普通車の廃車手続き方法と必要書類

廃車について、手順や必要書類の確認などその煩雑な手続きに不安や面倒臭さを感じる方は多いのではないかと思います。
そういった方々のお悩みを解決するためにソコカラでは、煩わしい廃車手続きをすべて無料で代行いたします。ご安心してお任せください!
どんな準備や手続きが必要になるのか知っていただくことで実際の廃車の際には、よりスムーズな手続きが可能になりますので、ここでは一般的な廃車手続きについてご説明いたします。

普通車の廃車手続き方法と必要書類

普通車とは

自動車には道路運送車両法によるものと道路交通法によるものの2つの分類があります。自動車の検査、登録、届出、強制保険については道路運送車両法が、運転免許、交通取締については道路交通法の分類が用いられます。
廃車手続きについては道路運送車両法による分類が適用されます。

その中で一般的に「普通車」と表現される自動車は、上記表の普通自動車ではなく

  • 普通自動車の中の乗用車
  • 小型自動車の中の乗用車

を指します。つまり排気量660ccを超える乗用車が、一般的に普通車と呼ばれています。

普通車の廃車手続き

それぞれの廃車手続きについて必要な手順は以下の通りです。

(永久抹消登録)普通車の廃車の流れ

必要書類を揃えたら管轄の陸運支局へ!

※必要書類は下段「自分で永久抹消登録をする場合に必要な書類」を参照

陸運支局での手続きの手順は以下の通りです。

1
書類販売窓口で「第3号様式の3」を購入して、車検証を確認しながら必要項目を記入します。 その際引取業者から連絡を受けた「移動報告番号」と「解体記録日」を記載します。

※重量税還付手続きする時は振込口座を記入します。

2
ナンバープレートを返納窓口に返納します。
3
「手数料納付書」の必要項目を記入します。(この際一時抹消登録と違い印紙を貼る必要はありません)
4
必要書類を陸運支局の登録窓口に提出して、記入漏れ、誤記入等がなければ永久抹消登録は完了です。
5
重量税還付がある時は「自動車重量税還付申請書付表1」が発行されます。

※永久抹消登録のみの場合、何の書類も発行されません。

(一時抹消登録)普通車の廃車の流れ

必要書類を揃えたら管轄の陸運支局へ!

※必要書類は下段「一時抹消登録申請をする場合に必要な書類」「解体届出の手続きをする場合に必要な書類」を参照

陸運支局での手続きの手順は以下の通りです。

1
書類販売窓口で「第3号様式の2」を購入して、車検証を確認しながら必要項目を記入します。
2
ナンバープレートを返納窓口に返納します。
3
「手数料納付書」の必要項目を記入して一時抹消登録手数料350円の印紙を貼ります。
4
必要書類を陸運支局の登録窓口に提出して、記入漏れ、誤記入等がなければ「一時抹消登録証明書」が発行されます。

普通車を一時抹消登録後に解体する場合

一時抹消登録後、自動車を解体処理した場合、引取り業者から「移動報告番号」及び「解体記録日」の連絡が来てから「解体届」をする必要があります。

手続きのために必要となる書類は以下の通りです。

  • 一時抹消登録証明書(原本)

代理人が申請に行く場合、解体届出用の委任状が別途必要になります。

上記の書類を揃えたら管轄の陸運支局へ!

陸運支局での手続きの手順は以下の通りです。

1
書類販売窓口で「第3号様式の3」を購入して、車検証を確認しながら必要項目を記入します。 その際引取業者から連絡を受けた「移動報告番号」と「解体記録日」を記載します。

※重量税還付手続きする時は振込口座を記入します。

2
必要書類を陸運支局の登録窓口に提出して、記入漏れ、誤記入等がなければ永久抹消登録は完了です。
3
重量税還付がある時は「自動車重量税還付申請書付表1」が発行されます。

※永久抹消登録のみの場合、何の書類も発行されません。

自分で永久抹消登録をする場合に必要な書類

普通車

  • 車検証
  • ナンバープレート2枚
  • 車検証に記載されている所有者の印鑑登録証明書

※車検証と印鑑登録証明書の住所が異なる場合は住民票等変更の履歴が確認できる書類が必要

代理人が陸運支局へいく場合

  • 委任状(所有者の印鑑証明印の押印が必要)

軽自動車

  • 車検証
  • ナンバープレート2枚
  • 車検証に記載されている所有者/使用者の認印

代理人が軽自動車検査協会へいく場合

  • 委任状(所有者の印鑑証明印の押印が必要)

