- 2025.06.27
【2025年版】台風から車を守る!安全対策チェックシート
災害から車を守るためには、事前にしっかりと対策をしておくことが大切です。
この記事では、台風から車を守るための具体的な安全対策を、チェックシート付きでわかりやすく解説します。
最新の情報を参考に、万が一の事態に備えましょう。

台風による車の被害と対策
台風時には、様々な要因で車が被害を受ける可能性があります。
強風の影響
まず、強風によって車が横転してしまうケースです。特に、ハイルーフ車や車高の高い車は風の影響を受けやすく、注意が必要です。
台風がもたらす強風は、車にとって大きな脅威です。気象庁の発表によると、風速20メートルでは看板が落下したり、屋根瓦が飛散したりするなどの被害が発生し始めます。
しかし、風速が30メートルを超えると、トラックでさえも横転してしまうほどの強風となり、危険はさらに増します。
飛来物は車体に傷をつけたり、窓ガラスを割ったりするだけでなく、車が走行不能になるほどの深刻なダメージを与えることもあります。さらに、植木鉢や置物などの物が風で飛ばされ、車に損傷を与えるケースも少なくありません。
冠水、高波・高潮の影響
大雨や高波、高潮は深刻な被害をもたらす可能性があり、決して軽視できません。
冠水した道路を走行中に車が動かなくなるだけでなく、駐車場に停めていた車が浸水してしまうこともあります。
さらに、海岸近くにお住まいの方は、高潮や高波による被害にも注意が必要です。高波が車を押し流したり、海水が車内に浸入して電気系統が故障したりする可能性があります。
最近の自動車は、ある程度の冠水に対応できる設計が施されていますが、マフラーなどから水が侵入した場合、エンジンの故障や電気系統のショートが発生する可能性は依然として残ります。
過去には、台風の際に発生した高潮によって海水に浸かった車が自然発火する事故も報告されています。さらに、浸水後、海水に含まれる塩分によって配線や金属部品が腐食したり、泥水や下水に含まれる雑菌がシートに繁殖したりするリスクも潜んでいます。
これらのリスクを考慮し、安全対策を徹底することが重要です。
土砂災害のリスク
降り続く雨は地盤を緩ませ、土砂災害のリスクを著しく高めます。
特に、高速道路など、傾斜が急な場所では、土砂崩れの危険性が高まり、大きな脅威となります。
走行中や駐車中の車も、流れ出した土砂に巻き込まれる危険があり、決して油断できません。土砂が車に覆いかぶさったり、土砂崩れによって車が下敷きになる危険性があります。
統計開始以来、最も深刻な土砂災害は、2019年に発生した台風19号によるものでした。この台風は、全国20の都県で、合計952件の土砂災害を引き起こし、多くの家屋や車が被害を受けました。
車周りの備え

事前にしっかりと備えておけば、いざという時にも慌てずに済みます。こちらでは、台風が来た時の車の周りの対策について、詳しく解説していきます。
台風被害のリスクが高い場所を把握
台風による車の被害を最小限に抑えるためには、まず、お住まいの地域のリスクを把握することが重要です。そのために、ハザードマップを確認しましょう。
ハザードマップは、浸水想定区域や土砂災害警戒区域など、災害のリスクが高い場所を示しています。
お住まいの自治体のウェブサイトで公開されている場合が多いので、確認してみましょう。また、国土交通省のハザードマップポータルサイトでも、全国のハザードマップを閲覧できます。
ハザードマップの確認に加え、地域の災害情報にも常に注意を払いましょう。テレビやラジオ、自治体の防災メール、防災アプリなどを活用して、最新の気象情報や避難情報を入手してください。
特に、台風が接近している際は、こまめに情報を確認し、早めの避難を心がけましょう。地域の防災情報にアクセスできる手段を事前に把握しておくことも、いざという時に役立ちます。
■参考サイト:国土地理院「重ねるハザードマップ」
河川や海岸付近
台風による大雨で河川の堤防が崩壊し、冠水する危険があります。また、強い台風が接近すると高潮の可能性もあるため、河川や海岸近くに車を停めている場合は、事前に移動させておくことが望ましいです。
