2020.11.24

自損事故とは?保険会社や警察への連絡はどうすればいいの?

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たとえ相手がいない自損事故でも、車での事故は気が動転するものです。自損事故を起こしたら、慌てずに周囲の安全を確保し、速やかに警察に連絡しましょう。

この記事では、自損事故について知っておくべきことや警察や保険会社への連絡などについて詳しく紹介します。

自損事故で知っておくべき4つのポイント

自損事故とは、自身の過失が100%の事故で、扱いとしては「物損事故」に該当します。「単独事故」や「自爆事故」と呼ばれることもあります。

自損事故で知っておくべき4つのポイントを見ていきましょう。

1. 自損事故に該当するのは相手がいない事故

例えば、次のような事故を起こした場合は自損事故にあたります。

1.駐車中にアクセル操作を誤って店舗に突っ込んだ
2.ハンドル操作を誤って電柱や標識にぶつかった
3.スリップしてガードレールに突っ込んだ

自損事故は「相手がいない」「自身の運転ミス」であることがポイントです。
他人を巻き込んでしまうと「対人事故」となってしまいます。

2. 自損事故は交通違反の行政処分累積点数が加算されない

交通違反や事故を起こすと違反点数が加算されますが、相手がいない自損事故の場合は点数が加算されることはありません。

たとえガードレールなどを破損した場合でも「行政責任」と「刑事責任」の処罰対象にはならないので安心してください。(賠償は必要)

ただし、相手がいないからといってそのまま逃げると「当て逃げ」とみなされます。

後日警察に検挙された場合、「安全運転義務違反」2点と「危険防止措置義務違反」5点の合計7点の加算は免れません。少なくとも最低30日間は免許停止処分、すでに加点があった場合はより重い処罰が下される恐れがあるでしょう。

たとえ相手がいなくても、車で何らかの事故を起こした場合は必ず警察に通報せねばなりません。

3. 警察への連絡は必須

自損事故を起こしたら、速やかに警察に電話して次の内容を伝えてください。最寄りの警察署の番号が分からない場合は「110番」で構いません。

【警察へ伝える内容】
・事故現場の住所、事故を起こした日時
・現場の状況やどのように安全確認措置を行ったかの報告
・損壊しているものの有無

自損事故で必ず警察に連絡すべき2つの理由

たとえ相手がいなくても何らかの事故を起こした場合は、必ず警察への連絡が必要です。自損事故で警察に連絡すべき2つの理由を紹介します。

1. 法律で定められている

道路交通法72条1項には、交通事故を起こした運転者には「警察への連絡義務」があると明記されています。
つまり、事故を起こして通報しないことは「法律違反」に該当するのです。

当該交通事故に係る車両等の積載物並びに当該交通事故について講じた措置を報告しなければならない。

引用:道路交通法第72条

道路交通法に違反した場合は、3ヶ月以下の懲役、または5万円以下の罰金を科される恐れがあります。

2. 交通事故証明書を発行してもらうため

「交通事故証明書」とは、交通事故があったことを公的に証明するための書類です。自損事故を起こした連絡を怠った場合、交付を受けることができません。

交通事故証明書がないまま自動車保険の適用を申請しても、保険会社に拒否される場合があります。

事故の程度が軽い場合、「後で通報しよう」と考える人もいるかもしれませんが、事故の通報は原則その場で行うべきとされています。事故から数日たって警察に通報しても、交通事故証明書は発行されない可能性が高いので注意しましょう。

自損事故で保険を使う際の2つの注意点

車の修理やガードレールなどの修理費を支払う場合、どのような保険が使えるのでしょうか。自損事故で保険を使う際、注意したいポイントを2点紹介します。

1. 使えるのは自動車保険(任意保険)のみ

自損事故は相手がいないため、使えるのはご自身が加入している「自動車保険(任意保険)」のみです。
強制加入の「自賠責保険」は、運転者には適用されません。適用されるとすれば、同乗者がいてその人が死傷した場合です。

また、任意保険が適用できるかは、保険会社やご自身が加入しているプランによって異なります。
自損事故を起こした場合、まずはご自身の契約内容をよく確認しましょう。

2. 保険を使う・使わないの判断を適切に行う

一般に、自動車保険の支払を受けると、保険の等級が下がります。この場合、翌年の保険料が現在よりも高くなるのは免れません。自損事故のダメージが軽度なら、保険を使わずに自腹を切った方がコスト的に有益でしょう。

自損事故で不利益を被らないよう知識を深めよう

警察への自損事故の連絡を怠ると法律違反となります。事故の大小にかかわらず必ず速やかに警察に連絡をしましょう。

また、自損事故で使える自動車保険は限られています。プランによっては全く保険が下りないケースもあるため、まずは現在加入中の保険内容をきちんと確認しましょう。

自損事故によるダメージを少しでも抑えられるよう、「自損事故を起こしたらすべきこと」をきちんと頭に入れておきましょう。

そして何よりも、自損事故やさらに大きな事故を引き起こさないためにも、日頃から安全運転を心がけておきましょう。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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