2021.04.22

愛車がリコール対象になったらどうする?問題が起きる前に対処しよう!

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「リコール」という言葉をニュースなどで一度は耳にしたことがあるかと思います。
しかし、実際に自分の車がリコール対象車になった時、どのように対応すればいいのかわからない!という方が多いのではないでしょうか。

今回は、もし愛車がリコール対象になった時に、まず何をしたらいいのか?対処せず放置した場合どんな問題が起こるのか?といったリコールに抱く疑問を詳しく解説していきます。

そもそもリコールってなに?

リコール制度とは、設計・製造過程に問題があったために、自動車メーカーが自らの判断により、国土交通大臣に事前届出を行った上で回収・修理を行い、事故・トラブルを未然に防止する制度です。【注1】

 【注1】国土交通省 自動車のリコール・不具合情報    
https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/report.html

つまり、車を製造する際に不具合が生じていたことが販売後に発覚した場合、メーカー自らが対象車を回収し、無償で修理をする制度のことをリコールと言います。

愛車がリコール対象になっているかを調べる方法

ご自身の車がリコール対象かどうかを知るには、主に以下の3つの方法があります。

① メーカーや販売店のホームページで確認する
② 国土交通省のホームページで確認する
③ リコールの案内通知を受け取る

リコールの対象であるということは、車に重大な欠陥が生じており、放置すれば事故に繋がる可能性があるということを意味します。そのため、メーカー側にはユーザーに対して不具合の内容などを通知し、早期に改善のための対応を行うことが義務付けられています。

ここでの注意点として、リコールが判明するとメーカーからリコール対象車を所有するすべてのユーザーにはがきが届くようになっていますが、その送付先は車検証上に記載されているユーザーの住所です。

車検証に記載されている住所から引っ越しをしたにもかかわらず住所変更の手続きを行っていない場合や、そもそも引っ越したばかりの場合、正しい住所へはがきが届かないため通知が遅れてしまうこともあります。
もしご自身でリコールの情報をつかんだら、必ずメーカーや国土交通省のホームページで確認するようにしましょう。

リコール対象車になった場合の対処法

はがきやホームページで愛車がリコール対象だと判明した場合でも、何をすべきか分からず、放置したり、内容を見ても特に問題なさそうだと判断してしまったりする方もいらっしゃるかもしれません。
では、どのように対応すればいいのでしょうか。

1. リコールの通知が来たらまずは予約をしよう!

リコールの通知が来たら、まずはご自身が乗っている車のメーカーのディーラーや指定の修理工場へ連絡をして修理の予約を行いましょう。
予約をせずに車を持って行った場合、他のお客様の修理の予約が入っていて、すぐに見てもらえないこともあります。
とくにリコールの発表がされた直後は、多くのリコール対象車のユーザーが修理のために車を持ち込むことが予想されるため、かなりの時間がかかってしまうことがあります。
通知が来たら面倒であってもすぐにリコール修理の予約を行うようにしましょう。

2. 予約が完了したらいざリコール修理へ!

無事に予約が完了したら、指定日に車を持って行きましょう。
修理にかかる時間はリコールの内容によって異なり、すぐに終わるものから数時間かかるものまでさまざまです。気になる方は予約の際に修理時間の目安を聞いておきましょう。その際、当日に必要な持ち物も聞いておくとスムーズです。
費用に関しては、すべてメーカー負担のため必要ありません。

もしリコール修理をしたあとに同じ不具合が出た場合は、同様に無償で修理をしてもらえるケースもありますので、リコールを受けたディーラーに相談をしてみましょう。

リコールの通知を放置していたらどうなるの?

リコールの通知が届いても、修理に持って行く時間がなかったり、安全面には問題ないだろうとご自身の判断で放置される方もいらっしゃいますが、リコールを放置すると思わぬ結果を招いてしまう可能性があります。
リコールをせずに放置してしまった場合に起こり得る問題を紹介します。

リコールをせずに事故が起きてしまったら…

万が一、リコール対象車で事故を起こしてしまった場合、車の製造過程で生じた不具合が原因であるため、原因はメーカー側にあると思う方も多いようですが、実際は、リコール修理を怠ったユーザー側の責任になってしまうことがあるのです。

国土交通省も以下のように回答しています。

道路運送車両法により、自動車ユーザーには自分の車が道路運送車両の保安基準を常に満たすように維持する義務がありますので、通知された改善措置を速やかに受けていただくことが必要です。不具合が発生し、保安基準を満たしていない状態で使用すると、ユーザーの責任を問われることがあります。【注2】

【注2】        国土交通省 自動車のリコール・不具合情報
https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/faq_sub/answer009.html

ご自身の判断でリコールを放置していると、大きな事故を引き起こす可能性があります。
取り返しのつかないことにならないためにも、必ずリコールの通知が来た時点で修理を受けておきましょう。

放置したまま使い続けると車検が通らないことも!

リコールの中には車検で検査される項目が含まれていることもあるため、対処せずに車検を受けると車検に通らない!という問題が発生する可能性があります。

リコールの通知が出ている車を車検に出すこと自体は可能ですが、リコール修理は必ず各自動車メーカーが行わなければならないため、民間の車検代行業者では対応ができません。
車検に通らなかった場合、代行業者がリコール部分の修理を各自動車メーカーのディーラーに依頼することになり、業者によっては手数料が必要になることもあります。

余計な手間や費用をおさえるためにも、面倒くさがらずに早めにリコールを受けるようにしましょう。

まとめ

今回は車がリコール対象となった場合にすべきことや放置した場合に起こり得ることについて紹介しました。
意外と知らないリコールの大切さや面倒だと思っていたリコール修理の依頼が簡単な手順でできることをご理解いただけたかと思います。
もしリコール通知が来たときは、必ず放置せず早めの対応を行って安全なカーライフをお過ごしください。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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