- 2023.12.04
愛車で事故を起こしてしまった!車の修理代っていくらかかるの?事故車買取についても解説!
事故を起こして愛車が大きく損傷してしまったとき、多くの方は、修理費用はどのくらいかかるのか、修理以外の選択肢はどのようなものがあるのかということを心配されるのではないでしょうか。修理をする場合、損傷の箇所や大きさによって修理費用は異なりますが、その金額を全額支払うとなると大変です。万が一愛車が事故車になってしまっても、おおよその修理代や修理以外にはどのような選択肢があるのか整理できていれば慌てずに適切な判断ができます。
ここでは、事故車の修理代や、売却に関する情報を分かりやすくご紹介します。

修理・交換が必要なパーツによって事故車の修理代は大幅に変わる
事故を起こして愛車が損傷してしまっても、修理をすることで引き続き乗り続けることができるケースもあります。軽く傷がついた程度であったり、一部のパーツを交換したりすることでまた走行できる場合は、修理を依頼しましょう。
しかし、損傷を受けた部位や損傷の程度、修理・交換が必要なパーツによって修理代は大幅に変わるため、依頼する前に修理代をチェックしておくことをおすすめします。
ここからは、それぞれの部位の修理代をみていきましょう。
バンパー修理は高くて20万円程度
高速で道路を走行するためバンパーはとくに傷がつきやすく、面積が大きく目立ちやすい部位です。フロント事故の場合、大きく損傷する可能性も高いでしょう。
バンパーの修理代は高くて20万円程度です。小さな凹みや軽い傷であれば1万円程度で済む場合もありますが、事故車となればそれなりの損傷を受けていることが想定されるため、修理代に20万円程度必要になる可能性もあります。
また、板金や塗装での修理ができないケースも多々ありますし、部品が手に入らずに修理ができないケースがあることも想定しておいた方が良いでしょう。
修理代が高額になる場合は修理ではなく交換を選択するほうが賢明かもしれません。
フレーム修理は100万円を超えることもある
フレームに破損、歪みが生じるような事故の場合、フレームの板金補修だけでなく周辺パーツを解体し、再度組み立てる必要があるため修理代が高くなります。損傷を受けた場所などによっても異なりますが、安くても10万円、高いと100万円以上と考えておくべきでしょう。
フレームは車の骨格部分にあたり、非常に重要なパーツです。フレームを修理した場合、その車は「修復歴車」となり車自体の価値が下がってしまうということも認識しておかなければなりません。フレームを修理しなければならない場合には、買い替えという選択肢が無難かもしれませんね。
エンジンの交換は50万円~100万円が目安
事故車はエンジントラブルを起こしてしまう可能性が高いです。
エンジンは車にとっての心臓部分であるため、エンジントラブルが発生した場合、一部の部品を交換するのではなくエンジンを丸ごと取り替えなければなりません。
種類にもよりますが、エンジンの本体代金と工賃を合わせると50万円~100万円程度の費用必要となります。故障箇所がエンジンだけではない場合には、修理代がさらにかかるということは言うまでもありません。エンジントラブルが発生するような事故の場合、安心して車に乗り続けるためには買い替えを検討した方がいいでしょう。
事故車買取専門業者なら事故車でも売却できる
ここまで、事故を起こしてしまった車を修理する場合の費用について説明しましたが、修理ではなく買い替えをする方が良い場合もあるということをご理解いただけたかと思います。
買い替えを検討する際には事故車を買取専門業者に売却することもひとつの方法です。
複数の業社に見積もりを出してもらって、もっともメリットの大きい業者に買い取りを依頼するのも方法の一つです。
車種や状態を問わないから安心
事故車の買取専門業者は車種や年式、車の状態を問いません。
事故に遭った車、横転した車、水害などで水没した車など、どのような車でも買い取りしてもらえるのが特徴です。損傷のひどい事故車だからと諦めずに一度査定に出してみましょう。最近ではほとんどの業者が無料で出張査定を行っています。
事故車買取専門業者のポイント
事故車を売却する業者選びのポイントは、全国展開していることと海外への販路を持っていることです。
全国展開していることで、査定や車の引取りが最寄りの拠点からスムーズに行われ、待たされる心配がありません。
また、事故車買取専門業者は独自に海外への販路を持っていることが多いです。海外では、日本車の人気が高く、日本では敬遠されるような事故車や水没車でさえも高い需要があります。そのため、海外への販路を持っている業者は、どんな車でも買い取ることができるのです。
迷ったら、全国展開していたり海外への販路を持っていたりする業者を利用することをおすすめします。
事故車は売却でスッキリ解決!
事故車を修理しようとすれば、修理代はがかかります。損傷を受けた部位によっては高額になってしまうこともあるでしょう。修理することにこだわらず、場合によっては売却することも検討しましょう。
事故を起こしてしまい愛車がどんな状態になってしまっても、いざというときには売却するという選択肢があることは、覚えておいて損はありません。

この記事の監修者
澤井 勝樹
「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。
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