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廃車供養とは?愛車に別れを告げる大事な儀式

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廃車供養とは、亡くなった人やペットに行うように、廃車前に車を供養することです。廃車供養をすることで、長い間乗り続け、役目を終えた愛車に感謝とねぎらいの気持ちを表しましょう。

廃車供養のタイミングは、車が何らかの理由で公道を走行できなくなり、永久抹消登録を行う前です。御神酒かお清め塩を用意すれば、自分で行うことも可能ですが、神社やお寺に依頼することで、より本格的な廃車式を行えます。

今回は、廃車供養についての基礎知識や方法、必要な費用などについて解説します。

廃車供養は愛車に感謝とねぎらいを込めて行う儀式

供養は、亡くなった人や動物に対して行うものというのが一般的な考えです。車は生き物ではありません。しかし、長年乗り続けていた車であれば特別愛情深い思い出もたくさんあることでしょう。

廃車供養は、役目を終えた愛車に対し「今までお疲れさま」という感謝とねぎらいの気持ちを表し、別れを惜しむための儀式です。

廃車供養のタイミングは永久抹消登録を行う前

廃車供養を行うタイミングは、永久抹消登録の手続きを決めた直後です。永久抹消登録とは、災害や事故などで車が使用できない、または既に車体を解体済みの場合に行う手続きです。

順序としては、永久抹消登録する予定の車がまだ手元にあるうちに廃車供養を行い、その後解体し、運輸支局で永久抹消登録の手続きを行います。

廃車供養の方法と必要な費用は数百円~二千円

廃車供養は、まずは車を洗車するところから始めます。愛車を気持ちよく送り出すためには、車体の外側だけでなく、車内もきれいに掃除しましょう。

洗車が済んだら、まずは車のダッシュボードに白い紙を敷いて、あらかじめ用意した御神酒またはお清め塩をお供えします。供えた御神酒やお清め塩は半日〜1日ほど置いてから片付けてください。

次にボンネットを開け、お神酒かお清め塩を車の前方に置きます。車に向かって神拝詞をあげ、神社にお参りをするときのように、2回礼をして2回手を軽く叩き、最後にもう1回礼をする流れです。

可能であれば祝詞をあげてもよいですし、車内だけでなく、前車輪の前に盛り塩を置くのもよいでしょう。費用は数百円〜二千円程度です。

お寺や神社に頼めば本格的な供養ができる

本格的な供養をしたいので祝詞をあげたいというのであれば、交通安全祈願を受け付けているお寺や神社にお願いしましょう。お寺や神社によっては、祝詞の一連の儀式だけでなく、玉串奉奠(たまぐしほうでん)やお焼香を行ってくれるところもあります。費用は5,000〜20,000円程度です。具体的な費用は依頼先によって異なるため、お世話になっている菩薩寺、または近所によく参拝にいく神社などがあったら事前に相談してみるのもよいでしょう。車をお寺や神社に持ち込むことができない場合は、神主や僧侶が廃車の安置場所まで出張してくれるサービスもあります。

また最近では、廃車の手続きまでしてくれるところもあります。利用したい場合は、廃車供養の料金に廃車手続きが含まれているか、別途料金がかかるのかを聞いておきましょう。

廃車供養のあとの廃車は信頼できる解体業者に依頼しよう

廃車供養が済み、愛車との別れを惜しむ時間が終わったら、運輸支局で永久抹消登録の手続きを行いましょう。手続きが完了したら、いよいよ廃車です。

解体工事には、建設業許可と解体工事業登録のいずれかの資格が必須です。また、解体後、廃棄物となった車を運搬するには許可証が必要になるため、運搬許可エリアや許可証の有効期限も含め、しっかり確認しましょう。

なかには自社で運輸作業を行わず、外部の業者に委託している業者もいます。そういった場合は、外部業者が許可証を持っているかどうかも必ず確認してください。

解体業者に依頼する際は、これらの資格を持った、信頼できる業者を選びましょう。万が一資格のない業者に廃車を依頼してしまうと、不当な追加費用を請求されたり、廃棄物を不法投棄したりなど、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

廃車にする前に廃車供養で愛車に感謝の気持ちを伝えよう

長年一緒に走り続けた愛車との別れは悲しいものです。愛車への感謝やねぎらいの気持ちを伝え、別れを惜しむのであれば、廃車にする前に廃車供養をしましょう。

廃車供養は個人で行うこともできますが、本格的な廃車式がしたい場合は、交通安全祈願を受け付けている神社やお寺に依頼するのをおすすめします。

この記事を書いた人

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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