ロードサービスが受けられるクレジットカードや自動車保険の契約があれば、ロードサービスに救援を依頼できます。
費用も無料か格安で依頼できるケースがほとんどです。
もし、ロードサービスが利用できる契約がない場合は、自費でロードサービスに申し込むことも可能です。
ただし、費用については、依頼するロードサービス、あるいは整備工場により異なります。
高いと5万円程度の請求を受ける場合もありますので、事前に費用について問い合わせてから依頼するのが良いでしょう。

車のダメージをチェックする3つのポイント

車を脱輪させてしまうと、ボディの傷が気になると思いますが、足回りのチェックも必ずしてください。
足回りに損傷があると、大きなトラブルを招くきっかけになることがあるからです。

1.タイヤのサイドウォールに損傷がないか

まず始めにチェックするべきポイントは、タイヤのサイドウォールです。
脱輪した際、側溝などと強い力で擦れてしまい、ダメージを負っている可能性があるからです。
サイドウォールの傷は、ごく軽微なものなら大丈夫ですが、明らかに傷が入っていると分かる場合は、交換した方が安全です。思っている以上にダメージに弱い部分ですし、タイヤのバーストの原因になるので、放置だけは絶対にいけません。
なお、タイヤのサイドウォールは、車体側(裏側)も点検が必要です。
ガソリンスタンドやカー用品店でも点検してくれますので、自分でできない場合は、プロに見てもらうようにしてください。

2.アライメントに狂いがないか

脱輪すると、車のアライメントに狂いが生じる場合があります。
アライメントの狂いがあると、直進の安定性が悪くなるほか、燃費が悪化するなどの不具合が生じます。
アライメントの調整を個人でやるのは難しいですが、脱輪する前と比べて、明らかに挙動がおかしい場合は、ディーラーなどで点検を受けるようにしましょう。かかる費用は、持ち込む場所にもよりますが、1~2万円程度であることが多くなります。

3.ドライブシャフトブーツに破れがないか

脱輪でドライブシャフトのブーツが破れることがあります。
ドライブシャフトブーツは、ミッションとタイヤをつなぐドライブシャフトに取り付けられているゴム製の部品です。
このゴム製の部品が破れていることにすぐ気がついて修理をすれば、1万円程度の出費で済みます。
しかし、放置してそのまま乗り続けると、ドライブシャフトまで損傷してしまい、数万円の出費になることがあります。
さらに放置し続けると、やがて走行不能となり、レッカー費用まで負担することになります。
ドライブシャフトブーツは、丁度タイヤの裏側にありますので、ハンドルを左右どちらかに切って、目視で確認しておきましょう。

脱輪したら落ち着いて対処!車へのダメージの確認も忘れずに

自動車の脱輪自体は、大きなトラブルではありませんが、事故を招いたり、脱出を試みている時に怪我をしたりすることがあり、注意が必要です。
自動車の損傷についても、足回りの重要な部品にダメージがある場合があります。
脱出後の点検は必ず行う必要がありますので、自分でできない場合は、整備工場に点検を依頼するようにしましょう。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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