一時抹消登録申請をする場合に必要な書類

普通車

  • 車検証
  • ナンバープレート2枚
  • 車検証に記載されている所有者の印鑑登録証明書

※車検証と印鑑登録証明書の住所が異なる場合は住民票等変更の履歴が確認できる書類が必要

代理人が陸運支局へいく場合

  • 委任状(所有者の印鑑証明印の押印が必要)

軽自動車

  • 車検証
  • ナンバープレート2枚
  • 車検証に記載されている所有者/使用者の認印

代理人が軽自動車検査協会へいく場合

  • 委任状(所有者の印鑑証明印の押印が必要)

解体届出の手続きをする場合に必要な書類

普通車

  • 一時抹消登録証明書(原本)

代理人が申請に行く場合

  • 解体届出用の委任状が別途必要になります。

軽自動車

  • 必要書類は永久抹消登録申請手続きと同様

代理人が申請に行く場合

  • 他に実印が押印された永久抹消用の委任状が必要

追加で別途書類が必要な場合

複数回の転入をされている場合

繋がりの確認ができる複数枚の住民票(除票)、もしくは戸籍の附票(住所の変更履歴が記載された戸籍謄本の附票)が別途必要になります。また氏名変更を行う場合は、車検証記載の氏名から、現氏名への変更が記載された住民票が必要になります。

所有者の印鑑証明と車検証の内容に相違があった場合

車検証の所有者、印鑑証明書それぞれの氏名・住所が同一でなければ陸運局での手続きができません。

住民票

引越しが一回の場合
発行から2ヶ月以内のもの

戸籍の附票

引越しが二回以上の場合
発行から2ヶ月以内のもの

戸籍謄本 or 抄本

氏名が変わっている場合
発行から2ヶ月以内のもの

車検証上の所有者欄に記載されている名義がディーラーやローン会社の場合

所有者がローン会社(信販会社・ディーラー)・法人の場合は、購入した販売店に以下の書類を取り寄せする事ができます。
印鑑登録の承認書は利用することはできません。

印鑑証明書

ローン会社または
法人から発行してもらいます

譲渡証明書

住所が異なる場合は
登記簿謄本が必要です
発行から2ヶ月以内のもの

委任状

発行から2ヶ月以内のもの

その他の特殊な事例としては下記のような場合もございますが、不明またはご不安の際はぜひ当社までご相談ください。

  • お車の所有者が既にお亡くなりになられている場合
  • 車検証等の必要書類を紛失している場合
  • 緑色ナンバープレートの普通自動車の場合
  • お車の所有者が未成年の場合

普通車の廃車手続きにおける注意点

廃車のイメージ画像

普通車の廃車手続きは、上記の方法で実践できます。しかし、実際に廃車の手続きをする際には、いくつかの注意点を把握しておくのも重要です。以下では、普通車の廃車手続きの際に注意すべきポイントを解説します。

自分で廃車にする際には解体費用などがかかる

普通車の廃車手続きを自分で行う場合、さまざまな費用がかかる可能性があります。例えば普通車の解体費用などは、自費で支払うことが求められるでしょう。一般的に解体業者に解体を依頼した場合、10,000万円程度のコストが発生します。

中古車の買取業者に依頼する場合も、市場価値のない普通車に関しては処分費用がかかるケースが多いです。事前に解体・処分費用を考慮して、手続きを進めるのも重要です。また、廃車にする普通車が自走できない場合、レッカー車による移動費用もかかります。

業者によっては無料引取りのケースもありますが、有料の場合には移動距離などによってコストが変動します。解体処理場までの長い距離をレッカー車で移動しなければならない場合、レッカー代が高くつく可能性もあるでしょう。

還付金について調べておく

普通車を廃車にする際には、還付金が受け取れる可能性があります。廃車手続きを行うことで、1年分の自動車税を月割にした金額が還付されます。自動車税の還付金は月をまたぐと1か月分少なくなってしまうため、廃車予定なら早めに手続きを済ませるのがおすすめです。

また、普通車の廃車時に還付金を受け取れるのは、永久抹消登録の場合のみです。一時抹消登録の際には還付されないため、事前に確認しておきましょう。また、還付金に関する申告でミスがある場合には、修正のための通知が行われます。対応が遅れると還付金が振り込まれるタイミングがズレるため、早めの対応がポイントです。