山間部や傾斜地
山間部や傾斜地では、大雨による土砂災害のリスクが高いため、事前にハザードマップで車を停めている場所が土砂災害警戒区域や特別警戒区域に含まれているか確認しておくことが重要です。
屋外駐車場
周囲に風を遮る建物がない広い屋外駐車場を利用している場合は、屋内の駐車場に移動させることをお勧めします。これにより、強風による車の横転や飛来物による損傷のリスクを減らせます。
古い建物や建築現場付近
古い建物や建築現場の近くは、強風によって飛来物が飛んでくる危険性が高いエリアです。トタン屋根や壁の破片、防水シートが飛ばされたり、建築現場の足場が倒れて車が損傷する恐れもあります。
周囲に危険な物や古い建物がないか確認し、台風が近づく前に早めに安全な場所に移動させることが重要です。
車を高い場所へ移動
台風や集中豪雨などの際は、車を安全な場所に移動しておくことが大切です。
避難時の移動手段として車が不要な場合や、駐車場が冠水する可能性がある場合は、早めに行動しましょう。
ただし、自宅が高台にあり、ガレージなどの設備があり、浸水や飛来物被害のリスクが低い場合は、車の移動は必要ありません。
砂利敷きの駐車場や冠水しやすいエリアに車を駐車している場合は、車を傷つけたり、浸水させたりするのを防ぐため、近くの立体駐車場などに移動させることをおすすめします。
立体駐車場の地下や、地下に格納されるエレベーター式立体駐車場は、浸水する可能性があるので注意が必要です。
所有者が不在になる立体駐車場やコインパーキングなどに車を移動する場合、盗難や車上荒らしのリスクが高まります。災害時に車の移動が必要となる方は、駐車監視機能付きドライブレコーダーやハンドルロックなどの防犯アイテムを装備しておくと安心です。
コインパーキングのように、フラップ板が上がってタイヤがロックされる駐車場の場合、停電が発生するとフラップ板のロックが解除できず、駐車場から出庫できなくなる可能性があります。
車の周囲の飛ばされやすい物を撤去
風は、想像をはるかに超える強風をもたらします。
風速が30〜50メートルに達することもあり、重量のある車ですら横転してしまう危険性があります。さらに、普段は微風ではびくともしない物体が、強風によって吹き飛ばされ、車に衝突し、傷やへこみを付けてしまう可能性も考えられます。
大切な車を守るために、事前にできる対策はいくつかあります。植木鉢、自転車、看板など、強風で飛ばされる可能性のある物は、あらかじめ家や倉庫などの風雨の影響を受けにくい場所に収納しましょう。
また、飛来物による傷やへこみを軽減するために、車にカバーをかけるのも有効です。
カバーと車の間に段ボールや布団などを挟むことで、緩衝材としての役割を果たし、衝撃を吸収することができます。
ただし、カバーが強風にあおられて車に擦れて傷がつく可能性もあるため、しっかりと固定できるよう、取り付けには十分注意してください。
車両保険を自動車保険に追加
車両保険は、台風や地震などの自然災害による車の損傷もカバーしてくれる心強い存在です。
しかし、すべての車が車両保険の対象となるわけではありませんし、保険会社のプランや特約によって補償範囲は異なることも覚えておきましょう。
車の保険内容をしっかりと把握し、万が一の際に備えておくことが大切です。補償範囲や特約について不安な場合は、加入している保険会社に確認し、必要に応じて契約内容を見直してみましょう。
安心安全なカーライフのために、保険の確認は欠かせません。
車内での対策

非常用アイテムを備えておく
台風による停電や、万が一の事態に備えて、車内には非常用アイテムを準備しておきましょう。
まず、食料として、長期保存可能な非常食やカロリーメイトなどを備えておくと、停電時や避難時に役立ちます。水分補給のために、飲料水も多めに用意しておきましょう。熱中症対策としても重要です。
懐中電灯やランタンなどの照明器具も、停電時に役立ちます。電池の残量も確認しておきましょう。
防寒具として、毛布や厚手の衣類も用意しておくと、寒さから身を守ることができます。夏場であっても、夜間は冷え込むこともあるため、準備しておくと安心です。
