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廃車証明書の発行手続きと紛失したときの対処方法

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車を使わなくなったにも関わらずそのまま放置していると税金や保険料がかかってきます。無駄な出費を減らすためにも適切な手続きを行い「廃車証明書」を取得することをおすすめします。

廃車証明書には、 再発行できる書類とできない書類があるため、紛失しないよう保管には十分気を付けましょう

今回は、廃車証明書の基本的な知識から、紛失した際の対処法まで、わかりやすく解説いたします。

廃車証明書とは車輌が使われていないことを証明する書類

廃車証明書とは、運輸支局に登録されている車の情報を取り消し、公道を走れない状態にする手続きが完了した旨を示す文書です。

公道を走る車は「自動車登録ファイル」というデータベースに記録されています。車が必要なくなったり、公道を走らせる必要がなくなったりしたときは、自動車登録ファイルから記録を抹消しなければなりません。

廃車証明書には下記の情報が記載されています。

*車体番号
*登録番号
*型式
*所有者の名義など

車検証とほぼ同等の内容です。

「廃車証明書」はあくまでも通称であって、車輌の分類や手続きの内容によって正式名称が異なる点に注意しましょう。普通自動車と軽自動車では、それぞれ下記が正式名称です。

「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の違いは、登録している車を永久的に使用しないようにするか、一時的に使用しないようにするかです。

一時抹消登録の場合、自動車登録ファイルの記録を後で復活させることができますが、永久抹消登録ではできません。

車を解体したり災害や盗難で滅失したりした場合は、永久抹消登録を行います。

一時抹消登録をした車輌を再登録する際に使われるだけでなく、車の自賠責保険を解約したり、任意保険を中断したりする際にも廃車証明書の写しの提出が求められます。

廃車証明書が手元になければ、保険料の還付金を受け取ることができなくなるため、手続きを行った後は大切に保管しましょう。

紛失したときの3つの対処方法

廃車証明書を紛失してしまったら、どうすればよいのでしょうか。
ここでは、普通自動車の手続きを行った際に発行される「登録事項等証明書」「登録識別情報等通知書」や、軽自動車の手続きを行った際に発行される「検査記録事項等証明書」「自動車検査証返納証明書」を紛失した場合の対処方法を解説します。

「登録事項等証明書」は陸運局で再発行の手続きが可能

登録事項等証明書は、主に永久抹消手続きを行ったことを証明するために発行する書類であり、発行手続きをしたときと同様、最寄りの陸運局の窓口で再発行できます。

再発行の手続きを行うためには、次の4点が必要です。

*運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類
*本人の署名と押印がなされた申請書(第3号様式)
*自動車登録番号(ナンバープレートの番号)
*車台番号の下7桁

注意が必要なのは、自動車登録番号と車台番号の下7桁です。とくに車台番号は知らない方や覚えていない方が多いため、あらかじめ車検証などで調べ、メモを残しておくと安心です。

「検査記録事項等証明書」も軽自動車検査協会で再発行の手続きが可能

検査記録事項等証明書は、普通車の登録事項等証明書と同じ役割りを持つ書類です。再発行を行うには、下記の書類を準備し、軽自動車検査協会へ提出しましょう。

*本人の氏名・住所を記載した交付請求書(軽第3号様式)
*車両番号(ナンバープレートの番号)
*車台番号

「登録識別情報等通知書」を紛失したら3点の書類を準備しよう

一方で、登録識別情報等通知書は原則として再発行できません。

しかし、再発行ができない代わりに、一時抹消登録を行った車を再登録することは可能です。その場合、次の3点の書類を準備し、お近くの運輸支局で手続きを行いましょう。

*登録識別情報等証明書の遺失などに係る新規検査・登録申立書
*登録事項等証明書
*印鑑証明書

登録事項等証明書を再発行しない場合は、下記のいずれかが必要です。

*車を所有していたことを証明できる車検証の写し
*自動車税納付済領収書、車台番号の拓本(石刷り)の2点

「自動車検査証返納証明書」を紛失した場合も6点の書類提出が必要

登録識別情報等通知書と同様に、自動車検査証返納証明書も原則として再発行ができません。もし紛失してしまった場合は、お近くの軽自動車検査協会にて、新たに再登録手続きを行う必要があります。必要な書類は次の6点です。

*自動車検査証返納証明書などの遺失などに係る新規検査願出書
*新規検査願出誓約書
*自動車検査証返納証明書紛顛末・誓約書
*車台番号の拓本(石刷り)
*印鑑証明書
*実印

車台番号の拓本はあまり目にしたことがない方が多いかもしれません。

車台番号は、エンジンルームや運転席の下部に打刻されており、そこに紙を当て鉛筆で写し取ったものを車台番号の拓本といいます。

軽自動車の場合は必要書類が多く、すべての手続きが完了するまで約1週間程度の時間がかかります。

まとめ

今回は、廃車証明書の基本知識と、紛失してしまった場合の対処法を解説しました。

手続きに応じて発行される書類に違いがあるということ、また普通車か軽自動車かによっても違いがあるということをご理解いただけたと思います。

「登録事項等証明書」や「検査記録事項等証明書」を紛失した場合は、正当な理由があれば最寄りの運輸支局や軽自動車検査協会で再発行できます。

しかし、「登録識別情報等通知書」や、「自動車検査証返納証明書」は、原則として再発行できません。いつ必要になるか分かりませんので、紛失しないように保管しておきましょう。

この記事を書いた人

広報部として、日々車に関するあらゆるノウハウを学ぶ。 おもに、車に起きるトラブルの対処法やお役だち成功など、車の豆知識に関するコラムを執筆。

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