ちなみに、軽自動車は自動車税の還付が行われないため注意しましょう。

廃車手続きは平日の日中しか受け付けていない

普通車の廃車手続きは、平日の日中に管轄の運輸支局で行う必要があります。基本的に平日の9時〜16時までの受付となっているため、日中に休みが取れないと自分で廃車手続きをするのが難しくなるでしょう。

お盆休みやゴールデンウィーク、年末年始なども対応していないため、ライフスタイル次第では手続きをするタイミングが見つからないケースも懸念されます。平日の日中に時間を確保できない場合には、自分で手続きをする以外の方法を考える必要があるでしょう。

ローンの返済途中は車の所有者に注意

普通車のローンを返済している途中の場合、車の所有者がローン会社やディーラーになっていることがあります。所有者が自分でない場合には、自分の手で廃車手続きができません。事前に車の所有者に相談し、所有権の解除をしてもらう必要があります。また、ローンの残債がある場合にも、廃車手続きができません。

廃車にする前にローンを完済し、所有権を自分のものにしておきましょう。車の所有権が誰にあるのかは、車検証の記載から確認可能です。

任意保険は自分で解約手続きが必要

普通車の廃車手続きは、業者に代行してもらうことも可能です。廃車買取の専門業者であれば、各種手続きや書類の準備を代行してくれるケースが多いです。業者によっては無料で手続きを代行してくれるため、廃車の際には廃車買取の専門業者に相談してみるのもおすすめです。

仮に普通車の廃車手続きを業者に代行してもらう場合でも、任意保険の解約手続きは自分で行う必要があります。自賠責保険の解約は対応してもらえることがありますが、任意保険は契約者が行う必要があります。任意保険を契約している会社に連絡し、解約の方法を確認して準備をしておくとよいでしょう。

普通車の廃車手続きを業者に代行してもらうメリット

自動車整備苦情のイメージ画像

普通車の廃車手続きは、専門業者に代行してもらえます。煩雑な手続きや面倒な書類作成も任せられるため、自身で対応が難しい場合には廃車手続きの代行を使うのもおすすめです。以下では、普通車の廃車手続きを業者に代行してもらうメリットを解説します。

手間と時間を削減できる

普通車の廃車手続きを代行してもらうことで、本来かかる手間と作業時間を削減できます。上記で解説したように、普通車の廃車手続きには長いプロセスが発生します。廃車手続きに慣れている人は少ないため、想定以上に時間がかかるケースも多いです。

そのため日常生活に支障が出るなど、多くのデメリットに悩まされる可能性もあります。そのため普通車の廃車手続きを代行してもらい、手間と時間を削減することには大きなメリットがあります。なるべくスムーズに手続きを終えたい場合には、廃車買取の専門業者などに代行を依頼するのがおすすめです。

ミスの訂正などに時間を取られない

普通車の廃車手続きを代行してもらえれば、ミスの訂正などに悩まされません。廃車手続きの際に提出する書類は多いため、ケアレスミスで作り直しになることもあります。ミスが続いて訂正に時間がかかると、廃車手続きにかけるモチベーションが低下し、途中で作業が頓挫する恐れもあります。

その点、廃車手続きを代行してもらえれば、プロが対応するためスムーズに廃車に必要な流れを進められます。ミスがあっても対応する必要はないため、廃車手続きの負担を抑えられます。一方で、廃車手続きに使う書類の準備は、自分自身で行う必要があります。

平日に時間が取れない人でも対応しやすい

先の解説通り、普通車の廃車手続きは平日の日中のみ受け付けています。そのため時間が取れない人ほど、手続きの代行依頼にメリットがあります。廃車手続きを代行してもらえれば、自分自身が平日に休みを取れなくても、問題なく普通車を廃車にできます。会社の有給を、廃車手続きのために使う必要もありません。

廃車手続きを自分で行う場合、ミスによって1日では終わらないケースもあります。そのためせっかく有給を取ったのに、再度手続きのために時間を取らなければならないこともあるでしょう。代行依頼すればそのような問題は解決できるため、平日の日中に仕事をしている人は積極的な活用がおすすめです。

気軽に普通車の廃車が行える

廃車手続き代行サービスを利用することで、気軽に普通車の廃車が行える点もメリットです。廃車手続きは決して簡単ではないため、途中で何度も調べ直したり、書類作成をやり直したりすることもあります。そういった手間が億劫になり、いつまでも普通車を廃車にできないケースも多いです。