また、救急セットも忘れずに準備しておきましょう。怪我をした際に、応急処置をすることができます。絆創膏、消毒液、ガーゼ、包帯など、基本的なものに加えて、持病のある方は常備薬も入れておきましょう。
さらに、脱出ハンマーも備えておくと、水没した際に窓を割って脱出することができます。これらの非常用アイテムを車内に常備しておくことで、もしもの時に、冷静に対応することができます。
燃料を満タンにしておく
災害に備え、ガソリン車は満タン、電気自動車は満充電状態にしておくことが大切です。近年、ハイブリッド車や電気自動車の多くは、停電時にも役立つ非常用給電システムを搭載しています。
停電時には、このシステムを利用することで、電気ポットなどの家電製品を使用できます。もしもの時に備え、車の非常用給電システムを活用し、安心できる環境を整えておきましょう。
テープやビニールで雨漏れを防ぐ
雨天時には、養生テープやビニール袋でルーフ、ドア、ボディの接合部をしっかりと覆うことで、車内への水漏れを防ぐことができます。
長時間の雨天時、カーカバーをかけていても水が浸みてくる場合があり、特に幌車やサンルーフ付きの車両では、この対策が有効です。
輪止めで強風による車の移動を防ぐ
強風時は、車が風で動き出してしまう危険性があります。
特に、隣に他車の駐車スペースがある場合は、接触事故のリスクが高まります。そんな時は、輪止めを設置することで、車体が風で移動するのを防ぐことができます。
輪止めが風で飛ばされないように、重りを置いたり、タイヤでしっかりと固定したりするのも有効な手段です。万が一の事態を防ぐため、強風時には輪止めを活用し、車をしっかりと守るようにしましょう。
毛布やダンボールで傷を防ぐ
車のフロントガラスやルーフは、飛び石などから無防備です。
ちょっとした衝撃で傷ついてしまうことも。特にフロントガラスは修理代が10万円ほどかかることもあります。
そこでおすすめなのが、毛布やシートなどで車の上面を覆う方法です。
毛布などを被せることで、飛び石などの衝撃を吸収し、傷つきを防ぐ効果が期待できます。ただし、毛布などは水分を吸収すると重くなるため、ロープなどでしっかりと固定する必要があります。ズレ落ちないように注意が必要です。
ボディカバーを紐で固定して傷を防ぐ
台風や強風に見舞われた際、車のボディを守るためにボディカバーを装着しようとする方も多いでしょう。
しかし、強風によってボディカバーが飛ばされてしまい、かえって車に傷をつけてしまうリスクも潜んでいます。カバーが半分外れてしまう、またはカバーが暴れてボディーに擦り傷がついてしまうといった事態も起こり得るのです。
このようなトラブルを避けるためには、ボディカバーを装着せずに車をそのままにしておくか、しっかりと固定して飛ばされないように対策を講じる必要があります。
しかし、カバーが外れないようしっかりと固定するには、全方向から満遍なく縛る必要があり、少々難易度が高いと言えるでしょう。
ストレッチフィルムで傷を防ぐ
ボディ全体をストレッチフィルムで覆うという方法があります。見た目はインパクト抜群ですが、効果も抜群です。
ストレッチフィルムは伸縮性に優れているため、しっかりと引っ張りながら巻きつけることでボディにフィットし、風で飛ばされる心配もありません。
薄く巻けば軽い擦り傷防止程度ですが、何重にも重ねて巻くことでビニールが衝撃を吸収し、飛来物による凹みを防ぐことができます。
まさに、台風対策の秘策と言えるでしょう。
パーツを取り外して破損を防ぐ
大型のウイングやドアバイザーは風を受けやすいパーツです。強風時は、取り外しが可能な場合は外しておくと安心です。
取り外しができない場合は、しっかりと固定されているか確認し、必要であればテープなどで養生しておきましょう。
また、高価なホイールやエアロパーツなども、強風で飛来した砂や小石による傷を防ぐため、取り外すか、カバーをかけることを検討しましょう。
ジャッキアップで浸水を避ける
水害が予想される場合、車は地面から高さを確保することが重要です。
ジャッキアップして車体を持ち上げることで、浸水による被害を軽減できます。しかし、ジャッキアップはあくまで最終手段です。
