2020.11.20

自動車税は13年でどう変わる?車の税金・重量税などを解説

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日本政府は新規登録から13年を経過した自動車について「自動車税(自動車税種別割)」「自動車重量税」の税率を重くする特例措置を取り、環境に優しい車の普及を目指すこととしました。
自動車税の増税は、地球温暖化及び大気汚染防止のための施策の一つです。
新規登録から13年で税負担がどのように変わるのか、具体的にみていきましょう。

新規登録から13年を越えた自動車の自動車税額は高くなる

自動車税は、4月1日時点での車検証上の所有者に課せられる地方税です。用途や排気量ごとに細かく税額が定められていますが、新規登録から13年以上経った車はより大きな税負担を課せられることになっています。

実際にはどの程度税負担が増えるのか、細かく見ていきましょう。

普通自動車の自動車税

2015年より、初回新規登録から13年を経過したガソリン車(ハイブリッド車を除く)・LPガス車、さらに11年を経過したディーゼル車はより多くの税金を納めることとなりました。

増加した税率は15%にも及び、「毎年支払続ける」と考えると負担は少なくありません。排気量ごとの税額は、以下を確認してください。

自動車税税額表(2020年時点)

軽自動車の自動車税

軽自動車も、4月1日時点での車の所有者に「軽自動車税」が課せられます。13年以上経過した車が重課される点は、普通自動車と同じです。

軽自動車はもともと普通自動車より税額が低く設定されています。そのため増税による負担は少なく感じるかもしれません。

しかし、重課の割合は20%となっており、税率は普通自動車より高めです。

軽自動車税の税額については以下を確認しましょう。

軽自動車税税額表(2020年時点)

新規登録から13年を越えた自動車は自動車重量税額もアップ

新規登録から13年を経過すると、「自動車重量税」の税額もアップします。自動車重量税とは、車両の重量に応じて課せられる国税です。

毎年課税されますが、支払いは新規登録または車検のときに一括で行わねばなりません。つまり新車なら3年分、その他の車は2年分をまとめて支払うのが決まりです。

普通自動車と軽自動車の自動車重量税について詳しく紹介します。

普通自動車

自動車重量税は0.5tごとに加算される仕組みで、自動車税と同様に13年を越えた車に対してはより多くの税金が課せられます。

ただし、「新規登録から18年が経過した車はさらに重課される」という点は自動車税とは異なります。

普通自動車の自動車重量税額については以下を確認してください。

自動車重量税税額表(2020年時点)

自動車重量税の重課では、新規登録年月から12年11カ月を経過した時点で「13年」とみなされます。

例えば、2006年6月に新規登録した車両は2019年5月1日以降に受ける車検から増額した自動車重量税が適用されます。

つまり、13年が経過してから受ける検査は、全て高額な税額が適用されるということです。

自動車重量税では新規登録を行った「日」は関係ありません。

軽自動車

軽自動車の場合は、重量による税額の違いはありません。ただし、普通自動車と同様に13年、18年を経過した時点で重課の対象となります。

自動車税同様に、自動車重量税においても軽自動車は元々の税額が低く、重課されてもさほど負担に感じないかもしれません。しかし、割合でみると新規登録から13年で税率は24%アップし、18年目で33%アップとなります。

金額よりも割合で見ると、いかに負担が増えているのか分かりやすいでしょう。

エコカーは増税なし

国土交通省が定める排ガス規制や燃費基準をクリアしている車は「エコカー」と呼ばれ、自動車重量税減税の対象になっています。

乗っている車がエコカーなら、13年、18年が経過しても増税はありません。むしろ、基準達成率によっては25~50%の減税が期待できるでしょう。

自動車増税の負担を感じたときに考えたい2つのこと

車にかかる税金や整備費が家計を圧迫すると感じたら、「買い替え」「車の処分」を検討するのがベターです。

特に近年は環境問題への取り組みから、エコカーに対する優遇措置が多く取られています。初期費用はかかっても、長い目でみれば燃費が良く、節税効果の高いエコカーに乗り換えた方がメリットは大きいかもしれません。

新規登録から13年が経過したとき考えたい、「今後の車」について見ていきましょう。

1. 低価格帯の軽自動車に買い替える

税金面でのメリットを最大限享受したい場合は、普通自動車よりも軽自動車が望ましいでしょう。自動車税、自動車重量税ともに普通車の半分以下に抑えられます。

近年は軽自動車も進化して、乗りやすく広々使えるものがたくさん登場していますよ。

「基本街乗りだけ」「家族の人数は4人以下」などに該当する人は、エコカー減税の対象となる軽自動車が良い選択肢となるはずです。

2. 廃車買取りに出して新車を購入する

今乗っている車を元手に新車を買う方法もあります。

ただし、13年落ちの車は下取りに出しても値段が付かないケースが少なくありません。「今ある車を売った代金を足しにして新車を購入したい」という場合は、廃車買取り業者に相談するのもおすすめです。

査定してもらえば、想像以上に高額で買い取ってもらえる場合もあります。また、「自分の車がいくらなのか」を知ることは「整備費用と高額な税金を払いながら乗り続けるか」「それなりの金額で買い取ってもらって新車を買うか」という今後を考える上で良い判断材料となります。

自動車税が増える13年目は「乗り続けるか否か」を考えるべきポイント

新規登録から13年が経過すると、自動車税・自動車重量税が重課されます。車の排気量や重量によっては支払う額が大きく増えるため、「負担が増えた」と感じやすくなるでしょう。

「13年目で修理が増えた」「燃費が悪い」などと感じているなら、買い換えの検討を始めても良い時期です。

「13年目で下取り価格が付かない」という場合は、廃車買取りの業者に査定してもらう方法もあります。新車購入の足しになるよう、少しでも高額で買い取ってくれる業者を探しましょう。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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