使っていない普通車にも税金はかかるため、廃車にせず放置していると無駄なコストが発生します。駐車場代などスペースにかかる費用もかかるため、金銭的なデメリットが大きくなるでしょう。そのため普通車の廃車をするのなら、早めに代行に依頼して対応してもらうのも1つの方法です。

買取のついでに手続きを任せられる

廃車となる普通車も、場合によっては買取が可能です。廃車買取の専門業者に依頼することで、買取のついでに廃車手続きを任せられるため、一石二鳥のメリットを得られるでしょう。自動車の廃車手続きに困っているときには、廃車買取の専門業者に依頼して、買取と手続きの代行を同時に依頼するのがおすすめです。

普通車を廃車にするのなら買取依頼がおすすめ

自動車整備苦情のイメージ画像

普通車を廃車にする際には、まず買取を試してみるのがおすすめです。廃車になるような車でも、買取で値段がつくケースは決して珍しくありません。そのため最初に買取を依頼して、そのうえで廃車にするか判断するとよいでしょう。以下では、廃車となる普通車の買取事情について解説します。

普通車の車種や状態次第では高価買取が可能

普通車の車種や車体の状態によっては、高価買取が可能です。廃車にすると基本的に利益は得られませんが、買取が成立すれば契約時の金額を確保できます。買取で得たお金は車の買い替え費用に使うなど、さまざまな用途が検討できるでしょう。高価買取につながる要素は多々あるため、まずは積極的に確認してみるのがおすすめです。

廃車買取の専門業者を活用するのがポイント

普通車を廃車買取に出す際には、廃車買取の専門業者に依頼するのがポイントです。廃車の買取ノウハウと、その後の売却方法を確立している業者であれば、高価買取に期待できます。他業者では買取できなかった普通車も、高価買取の対象になるケースもあるでしょう。

普通車を廃車買取に出すのなら、廃車買取の専門業者を探して依頼するのがおすすめです。

まずは普通車の査定を依頼してみる

普通車を廃車買取に出すのなら、まずは買取査定を試してみましょう。普通車の車種や走行距離、年式などがわかれば簡単に査定が行えます。複数の買取業者で査定をすることで、相見積もりがスムーズに進められます。最も高い買取価格を提示してくれる業者を選別しやすいため、最適な価格で売却できるでしょう。

普通車の査定は、インターネット経由で行えることも多いです。いつでも好きなタイミングで査定ができるので、簡単に買取価格をチェックできるでしょう。まずは廃車買取の専門業者のホームページにアクセスし、ネット経由の簡単査定から試してみましょう。

わからなことがあるなら問い合わせがおすすめ

普通車を廃車買取に出す場合、さまざまな点でわからないことが出る可能性があります。「具体的にどんな流れで買取をするのか」「事前に準備が必要なのか」など、不明点に悩むこともあるでしょう。わからないことが増えると、買取依頼を躊躇してしまう可能性が高まります。

そこで少しでもわからないことがあるのなら、業者に直接問い合わせてみるのもおすすめです。電話などで直接問い合わせをすれば、わからないことをスムーズに解決できます。基本的にどの業者も丁寧に質問に答えてくれるため、安心して問い合わせができます。

普通車の廃車買取を「ソコカラ」に買取依頼するメリット

普通車を廃車買取に出すのなら、「ソコカラ」に依頼するのがおすすめです。「ソコカラ」は、累計取扱台数が84万台を超える実績を持つ廃車買取業者です。買取保証も99.9%と高く、最低10,000円以上の買取保証もついています。ホームページには多くの買取事例が掲載されているため、相場を確認しつつ買取を依頼できます。

査定・引取・手続き代行にかかる費用のすべてが無料となっているので、お得に利用できるのも特徴です。ホームページとLINEから簡単に査定ができるため、ぜひこの機会に「ソコカラ」で廃車となる普通車の価格をご確認ください。

まとめ

普通車を廃車にする際には、所定の手続きを行う必要があります。必要書類を集めて手続きを終えることで、はじめて車を廃車にできます。まずは基本となる手続きの流れを確認し、廃車にする準備を進めてみるとよいでしょう。廃車となる普通車でも、専門業者に依頼することで高価買取される可能性があります。

「ソコカラ」ならどんな車も買取対象にしているため、普通車の廃車買取も高価買取できるケースが多いです。ぜひこの機会に、「ソコカラ」に買取についてお気軽にご相談ください。

澤井 勝樹

この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたい。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆。

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