2025.04.24

全塗装の車は買取価格に影響ある?高く売却する方法も紹介!

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「せっかく全塗装した愛車、高く売りたいけど、買取査定で不利になるって本当?」車の全塗装は、愛車への愛情表現の一つですが、売却を検討する際、その査定額がどうなるのか、多くの方が不安に感じるのではないでしょうか。

この記事では、全塗装の車が買取査定に与える影響を徹底的に解説。査定額が下がる理由、高く売るための秘訣についてご紹介します。この記事を読めば、あなたの愛車を納得のいく価格で売却するための道筋が見えるはずです。

そもそも車の全塗装とは?

愛車を自分好みにカスタマイズしたいという方は少なくありません。その中でも、ボディ塗装は人気の高い方法です。部分塗装よりも全塗装の方が、理想の色を実現できます。ここでは、全塗装について詳しく解説します。

全塗装とは

全塗装とは

画像提供:株式会社タカラ塗料

自動車の塗装を完全に剥がし、新しい色で塗り替える作業を全塗装と呼びます。これは、オールペイント、あるいは略してオールペンとも呼ばれています。一方、元の塗装を残したまま上から塗り重ねる方法もあります。

全塗装の種類

全塗装には3つの方法があります。まず、手軽な「簡易オールペイント」は、バンパーなどのパーツを外さずに塗装するので、費用を抑えられます。

次に、「一般的な全塗装」は、ミラーやライトなど比較的簡単に外せるパーツを外してから塗装するため、仕上がりはより綺麗です。

そして、「完全な全塗装」は、外せるパーツは全て外し、一つずつ丁寧に塗装していくため、手間はかかりますが、最高の仕上がりと耐久性を期待できます。

板金業者に依頼する際は、この3つの方法から最適なものを選びましょう。費用は、簡易オールペイントが最も安く、完全な全塗装が最も高額になります。

種類仕上がり手軽さ費用
簡易オールペイント
一般的な全塗装
完全な全塗装

全塗装するメリット

全塗装には、多くのメリットがあります。まず、経年劣化によるボディの傷みや色あせは避けられません。しかし、全塗装によって、まるで新車のような輝きを取り戻すことが可能です。

次に、塗装の種類は豊富なので、好みの色に自由にカスタマイズできます。イメージチェンジや、購入時に諦めた憧れのカラーへの変更も夢ではありません。

そして、何よりも大切なのは、車への愛情をより一層深めることができる点です。長年共にしてきた車に新たな価値を与えることで、所有する喜びや満足感がより高まることが期待できます。これは、車両の維持だけでなく、所有者自身の満足度向上にもつながる有効な手段と言えるでしょう。

全塗装が買取査定に与える影響

全塗装は、車の外観を美しく保ち、車の価値を高める可能性を秘めています。しかし、その一方で、査定額が下がる可能性も否定できません。

査定額に影響を与える主な要因としては、全塗装の質、色の選択、修復歴の有無などが挙げられます。一般的に、全塗装はプラス査定にはなりにくい傾向がありますが、マイナス査定になるかどうかは、車の状態や塗装の質によって大きく左右されます。

なぜ全塗装された車の査定額がマイナスになりやすいのか

車の査定において、全塗装済みの車は残念ながら減額対象となるケースが一般的です。これは、メーカー純正塗装とそれ以外の塗装では技術レベルに差があること、そして市場における需要が限定されることが主な理由です。それでは、この減額の背景にある理由を詳しく見ていきましょう。

塗装の質に差がある

一般的に車の塗装は、自動車メーカーによって行われます。しかし、再塗装を依頼する業者選びは、その後の車の状態を大きく左右する重要なポイントとなります。

技術レベルの差は、時間とともに色褪せや剥離といったトラブルに繋がる可能性があり、中古車買取の際にも、修復歴ありと判断され、査定額に影響が出るケースも少なくありません。業者選びは慎重に行いましょう。

経年劣化のリスクがある

全塗装が施されているということは、車両全体の塗装を新たにやり直していることを意味します。つまり、新車購入時の純正カラーではなく、別の色に変更されているということです。

自動車メーカーの塗装は、製造工程において高度な品質管理のもとで仕上げられており、その精度や耐久性には高い評価があります。一方で、一般の整備工場による再塗装は、技術的にメーカー塗装のクオリティを超えることは難しいのが実情です。

そのため、全塗装された車は、メーカー純正塗装の状態と比較すると査定時に減点対象となることが多く、結果として査定額が下がる傾向にあります。

買い手がつきにくい

全塗装された車は、買い手が見つかりにくいという理由で、残念ながら買取価格が低くなる傾向にあります。特に、純正色以外の個性的なカラーリングは、一般の顧客にとって敬遠されやすい要因となります。

加えて、塗装の質によっては、経年劣化による色褪せや剥がれといったリスクも高まり、車の価値をさらに下げてしまう可能性も否定できません。これらの理由から、全塗装車は高値での売却が難しいと言えるでしょう。

プラス査定になるケース

プラス査定になるケース

全塗装がプラス査定になるケースは、それほど多くはありません。しかし、以下のような場合は、査定額が上がる可能性があります。

細部まで丁寧に塗装されている場合

細部まで完璧に塗装されている場合、プラス査定になる可能性があります。簡単な部分塗装では、その丁寧さが評価されず、査定額アップは難しいかもしれません。

しかし、日ごろから大切にメンテナンスされ、美しく丁寧に塗装された車は、査定士の目にも留まり、プラスの査定につながる可能性があります。

クラシックカー

車の査定額は、一般的にグレード、走行距離、ボディカラー、そして年式といった要素によって決まります。しかし、この条件をクラシックカーに当てはめると、古い年式と多くの走行距離という現実から、査定額は残念ながらゼロに近くなってしまうのが現状です。

