2020.11.24

車両保険は冠水した水没車にも適用される?台風などで車が水没したときの対処法

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台風の上陸数が増える夏から秋、洪水で流されてしまった車をニュースなどで見たことはありませんか?近年では台風だけでなく、局地的な豪雨による土砂災害や道路の冠水などが原因で、水没する車が増えてきています。

今回は、台風や豪雨で車の水没や損害が発生した場合に、どのような保険が適用されるのかをご紹介します。

自動車保険の補償範囲は?

自動車保険加入時に基本保証に加えて『車両保険』という「自分の車の損害を補償してくれる保険」を付帯していれば、火災・爆発・台風・洪水・高潮などの事故に遭った際に適用され、補償が受けられます。

ただし、地震や噴火による津波の被害は免責事項に該当するため、自動車保険が適用されません。しかし、ほとんどの保険会社が自然災害に対する特約を設けていますので、心配な方は加入しておいたほうが良いでしょう。

また、車両保険には複数のタイプが用意されており、主に『一般条件の保険』と『限定条件の保険』の2つのタイプに分けられます。

『一般条件の保険』は補償範囲の限定がほとんどなく、他車との接触・衝突事故はもちろん、自損事故に対しても保険金が出るタイプです。ほぼ全ての車両事故が補償対象になり、一般型、一般車両、フルカバータイプなど、保険会社によって名称が異なります。

『限定条件の保険』は、エコノミー型、限定タイプ、車対車+限定Aなどと呼ばれ、補償範囲の限定があり、例えば相手不明の当て逃げや、自転車との接触・衝突事故、自損事故などは保証されません。相手方のある事故の場合のみに保険金が出るタイプです。そのため、人為的ミスによって発生した水没(転覆・転落など)には適用されない場合が多いですが、『一般条件の保険』よりも保険料が安いというメリットがあります。

運転に自信の無い方や、高級車の購入を検討されている方は『一般条件の保険』のほうが良いかもしれません。反対に、運転に自信のある方や、年式の古い車などを購入される方は、『限定条件の保険』で十分かもしれませんね。

車が水没したとき、保険金はいくらもらえるのか?

台風や豪雨によって土砂や水がエンジンまで浸水したり、修理不能な状態まで損傷してしまった場合、その車の修理代金が保険金額を超えてしまうケースがあります。このことを『全損』といいます。

通常、車両保険では損害額から免責金額(自己負担額)を差し引いて、残った金額が支払われますが、保険金請求をして車が全損扱いになった場合、免責金額は引かれずに保険金の全額が保険会社から支払われます。また、保険会社によっては『車両全損臨時費用』が支払われるところもあるので、車両保険加入時に確認しておくと良いでしょう。

水没車で保険を使った場合、等級はダウンするのか?

『等級』とは、契約車1台ごとの保険契約中の事故歴によって保険料の割引・割増率を算出する制度のことです。

等級は1等級から20等級あり、初めて自動車保険に加入するときは6等級からスタートします。その年に事故がなければ翌年度の等級が上がり、保険料は安くなります。しかし、事故などで自動車保険を利用すれば翌年度の等級が下がり、保険料は高くなります。

事故の種類によって3等級ダウン、1等級ダウン、ノーカウントのいずれかに判別され、台風や豪雨による被害で保険を使った場合は1等級ダウンし、事故有係数適用期間が1年加算されます。

車が水没した際に車両保険を使うかどうかは、等級がダウンしてしまうことも視野に入れて考える必要があるでしょう。

水没車は修理するべき?売却するべき?

もし自分の車が冠水してしまった場合、外見上は問題なさそうでも車を動かすのは大変危険ですので絶対にやめましょう。エンジンのウォーターハンマー現象や電気系統のショートによる火災が発生する可能性が考えられます。

もし車が冠水してしまったら、速やかにJAFや自動車保険のロードサービス、自動車販売店、整備工場へ連絡し、レッカーで移動してもらうようにしましょう。

乗用車は、目安として床面(フロア)が浸からない程度であれば冠水に耐えられるように設計されています。床面より上まで冠水すると、エンジンや電気系統に水が入ってしまい、修理代金が100万円を超えることもあります。そして、修理をしたとしても車に冠水歴がついてしまうので、後に車を乗り換えるときに下取り価格が大幅に下がってしまう可能性が高いです。

水没してしまった車は、廃車にするか、『事故車買取専門業者』に相談してみましょう。事故車買取専門業者を利用すれば高額で売却できるかもしれません。どうせ手放すのであれば、売却して少しでも手元にお金が残るほうが良いですよね。

まとめ

車が水没してしまった時の対処法をご紹介しました。

重要なポイントは以下の三点です。

  • 地震などによる被害以外の水没車は車両保険が適用されるが、等級がダウンする
  • 車が冠水してしまった場合、自分で動かさずに専門業者に連絡をする
  • 水没車でも『事故車買取専門業者』を利用すれば高額で売却できる可能性がある

近年、集中豪雨が続いているなかで車を所有している身としては、他人事にはできない問題でしたね。

はなまるでは、本記事で紹介したような水没車の買取も行っています。もちろん、レッカーによる移動・引き上げの代金や、廃車費用は一切かからず、複雑な廃車手続きもすべて代行しております。無料査定も行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください!

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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