2025.01.15

初心者でも安心!バイクの廃車手続きを自分で行う手順

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バイクを廃車にする際には廃車手続きが必要です。業者に代行依頼もできますが、業者で代行費用が発生するのであれば自分でやりたいという方もいるでしょう。

そこで今回はバイクの廃車手続きを自分で行う方法を紹介します。面倒に感じるかもしれませんが、方法を知っておけば難しい手続きではありません。スムーズにできるように廃車手続きの方法を理解しておきましょう。

バイクの廃車手続きとは

バイクの廃車とは、ナンバープレートを取り外し、公道での走行をやめ、車両の登録情報を抹消する手続きのことです。バイクが老朽化や事故で動かなくなってしまった時、あるいは、新しいバイクに乗り換え、不要になった時に行われる手続きです。廃車手続きと同時に、バイクの処分、つまり解体(スクラップ)を行うケースが一般的ですが、注意すべきは、バイクの解体だけでは廃車とはみなされない点です。手続きを完了させなければ、法律上の手続きとして完了したことにはならないため、注意が必要です

一時抹消と永久抹消の違い

バイクを廃車にする場合、手続きには大きく分けて2つの方法があります。それは「永久抹消登録」と「一時抹消登録」です。手続きの違いについて詳しく見ていきましょう。

永久抹消登録バイクが事故などで使えなくなり、解体が必要となった際に行う手続き
一時抹消登録バイクを譲渡や売却する際に必要となる手続き

自動車と違い、バイクの一時抹消登録と永久抹消登録では、必要な書類は変わりません。どちらも同じ書類を準備しましょう。登録手続きに必要な大切な書類ですので、大切に保管しましょう。

バイクを廃車にするときのメリット・デメリット

バイクを廃車にするときのメリット・デメリット

バイクの廃車手続きは確かに手間がかかりますが、税金や維持費という面でも大きなメリットがあります。ここからはバイクの廃車について、メリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。不要になったバイクや、売却を検討中のバイクをお持ちの方にとって、役立つ情報となるはずです。

メリット①:維持費や税金の負担がなくなる

廃車にすると、軽自動車税や自動車重量税といった税金、そして保険料の支払いが不要になります。4月1日時点でバイクを所有している場合には、自治体から軽自動車税の納付書が届きます。これは原付を含むすべてのバイクが対象です。さらに、排気量が125ccを超えるバイクには、車検時に自動車重量税がかかります。また、自賠責保険は加入が義務付けられているため、廃車手続きをしない限り、保険料の支払いは継続されます。つまり、使わなくなったバイクを放置すると、これらの費用が無駄になり、家計への負担となってしまいます。賢く廃車手続きを行い、不要な出費を削減しましょう。

メリット②:還付金の受け取りが可能

バイクを廃車にする際、自賠責保険の還付金を受け取れる場合があります。ポイントは、契約期間が1ヶ月以上残っているかどうかです。自賠責保険証に記載されている残存期間を確認し、条件を満たしていれば、先払いされた保険料の一部が返ってきます。

還付手続きは、ご自身で加入された自賠責保険会社へ直接連絡し、解約を申し込む必要があります。バイクショップや代理店では手続きができないのでご注意ください。窓口または郵送で解約手続きが完了すると、還付金は銀行振込にて受け取れます。

一方、任意保険の解約時の還付金は、保険会社やプラン、加入期間によって異なります。具体的な金額は、各保険会社の窓口でお確かめください。

デメリット:保管・処分する必要が生じる

デメリットとしては、手続きにかかる費用と手間です。一時抹消登録の場合、将来の再登録を見据え、バイクを保管しなければなりません。これは、駐車場代や維持費などの金銭的負担がかかります。

一方、永久抹消登録を選択した場合でも、バイクの解体処分費用が発生します。さらに、解体が年度をまたぎ、4月1日以降になる場合は、軽自動車税の課税対象となるリスクも伴います。廃車手続きは、予想以上に時間と費用を要するケースも珍しくないため、事前にしっかりと準備しておきましょう。

