2022.06.27

廃車ヤードで欲しい車を見つけたら購入はできるのか?

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乗れなくなった車や解体前の車は、廃車ヤード(廃車置き場)に集められます。

廃車ヤードにはスクラップ工場や中古車販売店にはないような珍しい車やレトロな車も多く、車マニアの間では一定の人気を誇るスポットとして知られています。

そんな廃車ヤードで気に入った車を見つけたときは、購入は可能なのでしょうか。

この記事では、廃車ヤードでの車購入の可否とメリット・デメリットを紹介します。

廃車ヤードの車は購入できる?

廃車ヤードにはさまざまな車が運ばれてきて、処分されるまでの間、一時的に保管されています。

ボロボロになって乗れなくなった車だけではなく、持ち主が廃車手続きを行っただけの、まだまだ乗れる車が保管されているケースも少なくありません。

どのような状態の車であっても、廃車ヤードに置いてある車体は解体やリサイクルを行って処分されることが一般的です。

そんな状態の車を欲しいと思ったとき、購入はできるのでしょうか。

まずは、廃車ヤードの車が購入できるかどうかを解説します。

廃車ヤードの車は交渉次第で購入可能

廃車ヤードの車は、交渉次第では購入が可能です。

希望する車が置かれている場合は、現物をしっかりと吟味したうえで安く購入ができるかもしれません。

ただし、希少価値が高い車の場合は、業者が通常の取引で得られる利益以上の価格を提示できなければ売却に応じてくれないケースもあります。

また、すべての廃車ヤードが販売に対応しているわけではないことも理解しておきましょう。

販売に対応していない廃車ヤードの特徴

廃車ヤードのなかには、車を解体してパーツや鉄などの資源の取引や海外への販売を目的に買取を行っているところがあります。

こういった廃車ヤードは販売に対応していないケースが多く、運ばれてきた車をすぐに処分してしまう可能性があるため、一般人が購入することは難しいです。

購入を希望する車がある場合は、複数の廃車ヤードに声をかけてあらかじめ交渉しておきましょう。

入庫したときにすぐ連絡をもらえるようにしておくと、希望を叶えやすくなります。

廃車ヤードの車を購入するメリット

廃車ヤードの車を購入するメリットは、やはり相場よりも安く車が手に入れられる点でしょう。

もちろん、状態が良ければ再登録して道路を走行することも可能です。

なかには、一般の市場ではほとんど手に入れられないようなレアな車を安く手に入れることが出来る場合もあります。

古い車が好きな人にとっては、廃車ヤードは非常に魅力的な場所と言っていいでしょう。

廃車ヤードの車を購入するときに気をつけたい3つのリスク

廃車ヤードの車を購入することにはメリットもありますが、反対にデメリットや気をつけたいリスクがあることも事実です。

ここでは、廃車ヤードで車を入手するときのリスクを3つ紹介します。

1.修理の手間やお金がかかる可能性がある

廃車ヤードに置いてある車は古いものが多く、実際に使用する前に修理や部品交換が必要なものも少なくありません。

そのため、安く購入しても高い修理代が必要になり、結果的に損をしてしまうケースも想定されるのです。

また、あまりにも古い車の場合は、修理できなかったり部品が手に入らない可能性があります。

中古車販売店のようにアフターフォローや保証を受けられないことは覚悟しておきましょう。

購入時は、あらかじめどのような修理が必要なのか、部品は手に入るのかなどを確認しておくことが大切です。

2.安全面のリスクが高い

廃車を購入して使用することには、安全面でのリスクが付きまといます。

なぜなら中古車販売店とは違い、廃車ヤードの車は走れるかどうかではなく、資源や部品としての価値があるかどうかが重要視されているためです。

廃車ヤードには、部品が摩耗している車や事故車も置かれています。

一見きれいな車でも、乗ってみるとあちこちに不具合が出て安全に乗れなかったという可能性は考えられます。購入する車の状態は、慎重に見極めましょう。

3.トラブルのリスクがある

廃車ヤードのなかには、不正行為をしている違法ヤードや、日本とは風習や文化が異なる外国人が運営しているところも存在します。

こういった廃車ヤードを利用すると、トラブルの原因となるおそれがあるため注意が必要です。

当然、法を遵守している廃車ヤードや外国人が運営していてもスムーズに取引できる廃車ヤードもあります。

しかし、中古車販売店などと比べると、どうしてもリスクが高くなりやすいことを念頭に置いておく必要があります。

廃車買取業者を利用して起こるトラブル例

トラブル①キャンセル料がかかった

廃車買取業者と契約を結んだ後に、契約を解除する場合、キャンセル料が発生することがあります。キャンセル料の金額は、契約内容や解除時期によって異なることがあります。つまり、契約内容や解除時期によっては高額なキャンセル料が発生することもあります。もしキャンセル料が高額である場合、予想外の負担となる可能性があるので、注意が必要です。契約を解除する際には、契約内容や解除時期をよく確認し、キャンセル料の金額を事前に把握することが重要です。

