2025.01.22

オルタネーターからキュルキュル異音がする!故障の原因と対処法は?

オルタネーターからキュルキュル異音がする!故障の原因と対処法は?

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オルタネーターが故障すると、多くの場合、壊れた箇所ごとで異音が発生します。そんな異音からは、故障している場所、さらには対処法が分かるので便利です。万一の故障に備えて、オルタネーターへの対処法をチェックしておきましょう。エンジンがかからないという最大のトラブルを回避するためにも、日常のオルタネーターチェックは大事です。故障原因や対処法がすぐに見つかるよう、ここで準備をしておいてください。

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オルタネーターは車に欠かせない電力を供給する装置

オルタネーターは車に欠かせない電力を供給する装置

          

自動車を動かす上で欠かせない部品の一つに、オルタネーターがあります。このオルタネーターとは、必要な電力を生み出す発電機のことです。エンジンの回転運動から得られるエネルギーを巧みに電気に変換し、車の電力供給を支える重要な役割を担っています。

具体的には、オルタネーターが発電した電気はバッテリーに蓄えられ、エンジン始動時やヘッドライト、オーディオなどの電子機器作動時に利用されます。いわば、車の電気システムの心臓部と言えるでしょう。そのため、オルタネーターに故障が生じると、電力供給が途絶え、最悪の場合、エンジンが始動不能になる事態も想定されます。

さらに、オルタネーターの故障は、バッテリーなどの周辺部品にも悪影響を及ぼす可能性があり、修理や交換には多額の費用が必要となるケースも少なくありません。日ごろからオルタネーターの状態を把握し、異変を感じたら早めの点検・修理が、安全なカーライフを守る上で重要となります。

オルタネーターの代表的な3つの故障原因

オルタネーターが完全に故障すると、車のエンジンはかかりません。では、その故障原因は一体何なのでしょう?オルタネーターの故障原因から故障のサインまでをチェックしましょう。代表的な故障原因&故障のサインを3つ挙げてみました。

1. 「ベルト」の消耗でオルタネーターが故障

オルタネーターやエアコンのコンプレッサーなどは、すべてベルトで繋がっています。これはそれぞれの機能でエンジンが回転する力を利用するためです。ベルトは摩擦や劣化によって損傷が起きます。ベルトの消耗が原因で、後にオルタネーターが故障するということはありがちなことです。

故障のサインは、エンジンをかけたときや走行中の異音です。ベルトからその異音が発生しているケースが多いので、ベルトの消耗には注意しましょう。

2. 「電気系統」トラブルはオルタネーターが故障しているサイン

車の電気系統は、ヘッドライトやオーディオの音に関係します。走行中にヘッドライトが暗くなる、オーディオの音が不安定になるなど、電気系統にトラブルが起きた場合はオルタネーターが故障しているサインです。

オルタネーター内部で電圧が作りだされていないとこのような現象が起こります。その場合にはただちにオルタネーターを交換しなければなりません。オルタネーターの寿命を知らせるサインだと思ってください。

3. 「エンジン」に異常が発生

エンジンがかからない場合には、バッテリーの交換が必要です。さらにセルも回らない状態なら、バッテリーが完全に上がっている可能性も否めません。

しかし、そのバッテリーを交換してもエンジンがうまくかからないケースがあります。これこそオルタネーターの故障です。

オルタネーターの故障で充電不足になれば走行はできません。この場合、警告灯でそのサインが出ているはずです。サインを見逃さず、オルタネーターの故障にすぐ対応しましょう。

関連記事:エンジン故障の症状とは?原因や修理費用などを解説!

