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一度抹消登録した車を再登録する方法

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車の抹消登録の中には「永久抹消登録」と、「一時抹消登録」という方法があります。一時抹消登録をした車であれば再登録し、再び公道を走ることができますが永久抹消登録は再登録することはできません。
今回は、普通車を再登録する方法とその注意点についてまとめました。

再登録のできる抹消登録とは

抹消登録は世間一般では「廃車」と言われることが多く、「廃車=スクラップ」というイメージを抱きがちですが、実際には車の登録を抹消することをいいます。抹消登録には、永久抹消登録と一時抹消登録の2種類があり、「もう永久に乗らないので解体して登録を抹消する」永久抹消登録がスクラップと同義です。

これに対して一時抹消登録は、海外赴任や長期入院などで長期間車に乗れない場合などに一時的に登録を抹消する方法です。そして、一時抹消登録をした車は、再登録することで再び公道を走らせることができます。この再登録のことを「中古新規登録」といいます。

一時抹消登録の有効期限はないため、何年後に再登録しても問題はありません。ただし、乗らずに長期間放置しておくとバッテリーがあがったり、サビが出てきたり、部品に不具合が生じたりすることもあります。再登録して再び乗ることを想定している場合には、乗らない期間も定期的にメンテナンスすることをおすすめします。

一時抹消登録をするメリット

「一時的に使用しないだけであれば、登録を抹消せずにそのまま置いておけばいいのでは?」と思われるかもしれませんが、登録を抹消しておくことで得られるメリットが存在します。

それは、一時抹消登録をしている期間は自動車税・自動車重量税がかからないという点です。また、自賠責保険の加入や車検も不要です。一方で、一時抹消登録をせずに放置しておけば、乗らない間もこれらの費用が必要となります。

では、一時抹消登録をした車を再登録する場合は、具体的にどうすればよいのかについて見ていきましょう。

まずは車庫証明を交付してもらう

一時抹消登録をする前と同じ場所に保管している場合でも、再登録時にあらためて車庫証明の提出が必要になります。保管場所を管轄する警察署で交付してもらいましょう。申請から取得までに3日~4日ほどかかります。

再登録の前には車検を受ける必要がある

一時抹消登録をすると、その時点で車検が切れた状態になります。そのため、再登録の前に運輸支局で車検を受ける必要があります。
車検を受ける方法としては、次の3つのいずれかとなるでしょう。

  • 整備工場やディーラーに依頼する
  • レッカーを手配し、最寄りの運輸支局まで車移動させる
  • 最寄りの運輸支局まで自分で車を運転していく

もっとも手間がかからないのは、整備工場やディーラーに車検を依頼する方法です。車の引き取りや納車もしてもらえるので、自分で動く必要がありません。次に手間がかからないのがレッカーを手配する方法でしょう。ただし、どちらとも費用は高くついてしまうかもしれません。

もっとも費用を抑えられるのは、自分で運転して運輸支局に持ち込む方法です。ただし、そのためには公道を走ることができる状態にしておかなければなりません。その際にまず必要となる手続きが、自賠責保険への加入と仮ナンバーの取得です。

自賠責保険に加入し、仮ナンバーを取得する

一時抹消登録の際、ナンバープレートは運輸支局へ返納していますが、公道を走るためにはナンバープレートを車に取りつけなければならないため、必ず仮ナンバーを取得しましょう。仮ナンバー取得には自賠責保険証明書の提出が必要となるため、仮ナンバーを取得する前に自賠責保険に加入しておきましょう。
また、仮ナンバーの使用期限は申請から5日間ですので、車検を受ける前日または当日に取得することをおすすめします。

・自賠責保険:各保険会社で契約を申し込む
・仮ナンバー:市区町村役場で取得する(数百円程度必要)

一時抹消登録した車を再登録(中古新規登録)する方法

車検を受け、合格したら再登録手続きです。車検も再登録手続きも運輸支局で行います。車検後に手続きをすれば1日で済むので手間がかかりません。
まずは、手続きに必要な書類を確認しましょう。

再登録に必要な書類

再登録に必要な書類は以下のとおりです。運輸支局で入手できるものもありますが、あらかじめ準備して持参しなければならないものも多くあるため、手続きに出向く前にしっかりチェックしておきましょう。

なお、登録手数料や印紙代、ナンバープレート購入費用、自動車税・自動車重量税なども再登録時に必要です。車種によって金額が異なるものもあるので、前もって費用を調べておくことをおすすめします。

・中古新規登録申請書:運輸支局で入手
・手数料納付書:運輸支局で入手
・定期点検整備記録簿:運輸支局で入手
・自動車重量税納付書:運輸支局で入手
・自動車検査票
・登録識別情報等通知書(原本)
・所有者の印鑑証明書(発行から3ヵ月以内のもの)
・印鑑登録された所有者の実印
・自動車保管場所証明書(発行から40日以内のもの)
・自賠責保険証明書(原本)
・免許証

使用者と車の所有者が異なる場合は、以下の書類も必要となります。

・使用者の住所を証明する書類(印鑑証明書でも可)
・使用者の印鑑
・使用者の自動車保管場所証明書(所有者のものは不要)
一時抹消登録時と再登録時で所有者が異なる場合は、以下の書類も必要です。
・譲渡証明書(旧所有者の実印が押印されているもの)

また、代理人による申請の場合は、以下の書類もそろえておきましょう。

・委任状(所有者の実印を押したもの)

手続き完了後にすること

各書類を運輸支局の窓口に提出し、不備がなければ再登録は完了です。税金を支払い、新しいナンバープレートを購入しましょう。

自動車税を納付する

自動車税事務所で自動車税を納付します。自動車税事務所は運輸支局の敷地内にあります。

ナンバープレートを購入する

ナンバーセンターでナンバープレートを購入し、車に取り付けます。封印所で係員に封印を付けてもらうことを忘れずに。ナンバーセンターも運輸支局の敷地内にあります。仮ナンバーは市町村役場へ返却します。

再登録は計画的に進めることが重要

再登録は、準備すべき書類が多いため、一見ややこしそうに思えますが、実際にやってみればそれほど大変なことではありません。何より、自分で再登録ができれば費用を最小限に抑えられます。

とはいえ、車庫証明の取得に3日~4日程度かかったり、仮ナンバーの有効期限が5日であったり、一部の書類に有効期限があったりと、日数に制限のあるものも少なくないため、手続きを計画的に進めることが重要なポイントとなります。

ここでご紹介した内容を参考に、再び愛車と走るために、一つひとつ漏れのないように手続きをしてください。

この記事を書いた人

広報部として、日々車に関するあらゆるノウハウを学ぶ。 おもに、車に起きるトラブルの対処法やお役だち成功など、車の豆知識に関するコラムを執筆。

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