トラブル②自動車税の還付がされなかった

廃車買取業者が自動車税の還付手続きを適切に行わず、還付金があるにもかかわらず支払われない場合があります。この問題の原因は、業者が自動車税の還付手続きを適切に行わなかったことです。廃車買取業者に依頼するときは必ず事前に還付金を受け取ることができるかを確認することが必要です。

トラブル③ナビのデータを消去し忘れていた

廃車買取業者に車を引き取られた後、ナビのデータが残っていることに気付くケースがあります。。そのデータには、個人情報や重要な情報が含まれています。このままでは第三者に漏れる可能性があります。後日トラブルが発生し、個人情報が悪用される可能性もあります。このような事態にならないためにも、廃車買取業者に依頼する場合は必ず事前にデータを消去するようにしましょう。

トラブル④電話査定での金額より減額された

電話査定で提示された金額よりも実際の査定時に減額された場合、買取業者が車の状態を過大評価していた可能性があります。電話での査定では車の状態を正確に把握できず、実際の査定時になって初めて車の実際の状態を確認した結果、減額されたのかもしれません。また、買取業者が査定時に車の状態を故意に悪く見せかけ、減額を行った可能性も考えられます。買取業者は査定時に車の状態を意図的に悪く見せかけ、その結果として減額を行ったのかもしれません。さらに、買取業者が査定時に車の状態を正確に把握していなかったため、実際の査定時に減額された可能性もあります。買取業者は査定時に車の状態を十分に把握できず、実際の査定時になって初めて車の実際の状態を確認した結果、減額されたのかもしれません。

トラブル⑤廃車手続きが行われていなかった

車を廃車買取業者に売却後、廃車手続きがされずに車がまだ登録されたままであることが判明しました。その場合にはまだ車の所有者として責任を負っており、駐車違反や事故などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。しかし、廃車手続きが行われていないことに気づいた時には、既に買取業者との連絡が取れなくなっており、問題解決が難しい状況になることがあります。このような状況では、自分で廃車手続きを行う必要がありますが、手続きには時間と費用がかかることもあります。

廃車買取におけるトラブルを防ぐには

契約が成立する前に疑問をなくしておく

車を売る際には、買取価格を確認することが重要です。また、車の引き取り方法や手続きについても明確にしておくことが大切です。具体的な引き取り方法や手続きを事前に確認しておくことで、トラブルを回避することができます。さらに、買取業者の信頼性や実績についても調べることが重要です。

信頼性のある業者を選ぶことで、安心して取引をすることができます。業者の口コミや評判を調べたり、実績や取引実績を確認することで、安心して取引をすることができます。以上のポイントを押さえておくことで、車の売却においてトラブルを防ぐことができます。

契約の際には知人に同伴してもらう

車を契約する際には、知人を一緒に連れて行くことが大切です。知人に同伴してもらうことで、自分だけでは見逃しがちな車の状態や問題を確認できます。また、契約書や約款の内容を確認し、疑問や不審な点に気づきやすくなります。したがって知人を連れて行くことは、車の契約においてとても有益な方法です。。

廃車ヤードの他に廃車を購入する方法

知人から購入する

廃車ヤードの他に廃車を購入する方法として、知人から購入することが挙げられます。廃車を購入する方法の一つに、知人から購入するという選択肢があります。まず、知人からの購入ならば車の状態や履歴についての情報が比較的正確で信頼性が高い場合があります。そのため、購入前に詳細な情報を得ることができ、後々のトラブルを避けるのに役立ちます。

また、価格面での交渉もしやすいことが多いです。知人同士の取引なので、柔軟に価格を調整できることがあります。さらに、車両の状態や付属品によっては、価格を相談して決めることも可能です。しかし、知人から車を購入する際にも注意が必要です。

車の状態や問題を正直に共有してもらうこと、価格や取引条件を明確に合意すること、書面にまとめるなど、トラブルを避けるためのコミュニケーションと手続きをきちんと行うことが重要です。

したがって、知人からの購入では、信頼性やスムーズなコミュニケーションを活かし、廃車を手頃な価格で購入することができます。ただし、取引に際しては誠実な対応と確認作業を怠らず、円滑な取引を心がけることが大切です。

ネットショッピングで購入する

オークションサイトや中古車販売サイトでも、廃車を購入できます。これらのサイトでは、廃車の情報や写真、価格などが掲載されており、自分の希望に合った廃車を選ぶことができます。また、廃車専門のオンラインショップもあります。ここでは、廃車に特化した商品が販売されており、状態や価格などを比較して購入できます。

まだ乗車できる車も廃車に出される理由

理由①部品交換の負担

まだ乗車できる車も廃車に出される理由として、部品交換の負担が挙げられます。まだ乗車可能な車が廃車に出される理由として、部品交換の負担が挙げられます。車は年月とともに摩耗や劣化が進み、部品の交換や整備が必要になります。しかし、一部の部品は高額であり、古い車種の場合、部品供給が難しいこともあります。

