2020.10.12

車両番号って何?車体番号や車台番号と何が違うのか徹底解説!

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誰が、どんな車に乗っていて、その車は普段どこに保管されているのか…
陸運局では登録された車に関する様々な情報を管理しています。
それらの膨大な情報を管理・識別するために、車には「車両番号」が割り振られています。

この記事では車両番号にまつわる話から、よく混同される「車体番号」「車台番号」との違いについてご紹介します。

車両番号とは?

「車両番号」とはナンバープレートに書かれた番号のことを指します。正確には、「車両番号」とは軽自動車のナンバープレートのことで、普通車のナンバープレートについては「登録番号」が正しい定義になります。

これらは車輌の識別や車輌の所有者を特定するために振り分けられており、陸運局が登録・管理します。

車両番号の意味

車両番号にはその文字や数字の組み合わせによって意味があります。

例えば「名古屋 123 た 4567」という番号だった場合、

・名古屋→  車輌を管轄している陸運局や自動車検査事務所名を表す地名
・123→  自動車の種別を識別する番号
・た  →  自動車が自家用車なのか、事業用車なのか、
       レンタカーなのかを識別する番号
・4567→ 連番で発行される番号(指定することも可能)

このような意味があり、車を特定するのに必要な情報が詰まっています。

車両番号に「お・し・へ・ん」は使われない

車両番号に入っているひらがなは、下記のルールに則って振り分けられます。

・自家用車(普通車)→  「さ」から始まり、すべての番号が払い出されると
              50音順に次のひらがなが割り振られる
・自家用車(軽自動車)→ 「あ」から始まり、すべての番号が払い出されると
              50音順に次のひらがなが割り振られる
・事業用車(普通車)→  「あ」~「こ」、「を」のひらがなが割り振られる
・事業用車(軽自動車)→ 「り」「れ」のひらがなが割り振られる
・レンタカー→      「わ」「れ」(軽自動車の場合は「わ」のみ)の
              ひらがなが割り振られる

ただし、下記のひらがなは車両番号に使われません。

「お」→ あ・す・むと見間違える可能性があることに加え、
     発音も「を」と同じなため
「し」→ 「死」を連想させてしまい、縁起が悪いため
「へ」→ 「屁」を連想させてしまい、イメージが悪いため
「ん」→ 発音しにくいため

「し」「へ」「ん」が使われない理由については、意外な印象を受けた方も多いのではないでしょうか。
実は日本人らしい感性が車両番号に反映されていたんですね。
ちなみに、車両番号の下4桁にも「42」や「49」は縁起が悪いため希望がない限りは使われません。

車体番号・車台番号とは?

車両番号とよく混同されるのが「車体番号(しゃたいばんごう)」です。正式には「車台番号(しゃだいばんごう)」であり、車検証にも「車台番号」と掲載されているのですが、一般的な認知度が高いのは「車体番号」であり、ややこしさに拍車をかけています。
※このコラムでは「車体番号」で統一してご説明します。

車体番号の役割

車体番号はメーカーからの届け出を受けて国土交通省が割り振ります。ナンバープレートとは違い、アルファベットや数字の組み合わせで構成されています。それぞれが車種やグレード、製造場所などを表しており、専門業者はその番号の組み合わせを聞いただけでどの車なのか判断できます。

ただ、一般的にはどの番号の組み合わせが何を示すのかについての情報は公開されていません。

車体番号にはその車の情報が詰まっていますので、部品交換やリコール対象の際に確認するケースが多いです。

1台ずつ振り分けられる番号なので、同じ番号のものは2つとありません。そのために盗難車捜索のためにも使われることがありますが、その捜索から逃れるために盗んだ犯人が車体番号を識別不能になるまで削り取ってしまうケースもあります。

万が一、人気が高く、一般的には相場が高額な車が格安で売られている場合は、車体番号を確認してみるのも防犯対策の一つです。

車体番号の確認

車体番号とは車検証に記載されている他に、車体にあるコーションプレートというものにも打刻されています。(図1参照)

車検証には、車台番号と書かれた欄に記載されています。

コーションプレートは万が一事故が起こっても損傷しにくいよう車の内側に設置されていることが多く、エンジンルームの近くだったり運転席扉の下部だったりと、車種によって設置場所は異なります。

車体番号を確認する場合は車検証を用いる方が一番早く確実です。

車両番号と車体(車台)番号は全くの別物

混同されがちな車両番号と車体番号ですが、それぞれが担う役割には大きな違いがあります。

・車両番号→陸運局が振り出す番号。
 管轄する地域や車の種別等を表す。    
 ナンバープレートを見れば確認できる。

・車体番号→国土交通省が振り出す番号。
      車種やグレード、製造場所等を表す。
      車検証やコーションプレートを見れば確認できる。

車両保険の加入やリコールの対象かどうかを確認するには車体番号が必要になりますので、間違えないようにその違いや意味を把握しておきましょう。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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