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【図解】光軸がズレてるかも?その原因と交換方法をご紹介!

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普段当たり前のように使っている車のヘッドライト。
実は繊細なパーツで、きちんとした調整が必要なことはご存知ですか?

そこを見落としてしまった結果、車検に通らなかったというケースは意外と多いです。

この記事では、ヘッドライトの光軸のお話を中心に、ズレをチェックする方法やその原因についてご紹介します。

光軸とは?

ヘッドライトの光が照らす方向のことを『光軸』と言います。

ヘッドライトについては『道路運送車両の保安基準の細目を定める告示』の第198条で保つべき性能や条件が明確に定められています。

【参照】道路運送車両の保安基準の細目を定める告示』の第198条

https://www.mlit.go.jp/common/001056460.pdf

光軸にも一定の基準が設けられており、この軸がズレてしまうとヘッドライト本来の性能を発揮できず、事故に繋がる可能性もあるため、車検でもしっかり検査される項目の一つになっています。

光軸はなぜズレる?

光軸がズレてしまう原因は主に2つあります。

1.段差の乗り上げ時などの衝撃

車に何らかの衝撃が加わったことがきっかけで、光軸がズレてしまうパターンがあります。

2006年以降に製造された車であれば「レベライザー」と呼ばれるダイヤルを調節すれば光軸の調整が可能です。

ただ、この対処法は一時的に調整するものであり、もし光軸が常にズレているという場合は、根本からきちんと調整しなおさなければなりません。

2.バルブを交換する際に調整が不十分

ヘッドライトのバルブを純正のものから社外バルブに交換する場合も、きちんと調整を行わなければ元の光軸からズレてしまうことがあります。

ヘッドライトはハイビーム時で100m先、ロービーム時でも40m先の障害物を確認できなければいけません。

しかし光軸が1cmでもズレてしまったら、その範囲を照らせなくなってしまうため、純正バルブを交換した際はきちんと最後まで微調整をしなければならないのです。

光軸のズレを調整するにはどうすればいい?

自分の車の光軸がズレているかどうかを確認する方法があります。

バルブの交換を行う時は、この方法で確認を行いながら調整しましょう。

1.壁から3mほど離れた場所に車を駐車する

まずは車を壁に垂直に向け、3mほど離したところに駐車します。

ライトを照射する際、近づきすぎても遠すぎても光軸のズレが判断できないので、適切な距離をとることがポイントです。

2.壁に向けてライトを照射する

ヘッドライトをつけ、壁を照らすようにして光軸を確認します。

3.カットオフラインの部分に印をつける

ヘッドライトのロービームには「カットオフライン」という仕様が施されています。

これは対向車がライトでまぶしくないようにするための工夫で、日本車の場合は右側が少し下がったように照らされます(図1参照)。

反対に、外国産の車の場合は対向車が左側に来ますので、カットオフラインは左側が少し下がって照らされるよう工夫されています。

ちなみに、カットオフラインの起点となる部分は「エルボー点」と呼ばれ、車検の時はこのエルボー点の位置が測定されます。

ヘッドライトで壁を照らすと下がった部分が良く見えますので、カットオフラインに沿ってテープを貼り、目印を残します。

4.バルブ交換後、再度壁を照らしてみる

バルブを交換して壁をもう一度照らしてみると、3で目印を付けた位置からカットラインがずれていることがあります。これが光軸の歪みによる現象です。(図2参照)

図2のように、本来のカットオフラインより上向きに光軸がズレてしまった場合、ロービームでも対向車のドライバーにとっては非常にまぶしく見えてしまいます。反対に、カットオフラインより下がってしまった場合は、既定の範囲を照らせません。

どちらの場合も光軸の調整を行わなければ事故に繋がる可能性があります。

ライトの裏側に光軸調整用のネジが2か所あり、1か所は上下の調整、もう1か所は左右の調整が可能です。柄の長いドライバーがあれば調整可能ですが、力加減を誤るとネジが壊れてしまう可能性がありますので注意が必要です。

整備業者へ依頼する方法が安心

車の置き場所によっては、マーキングできるような場所がない方も多いでしょう。また、光軸の調整には緻密な作業が必要なので、うまく調整できない場合もあると思います。

整備業者へ光軸の調整を依頼する場合、費用の相場としては数千円程度ですので、安全に運転するために、そして車検にスムーズに合格するためにも、プロに依頼した方が安心です。

光軸の歪みは百害あって一利なし。きちんとメンテナンスしよう

光軸は意外にズレやすく、もし光が上向いてしまった場合はロービームでも対向車のドライバーはまぶしく感じてしまうので、安全に運転するためにはメンテナンスが必須です。

自分で光軸を確認・調整する方法はありますが、慣れていない場合はプロに依頼した方が良いでしょう。

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