2024.10.06

自損事故の修理代はどのくらい?車両保険を使うことはできる?

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自損事故は、ドライバーが自分自身で起こした事故のことで、他の車両や歩行者を巻き込むことなく発生するのが特徴です。たとえば、駐車中に車を壁やガードレールにぶつけてしまったり、狭い道路で車を操作していて障害物に衝突したりが典型的な例です。このような事故が発生した場合、最も気になるのは修理代です。

損傷の程度によっては高額な修理費がかかることもありますが、事故の内容や修理方法によってその費用は大きく異なりますまた、自損事故が発生した際には、車両保険が適用されるかどうかも大きな問題です。

修理費が高額になる場合、保険を利用して費用を補填できる場合がありますが、その際には保険の種類や等級の変動など、いくつかの要因を考慮する必要があります。この記事では、自損事故に関する修理費用の相場、車両保険の利用方法、そして修理を依頼する際の注意点について詳しく解説します。

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自損事故とは

自損事故とは、他者や他の車両が関与しない単独での事故を指します。通常、ドライバー自身の操作ミスや不注意によって発生することが多く、道路環境や気象条件による影響も関わることがあります。たとえば、雨の日に滑りやすい路面でスリップし、ガードレールに衝突する事故や、駐車場で柱にぶつけてしまうケースなどが典型的です。

自損事故は、事故後に相手方がいないため、修理費や賠償金を自分自身で負担する必要があります。また、交通違反が絡む場合には、警察に事故報告を行い、違反点数が加算されることもあります。このため、事故が軽微であっても、迅速な対応が必要です。

自損事故の修理代の相場

自損事故の修理費用は、損傷の程度や車種、修理方法によって大きく異なります。ここでは、一般的な修理箇所ごとの相場を見ていきます。

傷の程度

軽い擦り傷や塗装の剥がれであれば、比較的安価に修理が可能です。車体の表面にできた浅い傷や擦り傷の修理費用は、2万円〜3万円程度が相場です。ただし、塗装が剥がれたり、金属部分が露出しているような深い傷になると、修理費は5万円以上かかることが多くなります。傷の範囲や修理に使用する塗料の種類によっても費用が変動するため、見積もりをしっかりと確認することが大切です。

へこみ修理

車のボディにできたへこみの修理費用は、その規模や部位によって異なります。小さなへこみであれば、1万円〜3万円程度で修理できますが、複数箇所に大きなへこみがある場合や、ドアやボンネットなど広範囲に及ぶへこみの場合は、修理費用が10万円を超えることも多いです。

へこみ修理は部品交換が必要になることも多く、特にアルミ製のパーツを使用している場合は、修理費がさらに高額になる可能性があります。

エンジン

自損事故でエンジンが損傷した場合、修理費用は非常に高額になります。エンジン内部にダメージが発生した場合や、エンジンそのものを交換する必要がある場合、修理費用は数十万円〜100万円以上になることがあります。

特に、エンジンの損傷は車両の走行性能に直結するため、無理に走行を続けることは避け、専門の整備工場で適切な点検を受けることが大切です。エンジン修理は最も費用がかかる部分の一つであるため、保険の利用も検討すべきです。

フレーム

車両のフレームが損傷した場合、その修理は非常に複雑であり、費用も高額になります。フレームの修理費用は、通常30万円〜50万円以上かかることが多く、損傷がひどい場合は修理不可能とされることもあります。

フレームは車両の骨組みとなる部分であり、安全性に直接影響するため、適切な修理が行われなければなりません。フレームが大きく損傷している場合、車両を売却することも一つの選択肢です。

バンパー

バンパーは事故の際に最も損傷を受けやすい部位の一つです。バンパーの修理費用は、損傷の程度によって異なりますが、交換が必要な場合は10万円以上の費用がかかることが一般的です。

軽度の傷やへこみであれば、3万円〜5万円程度で修理が可能ですが、バンパー自体の交換が必要な場合は部品代や工賃がかかるため、費用が高額になる傾向があります。特に、スポーツカーや高級車のバンパーは高価なため、交換費用がさらに増えることがあります。

物損事故はものに対する修理代

自損事故が物損事故に発展するケースもあります。たとえば、ガードレールや標識、他人の所有物に損傷を与えた場合、その修理費用も負担する必要があります。

物損事故の修理費は、損傷した物の種類や規模によって異なりますが、一般的には数万円〜数十万円に及ぶことも多いです。公共物や他者の財産に損害を与えた場合は、賠償責任が発生するため、迅速に対応することが求められます。

自損事故の修理代は車両保険が適用される?

