- 2024.11.01
カーナビの取り外しは無料でできる?最適な処分方法を徹底解説!
カーナビも、買い替えや車の廃車などで処分が必要になる時があります。でも、カーナビってどうやって処分すればいいの?費用はかかるの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?実は、カーナビの処分方法はいくつかあり、場合によっては無料で処分できる可能性も!この記事では、カーナビの最適な処分方法を徹底解説。費用を抑えつつ、環境にも配慮した処分方法を紹介します。

カーナビの市場規模
カーナビの代わりとして、スマートフォンの地図アプリを使用する方も増えてきたのではないでしょうか。これほど便利なツールがあるので、今後、新車購入時にわざわざカーナビを買って取り付ける人は減っていくと思われるかもしれません。しかし、カーナビの需要は年々拡大しているのです。その理由の一つとして、昔は大変高価だったカーナビも、近頃では1万円台という安価で手に入れられるようになったからだと考えられます。
カーナビの寿命
長く付き合う機器だからこそ、その寿命が気になりますよね?一体、カーナビは何年くらい使えるのでしょうか?今回は、カーナビの寿命について詳しく解説していきます。
故障による平均的な寿命は5~10年
まず、故障による寿命ですが、これは使用状況によって大きく異なります。一般的には5~10年程度といわれていますが、夏の直射日光下での使用や、悪路の走行が多い場合などは、1~2年で故障することもあります。これは、カーナビの心臓部であるハードディスクが振動や熱に弱いことが原因です。ハードディスクはデリケートな部品なので、過酷な環境下では寿命が短くなってしまうのです。
地図データの老朽化
次に、地図データの老朽化です。多くのメーカーは地図データの更新サポートを5年程度としています。サポート終了後は、新しい道路や施設の情報が反映されなくなるため、ナビとしての実用性が低下します。もちろん、全ての道路が新しくなるわけではありませんから、数年は使えなくもありませんが、最新の情報を得られない不便さは否めません。
これらのことから考えると、カーナビの寿命はおよそ8~10年。サポート終了を目安に買い替えを検討するのが良いでしょう。8~10年使えば、十分元を取ったと言えるのではないでしょうか。もちろん、故障したらすぐに交換することも大切です。放置すると、より大きなトラブルにつながる可能性もあります。
カーナビの故障の症状
スイッチが入らない
カーナビの電源スイッチを押しても反応がない場合、故障の可能性が高いです。エンジンを何度も切ったり入れたりする行為は、車載機器への負担が大きいため、修理または買い替えを検討すべきでしょう。動作不良が続くようであれば、安全面も考慮し、使用を中止することをおすすめします。
処理速度が極端に遅い
お使いのカーナビはいつ頃購入されましたか?古くなったカーナビは処理速度の低下が目立ち、フリーズなどの症状も頻繁に発生するようになります。もはや実用性が低いと判断できる状態であれば、老朽化による故障と捉え、買い替えを検討しましょう。快適なドライブのために、新しい機器への移行を検討してみてはいかがでしょうか。
音楽やラジオが再生されない
ドライブの楽しみの一つである音楽やラジオが聴こえないのは、大きなストレスです。もし、この状態が頻繁に発生し、運転の妨げとなっているなら、早急な対処が必要です。音源部分の故障が考えられますので、これもまた劣化による故障と判断し、買い替えを検討すべきでしょう。安全運転のためにも、早期の対応を心がけましょう。運転中に故障が発生した場合、決して操作しようとせず、安全な場所に停車してから対処してください。事故につながる可能性があります。
これらの症状以外にも、画面表示の異常やGPSの誤作動など、様々な故障が発生する可能性があります。カーナビの故障は、安全運転にも影響を与えるため、適切な判断と迅速な対応が重要です。快適で安全なドライブを続けるため、常にカーナビの状態に気を配りましょう。
カーナビの処分方法について
次はカーナビの処分について考えてみましょう。
新しく車を買い替える場合、今乗っている車を業者に依頼して買い取ってもらうか、廃車にしてもらう人がほとんどだと思います。
その場合はカーナビをそのまま車両に搭載しておいて、全て業者に任せる方法が一番簡単な方法といえます。
しかし、個人情報が登録されているため、プライバシーを守りたい方やインターネットオークションに出品したい方は、自分で処分したいと考えるかもしれません。
取り外しのタイミングは買取の査定前!