特に外国車や希少な車種の場合、部品調達が困難なことがあります。また、部品交換には人件費もかかります。そのため、車の老朽化や部品調達の難しさ、経済的負担などから、一部のオーナーは廃車を選択することがあります。

理由②修理代金の負担

修理費が高額で所有者が予算オーバーした場合、廃車に出した方が金銭的負担が少なくなります。また、古い車は、繰り返しの修理が必要になります。そのため、金銭的負担を考えると、まだ乗車できる車も廃車に出した方がいい場合もあります。

理由③CEV補助金の存在

まだ乗車可能な車が廃車に出される理由として、CEV補助金の存在が挙げられます。CEV補助金は、クリーンエネルギーを活用する車両への支援策であり、排出ガスや燃費に優れた車を促進するために導入されています。この補助金は、古い車を廃車に出し、クリーンエネルギーを利用する車両に乗り換える際に提供されます。

古い車を廃車に出して補助金を活用し、新たなクリーンエネルギー車に乗り換えることで、燃費や排出ガスの向上、環境への負荷軽減が図られるため、補助金を受けるメリットがあります。

この補助金を利用するために、まだ乗車可能な車であっても、CEV補助金を受けることを優先して廃車とするケースが見られます。こうしたケースでは、補助金を活用することでクリーンな車への乗り換えを支援する一方で、廃車となる車の再利用やリサイクルを進めることで、環境への貢献が促進されます。

CEV補助金の存在が、まだ乗車可能な車が廃車に出される一因となっています。環境への配慮と新たな車両導入の奨励が、この補助金制度を通じて進められています。また、CEV補助金の詳細はこちらを参考にしてください。

参照:次世代自動車復興センター 令和4年度補正・令和5年度 CEV補助金(車両)のご案内

廃車ヤードにある車はどうなるのか

原料リサイクルされる

廃車ヤードには、動かなくなったり修復が難しい車が集められていますが、これらの車は専門の解体業者によって解体作業が行われます。解体作業は、まず有害物質や液体の排出を防ぐために環境基準に従い、適切な処理が行われます。その後、車両は部品ごとに分解され、鉄やアルミニウムなどの金属部品は分別され、リサイクル工場へ送られます。

金属は高炉で溶解され、再利用のための新たな製品や部品へと生まれ変わります。このプロセスによって、新たな資源の採掘を減少させ、環境への負荷を軽減する効果があります。さらに、車両内の他の部品や素材も、可能な限り分別されてリサイクルされます。プラスチック、ガラス、ゴムなども再利用の対象となり、環境への貢献が促進されます。

廃車ヤードでの解体作業と原料リサイクルは、資源の有効活用と環境保護の両面で意義深い取り組みとなっています。このように、廃車ヤードにある車は、解体と原料リサイクルのプロセスを経て、鉄や金属、他の素材として新たな製品や部品として活用されることで、資源の循環を促進し、持続可能な社会への貢献が行われています。

解体して部品ごとに販売される

廃車ヤードにある車は、解体されて部品ごとに販売される過程を経て再利用されます。まず、廃車車両は専門の解体業者によって解体作業が行われます。車の各部品は丁寧に取り外され、その状態によって再利用できるかどうかが判断されます。

有用な部品は整備や清掃が行われた後、部品市場に流通します。廃車はただの廃棄物ではなく、再利用可能な価値のある資源として再生が可能です。

海外で販売される

廃車ヤードにある車の一部は、海外で販売されます。廃車ヤードには、動かなくなったり修理が難しい車や部品が保管されていますが、これらの車は一部がリサイクルや解体処分される中で、まだ利用価値のある車両は中古車市場で再活用される場合があります。

特に、発展途上国や中古車需要の高い国々では、中古車の需要があるため、修理や改修を施し、中古車市場で販売されることがあります。これにより、廃車ヤードに保管されていた車が新たな所有者に引き継がれ、再利用されることで、資源の有効活用と経済的な利益が生まれます。

ただし、車両の状態や法規制に適合するかどうかが重要であり、安全性や環境面にも考慮が必要です。

廃車ヤードの車は購入可能!事前にデメリットを理解しておこう

廃車ヤードによっては、置いてある車の購入に応じてくれるところもあります。

購入を希望する車がある場合は、一度交渉してみるといいでしょう。

廃車ヤードで車を購入すると、珍しい車を安く手に入れられるというメリットがあります。

しかし、一方で故障や安全面、トラブルのリスクもあるため注意が必要です。

値段や見た目だけで購入を即決せず、デメリットも理解したうえで慎重に判断することを心がけましょう。

また、廃車を売りたいと考えている人は、車買取のソコカラを利用することをおすすめします。ソコカラでは、どんな廃車であっても1万円以上で買い取ってくれます。さらに、WEBで簡単に審査依頼をすることができるため、来店する必要がありません。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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