- 2025.04.25
廃車買取で一括査定は損をする!?高額買取のコツや注意点を解説
車を売却する際、多くの方が一括査定の利用を検討するでしょう。一括査定の利用を考える方が多い理由は、複数の業者から見積もりを一度に受け取れるため、比較検討が容易であることです。一括査定と廃車買取のどちらを選ぶかは、最終的には車の状態や売却に対する個々のニーズに依存します。
本記事では、廃車の売却の際に廃車買取と一括査定どちらが良いか解説していきます。後半では、高額買取のコツや注意点に関してまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
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廃車における一括査定とは?有効な理由
まず、車の買取における一括査定とはどのようなサービスなのか、詳しく見ていきましょう。
一括査定は車の知識がない方にも利用できるサービス

売却を考えている車の情報を一括査定サイトに入力すると、サイト運営会社から提携している車買取業者へ情報が送られます。その後、車の買取を希望する複数の業者から、見積もりや査定日の調整、商談などの連絡が申し込み者に届きます。
一括査定のメリット
それでは、一括査定はどのようなメリットがあるのでしょうか?
手間が省ける
廃車を売却する際、通常は複数の業者に個別に連絡を取る必要があります。しかし、一括査定を利用すれば、一度の申し込みで複数の業者に見積もりを依頼することが可能です。手間をかけずに複数の査定額を比較検討できるのは、大きな利点と言えるでしょう。
選択肢があることで競争原理が働きやすい
複数の業者が同時に査定を行う一括査定では、業者間で「より高く買い取らなければ契約に至らない」という競争原理が働き、結果として高額査定に繋がりやすい傾向があります。
自分の車の買取相場を把握できる
一括査定を利用すれば、業者ごとに異なる査定基準を比較できるため、車の相場を把握するのに役立ちます。特に廃車の場合は車の状態によって価値が大きく変動するため、複数の業者から見積もりを取ることは、適正な価格を知る上で有効な手段と言えるでしょう。
ここまで一括査定のメリットをご紹介しましたが、一見すると、一括査定は手軽で便利なサービスのように思えるかもしれません。しかし、一括査定を利用する際には、注意しておくべき点も存在します。次の章では、一括査定の注意点について詳しく見ていきましょう。
一括査定の限界と注意点
廃車の売却における一括査定サービスの利用は便利ですが、その利用にはいくつかの限界と注意点が存在します。ここでは、一括査定の限界と注意点についてより詳しく解説します。
廃車寸前の車には価格がつかないことも
車の一括査定の多くが中古車買取業者で、廃車買取業者は少ないことも多いです。特に重大な事故車や水没車など、修理が経済的に見合わない車は買取を断られることも少なくありません。
多くの中古車買取業者は、再販を前提としており、廃車寸前の車にはなかなか良い価格がつかないことが一般的です。
廃車の一括査定は、通常の中古車と比較して査定額が低くなりがちで、廃車の部品や材料としての価値はあるものの、それにかかる解体や運搬のコストが査定額を下げる要因となります。
廃車買取業者に直接査定してもらった方が、パーツとしての価値を見出してくれる場合もあり、値打ちがつくこともあります。
複数業者の対応が煩雑になる
一括査定を利用すると、複数の業者から見積もりが来るため、それぞれの業者との対応が必要になります。
業者によっては積極的なフォローアップがあるため、対応に時間が取られることがある点に注意してください。
一括査定サービスを利用する際には個人情報を提供する必要があります。情報漏洩のリスクを減らすためにも、プライバシーポリシーを確認し、信頼できるサービスを選ぶことが大切です。
正確な情報提示と買取業者の選定の難しさ
査定額は提供された車の情報に大きく依存します。誤った情報や不完全な情報を提供すると、実際の車の状態と査定額に差異が生じることがあります。車の状態、事故歴、改造歴など、すべて正確に伝えることが重要です。
また査定額だけでなく、引き取り条件や支払い条件など、全体の契約内容を確認するようにしましょう。
査定額の根拠がわかりにくいことがある
一括査定では、業者ごとに査定基準が異なるため、査定額の根拠が分かりにくいことがあります。さらに、「無料」を謳っていても、レッカー代や手続き代行費用、査定額からの差し引きなど、実際には費用が発生する場合もあるため注意が必要です。査定額だけでなく、契約内容の詳細までしっかりと確認することが重要です。
廃車買取なら一括査定でなく、廃車買取業者がおすすめ!