カーナビを自分で処分したい場合は、査定に出す前に必ずカーナビを取り外すようにしてください。
査定は車両だけでなく、車両に付属する諸々を含めて車両の価値を見極める作業です。
査定時にあったカーナビが買取時になくなっている場合、買取価格は下がります。
個人情報を削除する
車両のエンジンがかかり、カーナビの電源が入れられる場合は、カーナビを初期化して個人情報を削除しておきましょう。
業者によって買い取られた中古車や事故車にカーナビが搭載されている場合は、業者が初期化作業を行いますが、個人で処分する場合は事前に初期化する方がベターです。
また、その時に正常に動くのかを確認しておくと、状態を細かく調べることができるので、オークションに出品する際、多くの必要情報を表記できます。
※事故車の場合はエンジンをかけない方が安全なこともありますので十分注意してください。
カーナビは自分で取り外し可能?
車のカーナビ、自分で取り外せるのかしら?と悩んでいる方もいるかもしれませんね。実は、カーナビには簡単に取り外せるタイプと、専門家じゃないと難しいタイプがあるんです。
例えば、シガーソケットから電源を取るポータブルタイプなら、誰でも手軽に取り外しができます。かさばらず、車の中でも自由に持ち運びできるのが魅力です。一方、インダッシュタイプは、ダッシュボードに埋め込まれているため、取り外すのは容易ではありません。むやみに取り外そうとすると、機器の破損や故障につながる可能性も。
もし、インダッシュタイプのカーナビを取り外したい場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。プロの技術と知識があれば、安全に、そして確実に作業を進めてくれますよ。大切なカーナビを守るためにも、無理せず専門家にお任せしましょう。
カーナビを賢く売却する方法
愛着のあるカーナビとのお別れ。買い替えの際、単に廃棄するのではなく、少しでも高く売却して、新たなカーナビへの費用に充当したいと考えるのは自然な流れです。そこで、今回はカーナビを売却する際の様々な方法と、それぞれに潜む注意点、そして成功の秘訣をご紹介します。
リサイクルショップへの売却
まず思い浮かぶのは、リサイクルショップでしょう。手軽さが魅力ですが、買取価格や対応にはショップによってばらつきがあります。事前に電話で買取価格の目安を確認したり、複数のショップを比較検討することが大切です。また、カーナビを取り外す作業が必要な点にも留意しましょう。自分で外すのが難しい場合は、ショップに相談するか、カー用品店などに依頼するのも一つの手です。
ネットオークション
インターネットオークションは、高値での売却が期待できる一方、リスクも伴います。入札がないまま安値で落札されたり、トラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。出品前に商品の状態を詳細に写真付きで説明し、質問にも丁寧に回答することが重要です。また、トラブル回避のためにも「ジャンク品」として出品し、専門知識のある方への販売を検討するのも良いかもしれません。さらに、開始価格を低く設定する戦略も有効ですが、安易に1円スタートにするのはリスクが高い場合があります。慎重に価格設定をしましょう。
フリマアプリ
近年人気が高まっているのがフリマアプリです。オークション形式ではないため、予め設定した価格で取引が行われるので、安値での落札リスクが少ないのがメリットです。しかし、これもオークション同様にクレーマーの存在を念頭に置き、商品状態を明確に説明することが重要です。高画質の写真で商品の状態を分かりやすく提示し、購入者からの質問にも丁寧に回答することで、トラブルを予防できます。
中古市場への直接販売
比較的新しいカーナビであれば、中古市場に直接販売するのも選択肢として考えられます。専門店で買い替え時に取り外してもらったことを明記し、「ジャンク品」として販売することで、専門知識のあるバイヤーに購入してもらうことが期待できます。ただし、個人間取引であるため、ある程度の専門知識と時間が必要となる点には注意が必要です。また、取引方法や安全面にも配慮が必要です。