強風などにより車がジャッキから落下するリスクも考えられますので、安全な場所に移動させることをお勧めします。
浸水してもぬかるまないコンクリートなどの堅固な場所を選んで作業を行い、近くに高台や立体駐車場がある場合はそちらへ移動させましょう。
台風時に役立つ便利アイテム

台風時に役立つアイテムには、以下のようなものがあります
ボディカバー
飛来物による被害を最小限に抑えるために役立ちます。簡単に一人で着脱できるタイプもあり、備えておくと安心です。
選ぶ際は風に飛ばされにくいデザインのものを選ぶと良いでしょう。
また、カバーをかける際に毛布などのクッション素材を入れると、さらに効果が高まります。
レインコート
運転中に被災し、雨に濡れながら作業をしなければならない場合、レインコートがあれば体力の消耗を少しでも防ぐことができます。
撥水剤
激しい雨でワイパーだけでは視界が不十分になることがあるため、フロントガラスに撥水剤を施しておくと良いでしょう。
脱出ハンマー
冠水した場所に進入し、浸水でドアが開かなくなった場合には、素手でガラスを割るのは困難です。
そのような時に脱出ハンマーがあれば、命を守る助けになります。
台風発生時の行動指針
安全に避難する
台風の接近は、自動車の運転にとって大きな脅威となります。
強風や豪雨は視界を遮り、道路を冠水させ、危険な状況を作り出す可能性があります。外出中に台風の接近を感じたら、直ちに安全な場所に車を停めて避難しましょう。
地下駐車場や頑丈な建物の軒下など、風の影響を受けにくい場所を選ぶことが重要です。無理な運転は避け、天候が回復するまで車内で安全を確保しましょう。
運転を控える
安全な場所に車を駐車したら、運転は極力控えましょう。強風は走行中の車を横転させる危険があり、特に橋の上や海岸沿い、ビルの谷間は注意が必要です。
また、強風でドアが勢いよく開き、ケガや車の部品破損につながる可能性もあります。安全を第一に考え、台風が過ぎるまで車を安全な場所に保管し、やむを得ない状況を除いて運転は控えるようにしましょう。
台風時に車を運転する際の注意点
台風時には車の運転を控えるべきですが、どうしても運転しなければならないことがあるかと思います。
以下で台風時に車を運転する際の注意点について解説します。
速度を控えめにする
台風の接近時は、普段とは異なる運転上の注意点があります。
まず、安全運転を心がけ、速度を控えめにすることが重要です。
強風にあおられてハンドル操作が不安定になる場合や、横風によって車体が流されることもあるため、細心の注意を払いましょう。
また、冠水した道路や倒木、電線が垂れ下がっている場所など、危険な場所は絶対に避けてください。視界が悪くなることも想定し、こまめなワイパーの使用や、フォグランプの活用も検討しましょう。
冠水してしまった場合は水深を確認する
万が一、冠水した道路を走行中に車が動かなくなってしまった場合は、まず水深を確認しましょう。
一般的に、車のフロアより水深が深くなると、エンジンに水が入りやすくなり、車が動かなくなる可能性があります。水深が深い場合は、無理に脱出しようとせず、安全な場所に避難することを優先してください。
車内に水が浸入してきた場合は、落ち着いてドアを開け、脱出経路を確保しましょう。窓が開かない場合は、脱出ハンマーなどを使って窓を割ることも検討しましょう。
避難する際は、周囲の状況をよく確認し、二次災害に巻き込まれないように注意してください。
関連記事:車両保険は冠水した水没車にも適用される?台風などで車が水没したときの対処法
台風後の対応

台風後、車が水没してしまった場合は、適切な対応が重要です。
台風が過ぎ去り、一安心したところで、忘れずに確認しておきたいことがあります。
以下の点をチェックしましょう。
冠水や浸水後はエンジンをかけない
まず、絶対にエンジンを始動しないでください。
水没した車にエンジンをかけることは、命に関わる危険な行為です。水や土砂が車内に侵入すると、電気系統がショートし、発火や爆発を引き起こす可能性があります。