一括査定サービスを利用する方法もひとつの選択肢ですが、実際には廃車買取専門の業者へ直接見積もりを依頼することが、より適切な評価と高額買取の実現につながることが多いです。廃車買取店を利用する主なメリットをご紹介します。
中間コストをカットできる
まず第一に、一括査定サービスを利用せず、廃車買取業者や中古車買取業者に直接見積もりを依頼することで、間に入る仲介手数料やマージンといった中間コストがかからなくなります。その結果、本来業者が提示できるはずだった金額が削られずに済むため、買取価格が上がる可能性があります。
特に廃車や事故車など、査定額に大きな差が出やすい車両の場合は、直接交渉することで思わぬ高値がつくケースもあるため、一括査定にこだわらず柔軟に選択肢を持つことが大切です。
海外市場での需要があるため、適切な価格で買取ができる
廃車買取業者は車を単に解体して金属として再利用するだけではなく、まだ利用価値のある部品をリサイクルやリビルドパーツとして再利用し、さらに機械オイルなども再利用しています。
特に以下に該当する場合には、廃車買取依頼するのがおすすめです。
- 多走行車や低年式車
- 事故車や不動車
- 災害による損傷車
これらの車は、日本国内では販売が難しい古い車や多走行車でも、海外市場での需要があります。
廃車買取業者は独自の販路を持つことで、一般の中古車買取業者では評価が難しい多走行車や低年式車であっても、適切な価格で買取を行うことができるのです。
特に、部品が珍しい車や、特定の市場で需要の高い車は、高額での買取が期待できます。
廃車費用がかからない
一般的なディーラーやショップでの廃車手続きでは多額の費用が発生する可能性がありますが、廃車買取店では、廃車費用が無料な場合や費用を安くしてもらえます。
先にも触れたように、エンジンやトランスミッション、電子部品などの廃車された車の部品は国内外の需要に応じて、これらの部品を高価で販売することが可能です。利益を他の方法で補う仕組みが整っているため、消費者からの引き取り費用をもらわなくても利益を出せるのです。
廃車の際にかかる費用を気にすることなく、車を手放すことができ、場合によってはその車からさらなる収入を得ることも可能です。
面倒な廃車手続きを代行してもらえる
自分で廃車の手続きを行う場合、陸運支局や軽自動車検査協会で書類を持ち込み手続きが必要で多くの手間と時間がかかります。
廃車買取の多くが廃車手続きの代行を行っており、必要書類を提出するだけで済むため、複雑で時間のかかる手続きを簡略化できます。
手続きのために複数回陸運支局に足を運ぶ必要がなく、解体業者やレッカーの手配も不要です。無料で代行してくれる買取業者もあるので、業者選びの基準にすると良いでしょう。
関連記事:車を廃車にするとお金になる理由とは?受け取れる還付金や買取事例を解説!
廃車買取で高く売るコツ

廃車買取で高く売るコツは以下の6つです。
- 相見積りをとる
- 廃車買取相場を確認しておく
- 還付金の有無を確認しておく
- 海外への販売経路をもっている業者を選ぶ
- レッカー代や手数料がかかるか確認する
- 繁忙期を避けて買取依頼する
順番に解説していきます。
1.相見積りをとる
廃車をできるだけ高く売りたいなら、複数の業者から見積もりを取って比べる「相見積り(あいみつもり)」がとても効果的です。
同じ車でも、業者によって査定額が大きく違うことがあるため、比較することで一番高い価格を見つけやすくなります。
可能であれば電話で直接やりとりをして、車の状態や特徴を詳しく伝えるのがおすすめです。細かい情報を伝えることで、より正確な査定額を引き出せる可能性があります。
2.廃車買取相場を確認しておく
車の買取価格は、オンラインの車買取サービスや相場情報サイトで簡単に調べることができます。
買取業者が公式サイト上で具体的な買取価格の例を提示している場合もあるので、大まかな市場価値を把握しましょう。
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査定する前に、あなたの車がいくらで売れるのか、創業26年、累計買取台数93万台の買取実績からクルマ査定シミュレーターで買取金額のシミュレーション額がその場で表示されます。ぜひご活用ください。