オルタネーターの異音別対処法

オルタネーターの異音別対処法

           

オルタネーターの故障は、その「異音」から素早く察知できます。音を聞いて、どのような故障が起きているのか、さらにどのように対処すれば良いのかを知っておきましょう。音で判断できれば素早い対処ができますよ。

「カリカリ」は部品交換が必要

エンジンをかけた際、カリカリまたはカラカラという異音が発生している場合は、プーリーの摩擦が考えられます。

プーリーは、ベルトからの動力を伝達する部品ですが、このプーリーが摩耗しているとカリカリと音が鳴ります。ただちにプーリーを交換しましょう。

「キュルキュル」はベルトに異常があるサイン

オルタネーターベルトが摩耗していると、キュルキュルという異音が発生します。このベルトの修理は部品代で3,000円程度です。工賃も含めると1万円を超えるケースもあります。
とはいえ、ベルトの緩みや変形にはすぐに修理することが必須です。

「ウィーン」ならベアリングの修理を

ウィーンという異音はベアリングが老化しているサインです。ベアリングの交換となると安くても5万円はかかります。異音に気が付いたら放置せず、すぐに修理を依頼してください。

異音は放置しても問題ない?

異音は放置しても問題ない?

             

車の異音、放置は大変危険です。そのまま使い続けると、ベルトが切れてしまう危険性があります。例えば、車の電装品に電気を送るオルタネーターの駆動ベルトが切れると、バッテリーへの充電がストップ。エンジンは停止し、最悪の場合、走行不能に陥ることも。

「少しぐらい大丈夫だろう」と安易に考えず、異音を感じたらすぐに点検を依頼しましょう。早めのベルト交換で、大きなトラブルを防ぐことができます。日頃からメンテナンスを行い、安全運転を心がけましょう。

ベルトを自分でチェックする方法

エンジンの周辺、特にアクセスしにくい場所にあるVベルトは、劣化によるヒビ割れや緩みを事前に確認することが大切です。無理なく点検できる範囲で、ベルト表面にヒビ割れがないか目視でチェックし、指先で軽く押して緩みがないかを確認しましょう。

また、日々の点検でエンジンをかけた時の音を聞くことも大切です。エンジンの音やベルトの緩みなどを定期的にチェックすることで、いつもと違う異変に気付きやすくなります。安全なカーライフを送るためには、日頃からマイカーの状態を確認することが重要です。何か違和感を感じたり、異音が聞こえたりしたら、すぐにプロに相談してみましょう。

ベルトはどこで交換できる?

ベルトの交換は、ディーラー、カー用品店、あるいは整備工場で頼むことができます。専門的な知識と技術が必要な作業なので、異音の原因究明も簡単ではありません。愛車を安心して任せられるプロの整備士に、交換を依頼することをおすすめします。

オルタネーターの修理や交換にはいくらかかる?

オルタネーターの修理や交換にはいくらかかる?

             

オルタネーターの修理や交換が必要になった場合、一体いくらかかるのでしょうか?この記事では、オルタネーターの修理・交換にかかる費用について詳しく解説します。オルタネーター全体を交換する場合と、故障した部品だけを交換して修理する場合では、費用が大きく変わるため、修理が必要になった際の参考にご覧ください。

オルタネーターの交換費用

車のオルタネーターが故障したり寿命で交換が必要になった場合、部品代は車種によって異なりますが、5万円~10万円が相場です。しかし、純正部品を使うか、適合品を使うか、新品・中古・リビルト品を使うかで価格は大きく変わります。リビルト品は中古品を修理・再生したもので、品質にばらつきがあるため、明確な相場は設定できません。新品の純正部品は信頼性が高い反面、高価です。修理を依頼する場所によっては、適合品や中古品を選べず、純正部品しか使えない場合があり、費用を抑えられない可能性もあります。

オルタネーターの修理費用

オルタネーターの修理は、修理内容によって費用が大きく変わるんです。オルタネーター全体を交換するより、故障した部品だけを交換する方が、費用を抑えられるケースが多いです。そこで、今回はオルタネーターの修理にかかる費用の目安を、部品ごとに分かりやすくご紹介します。

ベルト

車のオルタネーターから「キュルキュル」という音が聞こえたら、ベルトの故障が考えられます。これは、ベルトの劣化や摩耗が原因で、長期間の使用による消耗品交換が必要な場合もあります。ベルトの交換修理にかかる費用は、部品代として約1,000円~3,000円です。