どの方法を選ぶにしても、売却前にカーナビの状態をしっかりと確認し、付属品を全て揃えておくことが大切です。動作確認を行い、傷や汚れがあれば写真に収めておくことで、スムーズな取引へと繋がります。また、取引においては、丁寧なコミュニケーションと迅速な対応を心がけましょう。これらの準備を怠ると、トラブルに発展する可能性があります。
どの方法が最適かは、カーナビの状態、時間的な余裕、リスク許容度などによって異なります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身にとって最適な方法を選択しましょう。
カーナビを長持ちさせる方法

熱による故障を防ぐ
カーナビなどの精密機器は、使用中に熱を持ちやすく、熱がこもりすぎるとオーバーヒートで故障するリスクがあります。多くの機種には排熱装置が備わっていますが、車内温度が高いと排熱が阻害され、故障につながる可能性が高まります。そのため、特に夏場はエアコンを適切に使用し、車内温度を下げることが重要です。また、駐車時は直射日光を避け、日陰に駐車したり、フロントガラスに遮熱カバーを装着するなどの対策が有効です。
振動・衝撃への配慮
カーナビ内部のハードディスクは、振動や衝撃に弱い精密部品です。悪路の走行は、ハードディスクへの負担を増大させ、故障や寿命短縮の原因となります。長持ちさせるためには、極力、路面状態の良い道を走行することが大切です。
人気カーナビの高価買取情報をご紹介!
人気のカーナビは、定番メーカーやシリーズであればあるほど、買取価格が高くなる傾向にあります。そこで今回は、高価買取が期待できるカーナビのメーカーや機種を詳しく見ていきましょう!賢く売って、次のカーライフに役立てましょう!
パナソニック
パナソニックのカーナビゲーションシステム「ストラーダ」は、大画面タッチパネルとブルーレイディスク再生、ハイレゾ音質対応で、美しい映像と豊かなサウンドが楽しめる多機能モデルです。地デジ放送にも対応し、音声認識による操作やSDカード、iPodからの音楽・動画再生など、ドライブを快適にする多彩な機能を搭載。ビーコンがなくても渋滞を回避するルート案内など、カーナビに必要な機能を高度に凝縮したハイスペックシリーズです。最新モデルなら、中古買取価格も期待できます。
パイオニア
パイオニアの「楽ナビ」シリーズは、基本性能をしっかり押さえつつ、コストパフォーマンスの高さで人気のカーナビです。見やすい7V型超ワイドモデルをはじめ、8V型ワイドモデルやスタンダードモデルなど、サイズバリエーションも豊富に用意。愛車に最適なサイズを選べます。ハンズフリー通話機能や地デジ/DVD再生機能など、ドライブを便利で楽しくする機能が充実しています。
アルパイン
アルパインは、他社を圧倒する11型の大画面カーナビ「ビッグX」シリーズで知られています。トヨタ車向けに開発された専用モデルですが、その魅力は圧倒的な画面サイズだけではありません。高音質、美しいデザイン、そしてクリスタル照光キーによる高級感あふれる仕上がりは、高い人気を誇る理由です。さらに、カーアロマ機能も搭載し、上質な車内空間を演出。大迫力の映像と見やすい地図表示で、快適なドライブをサポートします。
まとめ
本記事では、カーナビの処分方法をご紹介しました。
カーナビの故障は、安全運転にも影響を与えるため、適切な判断と迅速な対応が重要です。快適で安全なドライブを続けるため、常にカーナビの状態に気を配りましょう。
また、カーナビは自分で取り外しが可能な場合があると紹介しましたが
部品によっては取り外すことが違法になる場合もありますので、注意しましょう。
関連記事:廃車の部品取りは違法?注意点や部品の処分方法を解説
私たち車買取「ソコカラ」では、カーナビ故障車はもちろん、不動車、事故車、水没車など、さまざまな車両の買取を行っています。レッカー代や廃車手続き費用も無料なので、お客様は余計な費用を負担する必要はありません。故障車の売却をお考えなら、全国どこでも買取受付しているので、ぜひご相談ください。
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この記事の監修者
浅野 悠
「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。
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