3.還付金の有無を確認しておく
自動車税は年度ごとに前払いされるため、廃車にする際には未経過分が還付されます。
また。車検時に支払う重量税や自賠責保険も未使用期間が残っている場合、その分の保険料が還付されます。
買取業者がこの還付金を買取価格に含めているかを確認しましょう。買取契約を結ぶ前に、契約書や説明文書で還付金の扱いが明記されているか確認しておくと安心です。
4.海外への販売経路をもっている業者を選ぶ
海外市場、特にアジアやアフリカ、東欧などでは日本製の中古車や部品の需要が高く、そのため国内よりも高価格での取引が可能です。
海外への販売経路を持つ業者を選ぶことにより、国内市場では評価されにくい車種や部品でも高価買取が期待できます。
5.レッカー代や手数料がかかるか確認する
自走不可能な車や事故車など、レッカーが必要な状況では多くの場合、自走不可能な車を買取業者まで運ぶためにはレッカーサービスが必要です。
レッカー代は通常、消費者が負担するもので、料金は距離や車の状態によって異なりますが、一般的には20,000円~50,000円程度です。
無料でレッカーを提供する業者や、手数料が少ない業者を選ぶことで、実質的に手元に残る金額を増やすことができます。
6.繁忙期を避けて買取依頼する
廃車を高く売りたい場合は、買取のタイミングも大切なポイントの一つです。
一般的に、5月~7月は自動車業界全体で落ち着いた時期となるため、市場に出回る廃車の数が減りやすくなります。
その分、買取業者が在庫を確保したい時期でもあり、条件の良い車であれば高めの査定額を提示してくれる可能性もあります。
混み合う時期を避け、こうした閑散期に買取を依頼することで、より有利な条件で手放せるチャンスが広がります。
あとは車を査定に出す前に、清掃や必要な小修理を行い、できるだけ良い状態にしておくことが重要です。
日ごろからしっかりとメンテナンスを行うことで、廃車でも思わぬ収入を得ることができるかもしれません。
ソコカラが高価買取可能な理由とは?
廃車を専門とするソコカラでは、選ばれて26年!どんな車でも買取が可能です。その理由を以下で詳しく説明いたします。
海外に販路を持っているから

国内では修理歴のある重度な故障車は、需要が低迷しがちです。しかし、日本車の高い品質と耐久性は海外でも高く評価されており、走行可能な状態であれば、多少の傷や故障があっても需要が見込めます。
特に、ソコカラは国内外28,000社が参加するオークションを自社運営しており、海外へのダイレクトな販路を確保しているため、どんなクルマでも高く買い取ることが可能です。そのため、国内で市場価値が低くても、海外での需要を見据え、買い取りが可能になるのです。
自社物流ネットワーク
ソコカラでは全国26ヶ所に車輌管理センターを設け、広範囲にわたるネットワークを構築しているため、全国どこへでも自社陸送を行うことが可能です。自社での陸送体制を整えているため、外部業者に委託する必要がなく、中間コストが発生しません。このコスト削減により、他社と比較して高価買取を実現しています。
まとめ
本記事では、高額買取のコツや廃車の売却の際に廃車買取と一括査定どちらが良いかなどについて解説していきました。一括査定を利用する最大の利点は、複数の業者から見積もりを簡単に受けられることです。
ただし、一括査定の多くは、中古買取業者であり、営業電話が多くなる可能性や仲介を挟むため、値打ちがつきにくいこと、廃車の車が値打ちがつかない場合があることを理解しておく必要があります。
廃車をスムーズに、そして有利に行うためには、廃車買取業者に直接取引するのが良いでしょう。車買取「ソコカラ」では、海外にダイレクトな販路があるからこそ、事故車や廃車なども高額買取できます。
廃車手続きの代行費用やレッカーなどの引き取り費用、査定も無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
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この記事の監修者
浅野 悠
「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。
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