バイクの廃車手続きに必要な事前準備

バイクの廃車手続きは排気量ごとに異なります。こちらでは、原付、軽二輪、大型バイクすべてに共通する事前準備と確認ポイントについて解説します。

自賠責・任意保険の有効期限を確認する

まずは、自賠責保険と任意保険の確認です。それぞれの保険の有効期限を、保険会社のホームページや電話で確認しましょう。期限が残っていれば、解約することで保険料の一部が返ってきます。無駄なく手続きを進めるためにも、早めに確認し、解約手続きを済ませることをおすすめします。
関連記事:廃車する際の保険手続きガイド|自賠責保険と任意保険の対応方法

バイクのナンバープレートを取り外す

バイクを廃車にする際には、ナンバープレートを返却しなければなりません。そのためには、まずナンバープレートを取り外す必要がありますが、必要な工具はいたってシンプル。10mmのレンチかスパナ、そしてプラスドライバーがあれば十分です。

多くの場合、ナンバープレートは数本のネジで固定されているので、それらを緩めて外せばOK。ただし、長年の風雨でネジが固着したり、サビ付いてしまっている場合もあります。そんな時は無理せず、バイク修理のプロに依頼するのが賢明です。

バイクの廃車手続きは区分によって異なる

バイクには3つの区分があります。同じバイクと呼ばれるものでも区分が異なれば、手続き方法も変わるので注意しましょう。バイクの区分は以下のとおりです。

  • 排気量125cc以下の原付・バイク
  • 排気量126cc以上250cc以下のバイク(軽二輪自動車)
  • 排気量251cc以上のバイク(小型二輪自動車)

同じバイクでも区分が分けられている理由は、排気量によって管轄が異なったり、車検が必要かどうかが変わってきたりするからです。まず手続きを行う前に、廃車にしたいバイクがどの区分か確認しておきましょう。

【区分別】バイクの廃車手続きの方法

それぞれの区分でどのような廃車手続きが必要になるのかを解説します。間違えないように注意しましょう。

排気量125cc以下の原付・バイク

項目内容
手続き場所お住まいの地域の役所
必要なもの・廃車申告書(窓口に設置)
・自動車検査証車両番号標(ナンバープレート)
・標識交付証明書印鑑(認印)
・身分証明書など本人確認書類
手続き方法1. 役所で廃車申告書を記入し、必要事項を記入する
2. 窓口でナンバープレートと廃車申告書を提出し、廃車証明書を受け取る
費用無料

バイクの廃車手続きには、ナンバープレートと標識交付証明書が必要です。手続きの前に、ナンバープレートをバイクから取り外しておきましょう。窓口で返却しますので、忘れずにお持ちください。もしナンバープレートを紛失してしまった場合は、まず最寄りの警察署で紛失届を提出。その後、管轄の陸運局で再発行の手続きが必要です。

一方、標識交付証明書はナンバープレート登録完了時に交付される大切な書類ですが、紛失してもご安心ください。ナンバープレートや身分証明書があれば廃車手続きは可能です。窓口で事情を説明すれば対応してもらえます。廃車証明書は軽自動車税の払い戻しや、保険金の請求といった手続きに必要となりますので、大切に保管しておきましょう。

排気量126cc以上250cc以下のバイク(軽二輪自動車)

手続き場所管轄の地方陸運局
(運輸支局や自動車検査登録事務所)
必要なもの・軽自動車届出済証返納証明書交付申請書(窓口に設置)
・手数料納付書(窓口に設置)
・軽自動車税申告書(窓口に設置)
・軽自動車届出済証車両番号標(ナンバープレート)
・標識交付証明書印鑑(認印)
・身分証明書など本人確認書類
手続き方法1. 運輸支局で申請書類を入手し、書類を記入する
2. 窓口に記入済みの書類を提出し、ナンバープレートの返納を済ませ、軽自動車届出済証返納証明書を受け取る
費用無料

軽自動車の登録手続きには、軽自動車届出済証が必要です。これは、軽二輪車における自動車車検証のような重要な書類です。もし紛失してしまった場合は、再発行の手続きを行うか、事情を説明した理由書を提出する必要があります。

軽自動車の廃車手続き自体は費用がかかりませんが、管轄の窓口によっては、証明書の発行手数料として300円程度の費用が必要になる場合がありますので、ご注意ください。

軽自動車届出済証返納証明書は、自動車税の処理や、一時抹消の再登録手続きに必要となるため、大切に保管しておきましょう。

関連記事:250ccバイクの廃車書類を紛失した時の対処法は?

