2022.06.27

普通自動車を廃車するにはどうしたらいい?完全マニュアル

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「壊れてしまい乗っていない車があるから廃車にしたい」と考えつつも「廃車にするにはどうしたら良いのか分からない」と悩みを抱える方は多いです。

そこで今回の記事では、廃車とは何か?、廃車にするにはどうしたらいいのか?を解説していきます。

そもそも廃車とは?

廃車と聞くと、ボロボロで乗れないような自動車を想像する方は多いです。しかし、廃車とは車の状態を指す言葉ではなく、法律上で車籍が抹消され公道を走れない状態を指す言葉です。

そのため、車検が切れて乗らなくなっただけ、解体するだけでは、廃車とは言えません。

そのまま放置してしまうと自動車税の納税義務が発生し続けます。

余計な出費を抑えるためには、法律に沿って手続きを行う必要があります。

以下では、個人で行う際の廃車手続きの方法を2つ解説していきます。

今後車に乗らないなら永久抹消登録をする

「もう2度と車に乗らないから廃車にしたい」という場合は永久抹消登録を行う必要があります。

永久抹消登録とは、名前の通り永久に車籍を抹消するという自動車リサイクル法上の登録のことです。

実際に永久抹消登録においては、車を解体する必要があるので永久に公道を走れなくなります。

永久抹消登録は、リサイクル業者へ解体を依頼し、使用済自動車引取証明書を受け取った後、必要書類をそろえて陸運支局で手続きすることで可能です。

永久抹消登録の手続きの流れ

以下に、永久抹消登録の手続きを個人で行う際の流れを解説します。

①業者に車を解体してもらい、解体証明書をもらう

永久抹消登録を行うには、業者に解体してもらい「使用済自動車引取証明書」を用意してもらう必要があります。

②ナンバープレートを外す

解体業者に依頼し、自動車のナンバープレートの前後2枚を外し取っておきます。

③書類とナンバープレートを用意する。

永久抹消登録を行うには、以下の書類を用意する必要があります。

  • 所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
  • 所有者の実印
  • 身分証明書
  • 自賠責保険証(車検が切れている場合は必要なし)
  • 移動報告番号(使用済自動車引取証明書)
  • ナンバープレート(前と後ろの2枚)
  • 自動車検査証

④運輸支局にて廃車の永久抹消登録を行う

(注意)運輸支局は平日のみしか開いていません。事前にお住まいの地域の運輸支局の受付時間を調べておくことをオススメします。

運輸支局に③で用意した書類とナンバープレートをもっていきます。

また、以下の書類も用意し手続きを行います。

  • 手数料納付書
  • 自動車税申告書(地域によっては必要ないところもある)
  • OCR申請書

⑤自動車税の手続きを行う

 自動車税申告窓口にて税申告の手続き・提出する(税止め)

 後日、自動車税の還付がある場合は、2ヶ月程度で各都道府県税事務所から

 還付通知が届きます。

※軽自動車は自動車税を還付できません。

※地域によっては申告が不要な場合がありますので、詳しくは窓口にてご確認ください。

⑥終了

以上の流れで、自動車の永久抹消登録は完了です。

一時抹消登録を行う

「長期間車に乗らないけどまた車に乗るかもしれない」という場合は一時抹消登録を行う必要があります。

一時抹消登録とは、名前の通り一時的に抹消登録を行うことを指します。

一時抹消登録を行うと、公道で車に乗れなくなりますが自動車税の支払いが不要になったり、保険料の支払い義務が無くなるなどのメリットがあります。

一般的に、自動車が盗まれた場合や長期的な入院に伴って一時抹消登録をされる方が多いです。

一時抹消登録の手続きの流れ

①ナンバープレートを外す

 自動車のナンバープレートを前後2枚外します。

(※ナンバーを外した自動車は公道を走ることはできません。)

②書類とナンバープレートを用意する。

一時抹消登録を行うには以下の書類を用意しておく必要があります。

  • 自動車検査証
  • 所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
  • 所有者の実印
  • 身分証明書
  • 自賠責保険証(車検が切れている場合は必要なし)
  • ナンバープレート(前後2枚)

③運輸支局にて廃車の一時抹消登録を行う

運輸支局では、以下の書類を用意する必要があります。

  • 手数料納付書
  • OCR申請書
  • 自動車税申告書(地域によっては必要ないところもある)

必要書類の提出場所とナンバープレートの返却窓口は違いますので注意が必要です。

また、一時抹消登録の場合は提出書類が再度必要になることがあるため書類提出後に書類を再度受け取る必要があります。

④自動車税の手続きを行う

 自動車税申告窓口にて税申告の手続き・提出する(税止め)

 後日、自動車税の還付がある場合は、2ヶ月程度で各都道府県税事務所から

 還付通知が届きます。

※軽自動車は自動車税還付することはできません。

※地域によっては申告が不要な場合があります。

詳しくは、各都道府県にある自動車税事務所へお問い合わせください。

⑤終了

以上の流れで、自動車の一時抹消登録は完了です。

廃車手続きを廃車買取業者に頼むという方法もある

廃車には、書類の準備、平日の日中しか受付を行っていない運輸支局へ行き手続きを行うなど煩雑で面倒な作業を多数行う必要があります。

そのため、いくら廃車手続きをすると自動車税がかからないなどのメリットがあると分かっていても忙しい社会人には億劫な作業となりがちです。

しかし、廃車買取業者に頼むと書類を用意できれば廃車手続きを無料で代行してくれます。また、そのまま破棄しようとすると廃車費用がかかる車に値段をつけ買い取ってくれることもあります。

そのため忙しい方や「面倒な手続き時間を別のことに使いたい」という方は廃車買取業者への依頼がおすすめです。

【まとめ】

流れを抑えて廃車手続きをスムーズに行おう

廃車にした自動車は公道を走ることが出来なくなる一方、自動車税がかからないなどのメリットがあります。

廃車には「2度と車に乗れない」永久抹消登録と「手続きを行うとまた車に乗ることが出来る」一時抹消登録があり、どちらも所定の書類提出のほかさまざまな手続きが必要となるため、時間がとれないという方は専門業者への依頼がおすすめです。

自分で廃車手続きを行う、業者に依頼するいずれの場合でも、必要な書類はなにか、どのような流れで進むのかを理解しておけば、スムーズに廃車手続きを進められるでしょう。


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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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