 しかし、クラシックカーの査定は、一般的な車とは異なる独自の基準が用いられます。希少性、歴史的価値、そしてオーバーホールに必要な費用などが、査定額を大きく左右する重要な要素となるのです。

統一された明確な基準が存在しないため、買取店や査定担当者によって評価に差異が生じるケースも少なくありません。クラシックカーは経年劣化の影響を受けやすいですが、質の高い全塗装が施されていれば、査定額の向上が期待できます。

スポーツ・カスタムカー

国産メーカーでスポーツカーの生産を継続している企業は、ほんの一握りです。その稀少性ゆえ、優れた走行性能を誇るスポーツカーは中古市場でも高い価格で取引されています。さらに、スポーツカーやカスタムカーを愛するオーナーの多くは、実用性よりも個性を重視するため、生産終了したモデルであっても高価買取が期待できるのです。

一般的に、全塗装済みの車は査定額が下がる傾向がありますが、スポーツカーやカスタムカーにおいては、その魅力的な仕上がりを評価するバイヤーも存在します。丁寧にメンテナンスが施され、美しい塗装が施されている車両であれば、より高い査定額が期待できるでしょう。

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全塗装は修復歴になる?

全塗装は車の修復歴とはみなされませんが、状況によっては修復歴と判断される可能性があります。例えば、車の扱いが悪かったと推測できるような傷跡や、改修の経緯が不明瞭な場合、修復歴があったと判断される可能性があります。

そのため、全塗装済みの車を査定に出す際には、塗装の理由や経緯を明確に説明することが大切です。そうすることで、誤解を防ぎ、正当な査定を受けることができます。

修復歴は隠せるか

車を売却する際、少しでも高く買い取ってもらいたいと願うのは当然のことです。そのため、修復歴を隠して査定に出そうと考える方もいるかもしれません。

例えば、全塗装すれば修復歴をごまかせるのでは?と考える人もいるでしょう。しかし、残念ながらそれはほぼ不可能です。

経験豊富な査定士は、車の内外装、さらには下回りに至るまで徹底的にチェックします。全塗装には費用もかかりますから、査定額アップだけが目的であれば、費用対効果を考えるとおすすめできません。

全塗装の車を少しでも高く売るためのポイント

全塗装車を少しでも高く売るためには、事前の準備と、売却時の戦略が重要になります。以下に、全塗装車を高く売るための具体的な方法をまとめました。

車の状態を良好に保つ

車の状態は、査定額を大きく左右する重要なポイントです。直接的に金額に影響するわけではありませんが、清潔感のある車内は査定士の好印象につながり、高額査定への近道となります。

中でも、シートやフロアマットの状態は特に重視されます。汚れが目立つ場合や、タバコやペットの臭いが付着している場合は、査定額が下がる可能性があります。また、市販の芳香剤は人によって好みが分かれるため、無臭の消臭剤を使用することをお勧めします。

純正パーツを一緒に持っていく

車の査定で少しでも高く買い取ってもらうには、純正パーツの存在がカギとなります。新車購入時に装着されていた純正パーツは、その品質の高さから高い人気を誇り、査定額アップに大きく貢献するのです。

しかも、査定時に車両に装着されていなくても、純正パーツを査定士に提示すれば、査定額にプラス査定が適用されるケースが多いのです。大切な純正パーツは、査定の際に忘れずにお持ち込みください。

個人によるカスタムや全塗装するときに注意すること

実は、車のカスタムとして塗装を検討されている場合、ご自身で全塗装を行うことも可能です。繰り返しになりますが、高年式の車に対して全塗装を行うと、査定額が下がる可能性があるため、基本的には推奨されません。

しかし、年式が古く塗装の退色が気になる車や、カスタムを前提に購入された中古車などで、ご自身の好みに合わせて塗り替えたいという場合には、DIY向け塗料を提供しているメーカーもあり、比較的手軽にチャレンジできる環境が整っています。

また、自分で塗装を行う場合、必要となるのは塗料や工具の費用程度であり、数万円以内に収まるケースがほとんどです。一方で、専門業者へ依頼すると人件費も含まれるため、軽自動車などの小型車であっても施工費用は数十万円規模になることが多く、ご自身で作業される場合は、コスト面で大きなメリットがあるといえるでしょう。

全塗装で失敗しないための方法とは?

スズキ ジムニー ボルドーレッド

画像提供:株式会社タカラ塗料

全塗装に関する失敗例でよく聞かれるのが、「費用を抑えようとして仕上がりが雑になり、結果的に査定でマイナスになってしまった」というパターンです。特にDIYでチャレンジした方からは、「想像以上に難しく、塗りムラができてしまった」という声も多く寄せられています。

全塗装はプロに依頼すると高額になることが一般的ですが、初心者でも取り組みやすいサービスを活用して、まずは気軽に挑戦してみるのも一つの方法です。

株式会社タカラ塗料

まとめ

全塗装した愛車の売却を検討している方に向けて、この記事では、全塗装が買取査定に与える影響と、高く売るための秘訣を解説しました。

全塗装は車の外観を美しく保ちますが、査定額が下がる可能性も。その主な理由は、塗装の質、経年劣化のリスク、買い手がつきにくいなどです。しかし、細部まで丁寧に塗装されていたり、クラシックカーやスポーツカーの場合はプラス査定になることもあります。

また、全塗装車を高く売るためには、車の状態を良好に保ち、純正パーツを用意し、DIYの場合は注意が必要です。タカラ塗料の「自分でできる車の全塗装キット」のように、費用を抑えつつ、高品質な仕上がりを目指せるサービスも選択肢の一つです。

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参考:外壁塗装業者のおすすめならガイマニ

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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