また、エンジンに水が入っている状態で始動すると、エンジンが故障し、修理費用が高額になる可能性があります。見た目では損傷が確認できなくても、冠水や浸水した車のエンジンは絶対にかけないようにしてください。
次に、バッテリーの取り扱いにも注意が必要です。水没した車は、電気系統がショートしている可能性があり、感電する危険性があります。バッテリーの端子を外す際は、ゴム手袋を着用するなど、安全に配慮してください。
特に電気自動車やハイブリッド車は、高電圧バッテリーを搭載しているため、むやみに触れると感電するリスクがあります。台風後、車内から水が引いたとしても、自己判断でエンジンをかけずに、専門業者に修理を依頼しましょう。
修理が必要な場合は、JAFや自動車保険のロードサービス、自動車ディーラー、整備工場などに連絡し、レッカー移動を依頼してください。安全を第一に考え、適切な対応を心がけましょう。
早めに洗車を行う
強い風雨にさらされた車はとても汚れています。
特に台風は海上の水蒸気が巻き上げられて発生するため、雨に海水の塩分が含まれています。
激しい風雨に見舞われた車は、とても汚れています。
特に台風の雨は、海から巻き上げられた塩分を含んでいるため、車に付着した汚れをそのままにしていると、海水中の塩分により金属部品が劣化しやすくなってしまうのです。
台風の後はできるだけ早く、いつもより丁寧に洗車をしましょう。
台風の後は、いつもの洗車よりも丁寧に汚れを落としましょう。以下が洗車の手順となります。
台風後の洗車の手順
- 車全体に水をかけ、汚れを洗い流す
- 洗剤を含ませた柔らかいスポンジで、ボディ、タイヤやホイールなど、手の届く範囲を丁寧に洗う
- 洗剤の泡が乾く前に水で洗剤を洗い流し、泡が残らないようにする
- ワイパーに付いた汚れも忘れずに、しっかりと拭き取る
- 乾いたタオルで車全体を丁寧に拭き上げる
損害があった場合は保険請求をする
台風による車の被害は、車両保険によって守られる場合があります。
車両保険は、契約者が自分の車の損害に対して補償を受けられる保険です。
台風による冠水や浸水、他の車との衝突、土砂災害、飛来物による損害などが補償の対象となるケースがあります。
保険商品やプランによって異なりますが、通常、修理費から自己負担分(免責金額)を差し引いた金額が保険金として支払われます。特に、冠水や浸水によって車が全損(修理が不可能な状態)になった場合は、車両保険金の全額が支払われることがあります。
もし車両保険に加入しているのなら、台風による車の被害に遭った場合は、すぐに保険会社に連絡し、請求手続きを進めましょう。
水没車の取り扱いには気を付けよう
水没車の取り扱いについては、専門家の指示を仰ぐのが最善です。
JAFや保険会社のロードサービスに連絡し、レッカー移動を依頼しましょう。保険に加入している場合は、速やかに保険会社にも連絡し、水没車の状況を報告してください。
保険会社によっては、修理費用や代車費用を補償してくれる場合があります。水没車の修理は専門的な知識が必要となるため、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。
まとめ
台風は、強風、冠水、高波・高潮、土砂災害など、車に様々な被害をもたらす可能性があります。
大切な車を守るために、事前にリスクを理解し、適切な対策を講じることが重要です。
車を高い場所へ移動させたり、周囲の飛ばされやすい物を撤去したり、自動車保険の見直しなど、様々な対策があります。
また、台風が来た際には、安全な場所に車を避難させ、運転は極力控えましょう。台風後は、車の状態を点検し、必要に応じて修理や保険請求などの対応を行いましょう。
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関連サイト:雨漏り修理業者どこに頼む?おすすめ比較ランキング

この記事の監修者
浅野 悠
「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。
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