2020.07.10

エンストが起こる原因と対処法

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MT車を運転していてエンストに悩まされたという方は少なくないでしょう。特にMT車を運転し始めた時にはクラッチを繋げるタイミングが分からず、道路の真ん中で止まってしまった苦い経験を持つ方もいるのではないでしょうか。エンストというとMT車でしか起きない現象と思われがちですが、実はAT車でもエンストが起こることはあります。ではそもそもなぜエンストが起こるのか、エンストした場合にどのように対処したら良いのかについて見ていきましょう。

エンストの原理

エンストを起こさないようにするためには、まずエンストの原理を知らなければなりません。

まず、もっとも頻繁に起こる発進時のエンストについて考えます。
そもそも停止している車が発信するためには一定以上のエンジンの回転数、つまりトルクが必要となります。
しかし車のエンジンをかけてアイドリングしている状態では十分なトルクが得られません。その状態でクラッチを繋げるとエンストしてしまいます。そこでクラッチを切った状態でアクセルを踏み回転数を上げていきますが、回転数が不十分な状態でクラッチを繋げると同じようにエンストしてしまうのです。
これは停止から発信に移行する時だけでなく、1速から2速にギアチェンジする時でも同様です。さらに2速発進しようとした時、1速から3速にいきなりギアチェンジしようとした時なども同様です。

エンストしないようにするためには、しっかりと十分なトルクを得てからクラッチをつなぐ必要があるのです。

AT車でもエンストが起こる

エンストというとMT車だけの減少と思われがちですが、実はAT車でも発生することがあります。もちろんMT車の方が圧倒的に起こる確率は高いのですが、AT車でエンストが起こった時に慌てないようにどのような現象なのか知っておくようにしましょう。

AT車でエンストが起こるもっとも大きな原因は、坂道での発進です。特にギアと進行方向が異なる場合にエンストが起こりやすくなります。
例えば上り坂でギアはドライブに入っている場合、車は前方に進もうとしますが車の重みでバックするとエンストしてしまうことがあるのです。これもMT車と同様エンジンのトルクが足りないゆえに起こったエンストです。

エンストした場合の対処

では、実際にエンストしてしまった場合にはどのように対処すればよいのでしょうか。

何よりも重要なのは「慌てないこと」です。もちろん道路の真ん中でエンストしてしまうとかなり焦ります。
後ろの車からクラクションを鳴らされるとさらに慌ててしまいますが、とにかく落ち着いて行動しましょう。すぐに停車しないと操作が難しくなることもあるので、できるだけ早く停車します。その後クラッチとブレーキをしっかり踏み込んでからエンジンを再始動しましょう。ブレーキを離し、アクセルを踏み込んで回転数が2,500回転ほどになったら、アクセルはそのままでクラッチを徐々に繋げていきます。するとエンジンの回転数が下がって徐々に車が動き出すので、ゆっくりとアクセルを踏み込んでいきクラッチを最後まで繋げます。
慌ててクラッチを繋げると、その場でエンストを何回も繰り返してしまうので落ち着いて対処することが重要です。

故障が原因でエンストが起こっているケース

エンストの原因が操作ミス、特にクラッチのミスであることが分かっていれば問題ありませんが、クラッチのミスをしていないにも関わらず、突然エンストを起こす場合もあります。このケースでは車のどこかが故障している恐れがあります。

まず考えられるのは、燃料系のトラブルです。
燃料噴射センサーにトラブルが発生すると、エンジンに対して最適量の燃料を噴射することができなくなります。するとエンジンが十分なトルクを発生させることができずエンストしやすくなるのです。
もちろんガソリン車に軽油、ディーゼル車にガソリンを入れるなど、燃料を間違えてしまった場合もエンストが起こります。最悪の場合エンジンが壊れてしまうのですぐに対処が必要です。

もし走行中にエンストが起こるのであれば、電気系統に異常があるのかもしれません。車の始動に必要なオイルネーター(発電機)の故障やバッテリーの劣化などが考えられます。点火がうまくいかないとエンジンが本来のパワーを出せず、エンストしてしまうのです。

エンストでは安全を最優先に

MT車を運転していると、エンストは避けられないトラブルです。
しかし落ち着いて対処すれば、ほとんどのケースでエンジンを再始動させることができます。
とにかく安全を最優先に、車を停止させて再始動を試みるようにしましょう。

もし車の調子が悪いと感じたら、できるだけ早く修理することも重要です。
特に心当たりがないのにエンストする場合は非常に危険ですから、ディーラーに持って行って相談すると良いかもしれません。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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