排気量251cc以上のバイク(小型二輪自動車)

手続き場所管轄の地方陸運局(運輸支局や自動車検査登録事務所)
必要なもの・抹消登録申請書(窓口に設置)
・軽自動車税申告書(窓口に設置)
・手数料納付書(窓口に設置)
・350円印紙(窓口で購入)
・自動車検査証車両番号標(ナンバープレート)
・標識交付証明書印鑑(認印)
・身分証明書など本人確認書類
手続き方法1. 運輸支局で必要な書類を入手し、記入する。手数料納付書には350円分の印紙を貼る。
2. 持参したナンバープレートと記入済みの書類を窓口に提出し、自動車検査証返納証明書を受け取る。
費用350円

車のナンバープレートや車検証をなくしてしまった場合は、再発行の手続きが必要です。再発行手続きには、理由書を提出する必要があります。

小型二輪車の再発行には350円の費用がかかります。窓口によっては、手続き費用とは別に、300円程度の証明書発行手数料が必要になる場合があるのでご注意ください。

自動車検査証返納証明書は、税金関連の手続きや、一時抹消後の再登録などに必要になりますので、大切に保管しておきましょう。

バイクの廃車手続きで気を付けるべきこと

ここからは、バイクの廃車手続きをする時期や保険について注意するポイントを解説します。

窓口での手続きはもちろん、バイクの廃車には様々な落とし穴が潜んでいます。特に自賠責保険や任意保険、さらには税金といったお金に関する問題は、見過ごすと大きな出費につながる可能性も。しっかり確認しておきましょう。

4月1日以前に手続きを完了させる

毎年4月1日、バイクを所有している場合は、軽自動車税の納付義務が生じます。4月1日より前に廃車手続きを完了すれば、その年度の軽自動車税は免除されます。2月や3月といった年度末に廃車をご検討中なら、手続きを4月まで先延ばしにせず、早めの対応が賢明です。バイクショップなどに手続きを依頼する際は、3月は繁忙期となる可能性がありますので、事前にスケジュール確認することをお勧めします。余裕を持った行動で、スムーズな手続きを心がけましょう。

廃車以外の方法を検討する

原付バイクの廃車手続きは無料ですが、軽二輪や小型二輪の場合は、数百円の手数料が必要になります。もちろん、バイクショップなどに依頼すれば、数千円の費用が発生します。でも、諦めるのはまだ早いです!ソコカラでは、不動車や古いバイクでも買取が可能です。動かなくなったバイクでも、意外な価値が見つかるかもしれません。処分する前に、まずはご相談ください。

バイクの種類によって廃車手続き方法が変わる

バイクの種類によって廃車手続き方法が変わる

バイクの廃車手続きは比較的簡単なので、自分で手続きする人も多いです。ただ今回紹介したとおり、バイクには3つの区分があり、区分によって廃車手続きの方法が変わります。特に排気量125cc以下の原付・バイクかどうかで、手続きを行う場所が変わりますので、間違えないようにしましょう。また、必要な書類も区分によって異なりますから、きちんと確認しておいてください。

バイクの廃車手続き、自分でやるとなると何かと大変です。書類の準備や手続き方法、どこに問い合わせたらいいのか…わからないことだらけで、時間も手間もかかってしまいます。そんなお悩みを解決するのが、当社の「ソコカラ」です!

ソコカラでは、廃車になったバイクを高価買取いたします。に少しでも良い値段をつけてもらいたいとお考えの方にも最適です。不要になったバイクを売却することで、廃車手続きにかかる費用を抑えることも可能です。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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