自損事故による修理費用をカバーするためには、車両保険が適用されるかどうかが大切なポイントです。車両保険に加入していれば、事故による損傷を補償してもらうことができますが、保険の種類や契約内容によっては適用されない場合もあります。

車両保険の特徴

車両保険は、交通事故や自然災害、盗難などによって車両が損傷した際に、その修理費用を補償する保険です。通常、一般的な車両保険では、自損事故も補償対象となっており、修理代が高額になる場合でも保険を使って費用を軽減できます。

ただし、車両保険を利用する際には、免責金額(自己負担額)が設定されていることが多く、修理費が免責金額を上回らない場合には、保険を利用しない方が得策です。

車両保険の種類

車両保険には大きく分けて、一般車両保険と限定車両保険の2種類があります。一般車両保険は、事故、盗難、自然災害、自損事故など広範囲にわたるリスクをカバーする保険です。

限定車両保険は、特定のリスクに対してのみ補償される保険で、自損事故や当て逃げは補償対象外とされることが多いです。自損事故の修理費用を補償してもらいたい場合は、一般車両保険に加入している必要があります。

種類によって自損事故の修理代は車両保険の適用

車両保険が適用されるかどうかは、保険の種類や契約内容によって異なります。自損事故が補償されるかどうかを事前に確認しておくことが大切です。

保険料を左右する等級とは

自動車保険には等級制度が導入されており、事故歴や保険の使用状況に応じて等級が変動します。等級が高いほど保険料が安くなり、事故が少ないほど等級が上がります。しかし、保険を利用すると等級が下がり、翌年以降の保険料が増加するリスクがあります。このため、少額の修理費用で保険を利用すると、長期的には保険料が高くなってしまう可能性があります。

保険を使うと等級は下がる

車両保険を使用すると、通常は翌年の等級が1つから3つ下がることがあります。等級が下がることで、翌年以降の保険料が大幅に上昇するため、保険を利用するかどうかは慎重に判断する必要があります。修理費用が免責金額を超えるかどうか、将来的な保険料の増加分をよく検討した上で、保険を使うかどうかを決定することが大切です。

修理費用と保険額を計算する

修理費用が保険でカバーされる場合でも、免責金額を考慮した上で保険を使うかどうかを判断する必要があります。たとえば、修理代が免責金額をわずかに超える場合、保険を使うことで翌年以降の保険料が大幅に増加するため、長期的には自己負担で修理を行った方が経済的に有利になることがあります。

10万円以下は保険を使わない方が得

一般的には、修理費用が10万円以下の場合は、保険を利用しない方が得策とされています。保険を利用すると等級が下がり、翌年以降の保険料が増加するため、少額の修理代であれば自己負担する方が結果的にコストを抑えることができます。修理費用が10万円を超える場合でも、免責金額や将来的な保険料増加分をよく検討してから保険を利用するかどうかを決めるようにしましょう。

自損事故の違反点数について

自損事故は、他の車両や人を巻き込まない事故ですが、交通違反が伴う場合には違反点数が加算されることがあります。特に、スピード違反や飲酒運転が原因で自損事故が発生した場合、違反点数が大幅に加算され、運転免許の停止や取り消しといった厳しい処分が科される可能性があります。また、事故の際には警察への報告義務があり、事故の状況に応じて処罰が異なるため、適切な対応が求められます。

関連記事:軽い事故・人身事故の違反点数はどのくらい?加算される違反点数や処分の流れを解説

自損事故で保険を使う注意点

自損事故で車両保険を利用する場合、いくつかの注意点があります。まず、事故後には速やかに保険会社に連絡し、事故の詳細を正確に報告することが必要です。特に、自損事故の場合は相手方がいないため、事故の状況を証拠として記録しておくことが大切です。また、保険を利用する際には、免責金額や等級ダウンの影響を十分に考慮した上で、保険を使うかどうかを決定するようにしましょう。

自損事故を修理する方法

自損事故による損傷を修理する方法には、いくつかの選択肢があります。修理の内容や費用、サービスの質を考慮して、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

ディーラー

ディーラーでの修理は、メーカー純正部品を使用するため、修理品質が保証されている一方で、修理費用は高額になる傾向があります。特に、新車の場合はディーラーでの修理を選択することが一般的です。ディーラーでは、新車保証が適用される場合もあり、修理費用が軽減されることもあります。

整備工場

整備工場での修理は、ディーラーに比べて安価な場合が多いですが、修理品質にはバラつきがあります。信頼できる整備工場を選ぶことが重要であり、事前に評判や口コミを確認するようにしましょう。また、整備工場では、部品の取り寄せや修理に時間がかかることもあるため、修理のスピードを重視する場合は、ディーラーとの比較が必要です。

カー用品店

カー用品店では、軽度な損傷や外装の修理が安価に行える場合があります。例えば、傷や小さなへこみの修理であれば、数千円〜数万円程度で済むことが多いです。ただし、エンジンやフレームなどの大規模な修理には対応していない場合が多いため、軽度な事故の場合に限定されます。

自損事故で修理代が高額な場合は売却も一つの手

自損事故で大きな損傷が発生し、修理費用が高額になる場合、修理を諦めて車両を売却することも一つの選択肢です。特に、フレームやエンジンが損傷している場合は、修理費用が車両の価値を上回ることが多いため、経済的に合理的な判断として売却を検討することをおすすめします。また、事故車両を専門に取り扱う業者に査定を依頼することで、予想以上の価格で売却できる場合もあります。

車の売却ならソコカラ

自損事故による修理費用が高額になる場合、車両保険を利用するか、自費で修理するか、あるいは車両を売却するかの選択肢を慎重に検討する必要があります。

特に、フレームやエンジンなどの主要部品が損傷している場合、修理費用が膨大になるため、売却を検討することが賢明です。信頼できる業者に査定を依頼し、適切な価格で売却することで、無駄な出費を抑えることができます。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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