ペアリング

オルタネーターから「カラカラ」という異音が聞こえる場合、原因の一つにベアリングの故障が考えられます。この場合の修理では、部品代が約1,000円~3,000円程度必要になります。

部品代金以外にかかる費用

オルタネーターの修理費用は、部品代に加えて修理を依頼する業者への工賃が必要になります。部品交換や修理にかかる費用は、およそ1万円からと想定してください。

車のオルタネーターから異音や故障の兆候が見られたら、放置せずに早めに対応することが大切です。そのまま使い続けると、他の部品にも悪影響が及ぶ可能性があるからです。オルタネーターの交換が必要になった場合は、すぐに修理工場へ行き、見積もりを取りましょう。

古い車や、日本で生産・販売されていない輸入車の場合、新品部品やメーカー純正部品の入手が困難なことがあります。そのため、整備工場や修理工場に部品の在庫がなく、取り寄せが必要になるケースも。そうなると、修理に余計な時間と費用がかかってしまう可能性も出てきます。

オルタネーターから異音がした場合の対応策

車のオルタネーターから異音が聞こえたら、どうすればいいのでしょうか?この記事では、走行中のオルタネーターから異音が発生した場合の対処法を分かりやすく解説します。オルタネーターの異音は、部品の劣化や故障が原因で、場合によってはエンジントラブルにつながる危険性も潜んでいます。そのため、異音がしたら絶対に放置せず、適切な対処が必要です。

走行中の場合はすぐに安全な場所へ移動する

オルタネーターの故障は走行中の危険を伴います。オルタネーターが完全に故障すると、電力が供給されなくなり、エンジン停止や走行に異常が出ることもあります。そのため、安全な場所に車を移動させることが重要です。

道路上で停車すると、後続車との事故リスクも高まります。安全な場所に移動後、レッカー車を呼ぶなどして対処しましょう。無理に走行を続けると、エンジンが突然停止するなど、さらに危険な状況に陥る可能性があります。自分自身だけでなく、周囲への安全確保のためにも、速やかな対処が必要です。

日頃からオルタネーターの状態を確認する

車のオルタネーターは、いくつかの消耗部品から構成されています。これらの部品が劣化すると、オルタネーターの正常な機能が損なわれ、故障につながる可能性があります。さらに、故障したオルタネーターは他の部品に負担をかけ、それらの故障リスクも高めてしまうのです。

車のオルタネーターは、およそ10年または10万キロの走行で寿命を迎える部品です。ただし、これはあくまでも目安。実際は、車の使用状況によって大きく変わってきます。

例えば、過充電が起きたり、電装品に異常が見られる場合は、早めに専門の整備工場で点検・修理を依頼しましょう。早めの対処が大切です。

さらに、オルタネーターチェッカーなどの機器を使って、自分で定期的に点検することも可能です。日頃からチェックすることで、大きなトラブルを事前に回避できます。

オルタネーターの完全故障は、突然の不動車という事態を招きかねません。そうなると、部品交換修理にかかる費用に加え、レッカーの手配費用なども発生し、出費はかさみます。そのため、故障の前兆を早期に察知することが非常に重要です。

車の寿命を長く保つためには、日々の点検が不可欠です。最近では、オルタネーターチェッカーがインターネット通販などで手軽に購入できるようになりました。バッテリーチェック機能付きの製品も多く販売されているため、一台持っておくと日々の点検に役立ちます。

まとめ

オルタネーターの故障は、異音によって早期発見が可能です。代表的な異音として、「カリカリ音」(プーリーの摩擦)、「キュルキュル音」(ベルトの摩耗)、「ウィーン音」(ベアリングの老化)などがあり、それぞれ適切な対処が必要です。

放置すると、エンジン停止や高額な修理費用につながるため、異音発生時は速やかに点検・修理を依頼しましょう。修理費用は部品代と工賃で1万円~10万円程度と幅広く、車種や修理内容によって異なります。古い車や修理費用が高額になる場合は、買い替えも検討しましょう。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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