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自動車重量税の廃車還付制度とは?

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自動車重量税は、廃車手続きをすると還付されます。どのような車でも還付金を受け取れる可能性があるので、廃車手続きをする前にぜひお読みください。

車種や年式によっては、タイミング次第で数万円の還付金が発生することもあります。

自動車重量税の廃車還付制度の基本

自動車重量税の廃車還付制度は「使用済自動車に係る自動車重量税の廃車還付制度」として、平成17年1月からスタートしたものです。

どのような制度なのか、基本的なことをまずは知っていきましょう。

廃車時に自動車重量税を還付する制度

自動車重量税の廃車還付制度は、簡単にまとめると「車を廃車にしたら重量税が戻ってくる」というものです。自動車リサイクル法にのっとって、廃車手続きを正しく行えば、少しのお金が返ってくると考えて相違ありません。

ただし、還付には条件や計算方法が設定されています。車を手放しただけでは還付されませんので、後述する条件や計算方法をよくお読みください。

残月分が還付される

還付される自動車重量税は、月単位の計算です。

自動車重量税は前払いですので、車検の残存期間確定日~車検証の有効期間満了日までの自動車重量税が、月割りで返ってきます。

車検が残っている期間が長いほど多くの還付金が返ってくるわけです。反対に、29日残っていても1カ月分は返ってきません。[注1]

[注1]国税庁:使用済自動車に係る自動車重量税廃車還付制度について P2

(参照 2022.01.28)

廃車還付制度を受ける条件

廃車還付制度を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。

廃車手続きを行っていること

廃車還付制度は、自動車リサイクル法に基づいて使用済みの自動車が適正に解体される場合にのみ適用されます。そのため、自動車の「永久抹消登録」か「一時抹消登録」を行っていないと適用されません。また、一時抹消登録の場合は登録後に解体届出を提出する必要があります。

永久抹消登録・一時抹消登録は普通車の場合は陸運局や運輸支局、軽自動車の場合は軽自動車検査協会で「廃車手続き」をすることで完了します。

廃車手続きの詳しい方法は「普通車を廃車にするには?方法と注意点」をお読みください。

車検の残存期間が1カ月以上あること

廃車還付制度による還付金は、車検の残存期間を月単位で算出して還付されます。そのため、1カ月以上車検の残存期間がないと還付はされません。

車検が29日残っていても、還付金が発生しませんので、廃車手続きを行う際は車検の残存期間に注意しましょう。

また、廃車手続きの代行を依頼する場合は、依頼日と廃車手続き日にタイムラグが生じる可能性があるので、注意が必要です。

廃車還付制度による自動車重量税還付金の計算方法

廃車還付制度の還付金は、月単位で計算されるとお話をしました。実際の細かい計算方法を知っておきましょう。

還付金の計算式

還付金を算出する計算式は以下のとおりです。

納付済みの自動車重量税額×車検残存期間÷車検有効期間[注1]

自動車重量税額が43,200円、車検残存期間が7カ月の車を例にとって計算してみましょう。車検有効期間は24カ月とします。

43,200円×7カ月÷24カ月=12,600円

このような計算になり、12,600円が還付金として戻ってきます。自動車重量税は、排気量に加えて経過年数でも変化するものです。毎年同じではので、確認してから計算しましょう。

[注1]国税庁:使用済自動車に係る自動車重量税廃車還付制度について P2

(参照 2022.01.28)

車検残存期間が確定する時期

還付金額を左右する車検残存期間は、確定するタイミングにずれが生じることがあります。車検残存期間が少ない場合は注意しましょう。

【永久抹消登録】

廃車手続きで永久抹消登録をする場合は、永久抹消登録日が車検残存期間の確定日です。

【一時抹消登録】

一時抹消登録をする場合は、報告の受領日か一時抹消登録をした日のどちらかのうち、遅い日が確定日です。

また、軽自動車の場合は、車検証の返納の有無で車検残存期間が決まります。

【車検証を返納がまだの場合】

車検証を返納した日が確定日です。

【車検証が返納済みの場合】

報告の受領日か、車検証の返納日のどちらかのうち、遅い日が確定日です。

還付金が返ってくるタイミング

還付金が返ってくる時期は、都道府県によって差がありますが、還付金の申請書を提出してから2カ月半ほどかかるのが一般的です。[注1]

また、書類に不備がある場合は、還付が大きく遅れる可能性があります。3カ月半ほど経過しても還付されない場合は、問い合わせてみましょう。問い合わせ先は陸運局ではなく、管轄の税務署です。

[注1]国税庁:使用済自動車に係る自動車重量税廃車還付制度について P4

(参照 2022.01.28)

還付金の受け取り方法

還付金の受け取り方法は

  • 預貯金口座への振り込み
  • ゆうちょ銀行の店舗や郵便局で受け取る

この2種類です。

預貯金口座への振り込み

全国の金融機関口座へ、還付金を振り込んでもらうことができます。特別な手続きは必要なく、窓口に行く手間もかかりません。

実店舗を持たないネットバンク口座は、還付金の受け取りに利用できないことがあります。対応可能なネットバンクもあるので、指定する際は確認しておきましょう。

ゆうちょ銀行の店舗や郵便局で受け取る

ゆうちょ銀行・郵便局で受け取る場合は、送金通知書が送られてきます。

受取時には

  • 送金通知書(1年以内のもの)
  • 身分証明書
  • 印鑑

が必要です。紛失しないように気を付け、早めに手続きを行いましょう。

また、本人以外が受け取る場合は、委任状も必要です。

【まとめ】

自動車重量税の廃車還付制度で還付金を受け取ろう

自動車重量税の廃車還付制度は、廃車手続きをすることで還付金を受け取れる制度です。還付金は車検の残存期間が長いほど多くなるため、乗らなくなった車は早めに廃車手続きをするとよいでしょう。

廃車買取業者やディーラーでも廃車手続きを行っていますが、還付金の受け取りでトラブルになることもあります。利用する際は還付金についてしっかりと確認しましょう。


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この記事を書いた人

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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